ただいま修行中

スクールでばりばり修行中の先輩たちから、あなたへの貴重なアドバイス


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佐々木篤さん vol.10

さまざまなひとの暖かい思いに恵まれて、ここまで進んでこられたという佐々木さん。心が折れそうなときは、支えてくれた人の顔を思い出して、気持ちを新たにがんばっています。

ミツヤプロジェクト

子供のころからアニメやゲームが好きだったんですか?

ゲームはファミコン時代からやってましたし、アニメも暇があればいろいろ見てました。でも物語の展開や世界観が好きで見ていたというか、作品として好きというレベルだったので、声優という仕事を意識してなかったんです。高校に進学してから、たまたま同級生が声優の話題をもち出してきて、そこで初めて「こんな仕事もあるんだ、大好きなアニメやゲームを仕事にできるんだ」と思ったんです。ちょうど進路を決める時期だったので、声優になるための専門学校の資料を取り寄せたりしました。

ミツヤプロジェクトに入所した経緯を教えてください。

養成所写真

最初は地元の横浜で別の専門学校に入学しました。ところが声優になるための勉強をしているうちに、舞台演技にも興味が出てきてしまったんです。それで講師の方に「アニメと舞台の仕事を両方できるようなプロダクションはありませんか」と相談したら、ミツヤプロジェクトを薦められました。ただ、時期がかなり遅かったんで、ミツヤプロジェクトの正式な入所オーディションの日程はすでに終わっていたんです。でもどうしても入りたいとお願いしたら、特別にオーディションを受けさせていただけることになって、今はこうして無事にミツヤプロジェクトに通えるようになりました。

入所してみて、入る前の印象と変わったところはありますか。

専門学校でそれなりに演技の勉強をしてきたつもりだったんですが、入所してみたら自分なんてまだまだなんだということを思い知りました。それまでは「与えられた課題をただこなす」みたいな専門学校的なノリがあったんですが、できないこと、弱いところを自分で突き詰めて磨いていかなければならないんだと改めて感じましたね。先生方もほんとに細かいところまでよく見て、的確なアドバイスをくださるので、勉強しなければならないことが明確に見えてくるんです。そしてひとつクリアすると、また別の弱点が見えてきたりして、演技って奥が深いんだなとつくづく思います。

現在はどんなところが弱点だと思いますか。

僕はわりと低い声を出すのが得意で、周囲の方からも評価をいただけていると思います。逆にいうと高い声が出しづらいので、子供や若いキャラクターを演じるのが苦手ですね。あと苦手というのとはちょっと違うんですが、プロの声優さんはたった一言のセリフであっても、どんなキャラがどんな状況でどんな気持ちで発しているかといった細かいところまですごく考えて演じているんです。これまでにいくつか現場を経験させてもらって、そういう場面を目の当たりにすると、自分の掘り下げ方はまだまだ甘いなと感じますね。僕はミツヤプロジェクトに入って4年目になりますが、卒業がないので生徒という立場でいられることに甘えちゃいそうになるんです。もっと自分に厳しくなりたいですね。

演技の勉強をする前と今とで、変わったところはありますか。

 

親からは「明るくなった」といわれますね。あとは「声が大きくなった」とも。昔は自分の意見もなかなか言えなくて、ずっと家に籠もってゲームをしているような内向的な子供だったんです。それが初めて「声優になりたい」という目標をみつけたものだから、親も喜んでサポートしてくれています。今でも初めての人と会うときは緊張してしまうんですけど、コミュニケーションのとり方はうまくなったんじゃないかと思います。

養成所写真

演じるときに大切にしていることは?

滑舌とかアクセントといった技術的なことはもちろんですが、僕はどちらかというと感情を動かしづらいタイプなんで、演じるキャラクターが何を感じているのか解らなかったりするんです。どうにかしてキャラクターの気持ちになろうと、必死で考えて演じてます。先生方も「こういうシーンでは、こう思ってるんじゃないの?」みたいな細かいアドバイスやダメ出しをしてくださいますが、演技って答えがひとつではない世界なので、やっぱり自分で考えないとダメですね。

目標とする声優さんがいたら教えてください。

大塚明夫さんです。すごく渋くてかっこいいキャラを演じていらっしゃって、僕の憧れですね。あと速水奨さんも目標とする声優のひとりです。いつかは大塚さんや速水さんのように渋いキャラが演じられるようになりたいですね。

これから声優を目指したいという後輩に、なにか一言声をかけるとしたら?

声優って厳しい世界なのはみんな知ってると思いますし、目指すのはかなり勇気のいることだと思うんです。でも一度目指したのならとことんまでやり抜くのが大切なんじゃないかと思うんです。だから諦めないでほしいですね。僕自身、「このまま続けていても、ほんとに声優としてやっていけるんだろうか」と不安になることがあります。でも自分で勝手に限界を作って諦めてしまっては、今まで支えてくれた家族とか教えてくださった先生に失礼じゃないですか。とにかく頑張ってもっと演技を深めていって、いつかは胸を張って代表作といえるような大きな役をつかむのが、見守ってくれた人たちへの恩返しにもなると思っています。

(取材:2009年7月22日)

学校から一言
ハマノゼミ講師 音響監督
 ハマノカズゾウさん

佐々木君は独特の低い声を持っていて、それをどうにか「プロレベル」で使えるようにならないかレッスンで鍛えてきたのですが、最近メキメキと力を付けてきました。
試しに現在、私がディレクションしているアニメ作品に呼んだところ、スタッフさんたちの評価も高く、これからを期待している生徒です。
彼がレベルアップしてきた理由としては、「環境」が一番の大きな要因だと思います。
声優のプロとして頑張っていきたいと思う仲間がいて、その仲間たちと切磋琢磨して、その仲間に「負けたくない」と思う気持ちが彼のスキルアップにつながっていると思います。
是非、演技を志す仲間と「楽しく」、「厳しく」プロを目指していってもらいたいですね。

おすすめの学校

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よこざわけい子声優・ナレータースクール

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子供の頃に見た大好きなアニメの声優になりたい… 夢を諦めない人をよこざわけい子が応援します。

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総合学園ヒューマンアカデミー パフォーミングアーツカレッジ(声優・タレント・俳優・ヴォーカリスト)

一般声優スクール(各種学校)

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学校法人 東京芸術学園 音響芸術専門学校

専門学校(専修学校)

2017年4月。各学科をリニューアルし、教育内容をさらに充実させた音芸の「パフォーマーズ・ディビジョン」。元宝塚歌劇団の春風ひとみ副学校長をはじめ、初代鉄腕アトム役で知られる清水マリ、ハリー・ポッターシリーズやアニメ『BLEACH』等で声優としても活躍する俳優の斎藤志郎など、声優・演劇・音楽、各界のリーダー達が、バラエティに富んだ丁寧な授業を展開しています。

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