高校時代に母親を、大学時代に父親を亡くした桐嶋水斗は、日本心臓外科界の権威・長山の援助を受けて医師となった。だが、水斗は“ある理由”により心身ともに疲弊していく。そんな生活の中で出会う、敏腕外科医・樋口洋一郎。これまでの生活と決別するため、水斗は最後の望みをかけて樋口に近づくが……。
医学界を舞台に繰り広げられる、男たちの愛や欲望を描いた華藤えれな氏の大ヒット小説『シナプスの柩』(幻冬舎コミックス/リンクスロマンス刊)が、ドラマCDとして登場。主人公・桐嶋水斗を野島健児さんが演じるほか、小西克幸さん(樋口洋一郎役)や千葉一伸さん(海堂役)ら豪華キャストが出演する。
野島健児「この作品は後半がすごく気になりますね。このままふたりはハッピーエンドなのか、それとも恨みをはらしていくのか……。ホントに先がどうなるのか気になって、最初、台本を読むスピードが自然と早くなってました。あと、物語の途中から、水斗と樋口の役割が変わるんですが、こういう展開の作品はなかなかないと思いますよ。やっていてすごく楽しかったです。最後に、このCDを聞いた方がどういうことを感じとってくれるかが気になりますね。いろんな捉え方があるとは思うのですが、大切なものは何なのかっていうのを考えさせてくれる作品だと思いました」
小西克幸「この作品に参加させていただいて、一番は長山をなんとかしてやりたいと思いました。心にたまったモヤっとしたものをなんとかしたいなと。アフレコをすればするほど、長山への憎悪がわきたって。人の心をこんなに動かせる本って、純粋にすごいと思いました。難しかったのは手術のシーン。どれぐらい指示を出して、周囲にどういうふうに指示をかければいいのか、どれぐらい慣れていればどれぐらいのテンポで手術できるのかなど、まったく想像できなくて、難しかったですね」
千葉一伸「心のつながりが深く描かれていて、とてもせつなくなる作品でした。とくにラストのシーンが、非常にいいなと思いましたね。原作を読んだ方も読んでいない方もラストへ向けての展開や、野島くんと小西くんの芝居がどういう形で心に響くのか、ぜひ楽しみにしてほしいと思います」
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