ただいま修行中

スクールでばりばり修行中の先輩たちから、あなたへの貴重なアドバイス


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藤東知夏さん vol.9

『けいおん!』で念願のデビューを果たした藤東知夏さん。暇さえあれば自主練習に励んでいたという努力が、見事に花開きました。

エイベックス・アーティストアカデミー  ヴォイスアクタークラス・アドバンス

声優になりたいと思ったきっかけは?

中学のとき、友達に薦められて見始めた『デジモンアドベンチャー02』に夢中になってしまって、声優さんの存在を意識し始めたのが最初です。それまでもアニメは好きでよく見ていたんですけど、声をあてている人がいるなんて考えてもみませんでした。

それからすぐに養成所に通い始めたんでしょうか。

養成所写真

中学のときからさまざまな養成所のパンフレットを集めたりしましたが、実際に養成所に通い始めたのは19歳のときです。高校3年では声優のレッスンが受けられる専門学校への進学も考えたんですが、高校の先生に「声優になりたいんです」っていうのがどうしてもイヤで、結局大学に入学して、新生活にも慣れた大学2年から養成所に通い始めました。今から思い返すとなぜそんなにイヤだったのか解らないんですが、誰もがなれるわけじゃない厳しい道だというのは当時から十分承知していたので、頭ごなしに夢物語だと一蹴されるのがイヤだったんでしょうね。

最初は大阪にある養成所に通っていたそうですね。

地元が兵庫県なので大阪にある養成所に入ったんですが、2年ほど通ったところでその養成所をやめて上京しました。声優さんの活動を考えると東京でのお仕事が圧倒的に多いし、養成所も大阪よりたくさんあるので、自分に合った、もっとステップアップできるようなスクールがあるんじゃないんかと思ったんです。それで上京前にエイベックス・アーティストアカデミーの体験レッスンを受けたんですが、演技だけではなくてヴォーカルレッスンやダンスレッスンにも力を入れているなど総合的な実力を養えそうな手応えを感じて、入学を決めました。

入学してみて良かったところ、入学前に抱いていたイメージと違ったところはありますか。

空いているスタジオを無料で借りて自主練習ができるのがうれしかったですね。3ヵ月ごとにスキルチェックがあって、自分の実力や成長の度合いを把握できるから、自分の弱い部分を集中的にトレーニングできるんです。同じクラスのメンバーの演技を見て「こういう解釈もあるんだ」「こういう表現ってアリなんだ」と感じることも多くて、よきライバルとして頑張ってこられました。

そして『けいおん!』の真鍋和役でみごとデビューを果たされました。

 

自分でも最初は実感がなくて、自分の声がテレビから聞こえてくるという違和感がぬぐえなかったんですけど、最近は作品世界に自分が入れたっていうことを素直にうれしいと思えるようになりました。出演が決まったときには両親にも電話で報告したんですが、「そ、そうなんだ……」ってわりとあっさりいわれちゃったんで拍子抜けしましたけど、とまどっていただけみたいで「驚いているように聞こえないかもしれないけど、すごく喜んでるんだよ」とフォローしてくれました(笑)。

養成所写真

アフレコ現場で「レッスンを受けてきてよかった」と感じたことは?

実際に現場に出てみなければ解らないこと、学べないことも多いんですが、レッスンのなかで学んできたこともいろいろな面で役立ってます。なによりもオーディション形式の実習があったおかげで、『けいおん!』のオーディションでもひどく緊張することなく力が発揮できて、役がいただけたんじゃないかと思うんですよ。アフレコ実習にも力を入れてくださっていたので、現場でとまどったり、マイクワークで共演者のみなさんにご迷惑をかけたりすることも少なくてすみました。ただ、レッスンで学んできたことのすべてを現場で出すのはすごく難しいです。緊張もしますし、収録を終えてから「もっとこうすればよかった」と思うこともたびたびあります。

尊敬する声優さんがいらっしゃったら教えてください。

坂本千夏さんと折笠富美子さんです。おふたりとも『デジモン』シリーズにご出演されていたんですが、大人の女性から少年役まで何でも演じられるじゃないですか。実際に声だけ聞き比べてみたら、役によってそれほど変えているわけではないと思うんですけど、演技のしかたでそのキャラクターの声として聞かせられるところがすごいですね。私も少年役や動物役などいろいろなキャラを演じて、もっと実力を磨きたいです。

藤東さんが声優になるために一番大切だと思うことは何でしょうか。

自分を信じて努力し続けることです。私より演技が上手い人はたくさんいるし、そういう人と自分を比べて「私って声優に向いてないんじゃないか」と落ち込んだこともあります。でも、落ち込んだり悔しがったりするほどできることを全部やりつくしたのかっていったら、答えはNOなんですよね。逆にいえば、私にはまだ伸びる余地があるっていうことだと信じて、自分を磨き続けていきたいです。あと、私が今こうしていられるのも、両親や応援してくれた友達、養成所の先生、さまざまな人の支えがあってこそだと思ってます。10年、20年経っても、その感謝の気持ちは忘れずにいたいですね。

(取材:2009年6月11日)

学校から一言
エイベックス・アーティストアカデミー
ディレクター 秋元信洋さん

本校では受講生のヴォイスサンプルを作って、様々なエンタテインメント企業の関係者に配っているんですが、そのなかでも藤東さんの声を気に入ってくれたところがあったんです。それでデビュー前に企業関係のお仕事をお願いしたこともありましたね。
その時はそういった経験が今後、少しでも自信につながってくれればと、思っていました。
やはり、デビューを果たせた一番の要因は、彼女のひたむきな努力だと思います。
空いている時間を見つけては自主練に励んでいた姿はスタッフもみんな見てますし、そうやって努力し続けるという習慣付けによって、チャンスをつかむ準備が自然とできていたんじゃないでしょうか。
実は彼女は歌も上手いんです。さすがに歌でデビューを目指すヴォーカルコースの受講生のトップレベルとまではまだいきませんが、声優タレントコースの中ではかなりの上位に入るんじゃないでしょうか。歌える声優アーティストの育成を目指している当校としては、歌も努力し続けていって欲しいですね。

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