声優道

超ベテラン声優からあなたへ、声優になるための極意を伝授します。


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よこざわけい子の声優道

プロダクション「ゆーりんプロ」および「よこざわけい子声優・ナレータースクール」の代表として、多くの声優を育てているよこざわけい子さん。さまざまな 代表作にまつわる思い出や、これまで歩んできた“声優道”を、3回に分けてお送りします。

プロフィール

よこざわけい子 よこざわけいこ…9月2日生まれ。ゆーりんプロ代表。代表作はアニメ『ドラえもん』(ドラミ)、『若草のシャルロット』(シャルロット)、『はいからさんが通る』(花村紅緒)、『The・かぼちゃワイン』(朝丘夏美)、『エスパー魔美』(佐倉魔美)、『天空の城ラピュタ』(シータ)、TV『にこにこぷん』(ぴっころ)ほか。

①児童劇団からラジオドラマを経てテレビドラマの世界へ

児童劇団からラジオドラマを経て、テレビドラマの世界へ

よこざわけい子

私の両親は新潟県村上市の出身のため、方言で苦労したようなんです。それで娘には標準語を話してほしいと思っていたらしく、私が小3のときNHK新潟の児童劇団員募集に応募しました。児童劇団自体は3年ほどで解散してしまったんですが、私は劇団所属時から新潟で放送されるラジオドラマのレギュラーをいただくようになり、東京の大学に進学しても月に2度は新潟に戻ってラジオの収録をしてましたね。

大学進学を決めるときも、自分がやってきたことを生かせる声優になろうかなと思って日本大学芸術学部の放送学科を選んだんです。なぜ俳優ではなく声優なのかというと、やはり顔出しは見た目のイメージもあるから演じられる役のタイプが決まってきちゃうじゃないですか。でも声優ならもっと幅広い役が演じられる。そう考えて声優を志して大学進学を決めたものの、日芸の放送学科はどちらかといえば番組製作を学ぶところで、声優になるための勉強は教えてなかったんです。そのころ俳協の第1期生募集がありまして、大学と並行して通うことにしたんですが、時期を同じくしてNHK大阪制作のドラマ『花ぐるま』への出演が決まっちゃったんです。収録のため1年間は大阪との往復をしなくちゃいけないという状況だったので、残念ながら大学は中退しました。それからずっとこの世界にいますが、最初は顔出しのテレビドラマ出演が中心だったんです。

コマーシャルの吹き替えをきっかけに、声優の仕事中心に

声優の仕事にシフトするきっかけになったのは、日本で大ブームになったアグネス・ラムさんのコマーシャルでした。彼女は日本語ができなかったので吹き替えの人を探していたらしいんですが、声のイメージが合う方がいらっしゃらなかったみたいなんです。最後の最後に私が呼ばれたんですが、幸運にも私がやらせていただくことになりました。それからは事務所の俳協にも「声の仕事もやるんだ」と思っていただけたみたいです。
顔出しのドラマのお仕事と声のお仕事をくらべると、一番の違いは拘束時間なんです。どちらの仕事も半々で受けていた時期もあったんですが、どうしてもドラマにかかる時間が多くなってしまい、両立はちょっと難しいということになりました。それで、本来やりたかった声優のお仕事を中心にやっていくことにしたんですが、最初はNHKで放映される洋画吹き替えが中心でしたね。アニメの初仕事は『タイムボカン』のゲスト主役です。その後、『タイムボカン』でヒロインを演じていた岡本茉利さんが映画『男はつらいよ』のロケで1か月お休みすることになったとき、オーディションを受けて代役をさせていただきました。ほどなく、同じ製作会社が新作アニメを手がけることになったとき、ヒロインに選んでいただけたんです。それが『ポールのミラクル大作戦』のニーナ役でした。

先輩から学ぼう!

声優相談室、柴田がカツ
最強声優データベース、声優名鑑

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