声優道

超ベテラン声優からあなたへ、声優になるための極意を伝授します。


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大原めぐみの声優道

結婚して専業主婦になってから声優の勉強を始め、声優デビューして間もなく国民的アニメ『ドラえもん』の野比のび太役をゲット!! 以後、『ドラえもん』を中心に、アニメ、ゲーム、ドラマCDなど幅広く活躍している大原めぐみさん。これまで大原さんが歩んできた声優道を、全3回のトークでお届けします。

プロフィール

大原めぐみ おおはらめぐみ…4月16日、東京都生まれ。ケッケコーポレーション所属。主な出演作は、アニメ『ドラえもん』(野比のび太)、『それでも町は廻っている』(夏彦少年、末兼レポーター)、『やなせたかしメルヘン劇場』、ゲーム『スぺクトラルジーン』(エンジュ)などに出演。

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①勉強すれば声優になれるかもという“勘違い ”から始まった!?

勉強すれば声優になれるかもという“勘違い ”から始まった!?

 私は小学校1年生の頃、児童劇団に入っていたんです。父親が私を芸能人にしたかったみたいで、毎週末に劇団に通っていました。映画やドラマにメインで出たことはなかったのですが、CMなどにエキストラで出演したことがあります。それから小学校の演劇クラブでも少しお芝居をやりましたが、そのときも楽しかったですね。_DSC7241_1

 声優という職業に憧れたのは、10代後半の頃でした。何となく「華やかな世界っていいなぁ」と思って。そんな憧れというのも、どこかに父親の影響があったのかもしれないですね。「父を見返してやりたい」という気持ちが私の根っこにあって、後に芸能界に飛び込んだのかなとも思います。

 勉強は苦手だったので、唯一好きな科目だった英語を磨こうと、専門学校で英語の勉強をしていました。でも、英語を仕事にできるようなレベルには全くいけなくて、自分の将来についていろいろと模索していたんですね。19歳か20歳の頃です。そんな時期に、雑誌で「声優無料育成オーディション」の募集記事を見つけて応募したんです。

 そしたら3次審査まで進んで、審査で舞台に立ったんですよ。すごく緊張したんですけど、それよりも楽しさの方が勝りました。結果的にオーディションはそこで終わってしまいましたが、その経験が私の背中を後押ししてくれました。その頃、2回くらいオーディションを受けたんですけど、1次審査で落とされることはなく、割と良いところまでいけたので、そのことが自信につながりました。そこで「基本的な勉強をすれば、声優になれる可能性があるんじゃないか」と勘違いしてしまったんです(笑)。思えば、そこがスタートでしたね。

“やればできる”と結婚・出産後27歳で声優の道へ

 「声優になるには、基本的なことから学ばないと難しいんじゃないか?」と気づいた私は、声優の勉強をするために養成所に通い始めます。それが27歳のとき。私はすでに結婚して、子供を出産して、専業主婦をしていました。そのタイミングで声優の勉強を始めるなんて“勇気のいる決断”だと思われるかもしれません。でも、私はそこが変わっていたというか、他の人と違っていたところで、「やればできるんじゃないかな?」と思っちゃったんですよ(笑)。自分の中の可能性を信じて「やってみなければ分からない」と、素直に行動に移すことができました。

 声優養成所のレッスンには2年間通いました。養成所に1年通ったところで今の事務所の入所オーディションに受かって“預かり”になり、2年目からは養成所と並行して事務所でも勉強していました。その預かり期間に初めてゲームのお仕事をいただいて、声優としてスタートしたわけです。

 最初の現場では、もう緊張しかなかったです(汗)。もちろん自分が「こうやりたい」という芝居を練習してから現場に臨んだのですが、緊張しすぎて出しきることができず、悔しい思いをしました。何が何だか分からないうちに終わっていましたね。そんななかで精一杯やったという感覚もありますが、緊張する自分をどう打破すればいいんだろうという課題を持つことができました。

周りの人たちに支えられ、仕事と子育てを両立!!

 _DSC7257_1声優デビューして13年目に入った私ですが、これまでお仕事を続けてこられた一番の要因は、家庭環境に恵まれていたことだと思います。主人がすごく協力的で、応援してくれる人だったんですよ。私が「声優の勉強をしたい」と言い出したときも「君がやりたいのなら、やってみれば?」と賛成してくれて。私が説得する必要はまったくなかったです。

 レッスンに通い始めてからは、主人が子供を見てくれるようになりました。主人は子供好きで、子育てが大変だとこぼすこともなく、私がレッスンから帰っても温かく迎えてくれました。レッスンは週1回、日曜の3時間でしたが、子供がまだ1歳くらいだったので、世話は大変だったと思います。主人には本当に感謝しています。

 声優としてお仕事をするようになってからも、主人は協力してくれています。年に数回、映画のキャンペーンなどで地方に行く仕事もあるんですよ。1泊のときはご飯を用意していきますけど、2泊以上になると子供と一緒に外に食べに行ってもらったり、なるべく主人に負担がかからないようにしています。私が仕事で、主人も出張で出かけるときは、私の母親やママ友に助けてもらったこともありました。本当に周りの人たちの協力があって、何とかお仕事と子育てを両立してこられました。お世話をかけた皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。

 (仕事と子育ての)両立の難しさを感じたときもありますよ。たとえば、子供が病気になってしまったのに、自分は仕事に行かなくちゃいけない、というときは胸が痛みますね。でも、現場に穴をあけるわけにはいきませんから。また、仕事が入って子供の学校行事や発表会を見に行けないときも辛いです。そんなときは子供に「仕事の方が大事なんだ」と思われるのは嫌なので、「同じぐらい大事だけどごめんね。見に行けないけど応援しているからね。頑張っておいで」と話して理解してもらっています。

先輩から学ぼう!

声優相談室、柴田がカツ
最強声優データベース、声優名鑑

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