ただいま修行中

スクールでばりばり修行中の先輩たちから、あなたへの貴重なアドバイス


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笹本奈津枝さん vol.12

小学生のときは自分の声がきらいだったという笹本さんですが、その声を生かせる声優を一生の仕事にしたいと決意。10月からテレビ東京系で放映中の『FAIRY TAIL』でアニメ作品デビューも果たしました。

総合学園ヒューマンアカデミー パフォーミングアーツカレッジ声優専攻2年

最初に声優になりたいと思ったのはいつごろのことですか。

子供のころからアニメは見てたんですけど、初めて声優という仕事を知ったのは中学生のときです。友達が声優ファンになったおかげで、いろいろと教えてもらったんです。女性の声優さんが少年役を演じることもあると知って、そんなこともできるんだ、演技ってすごいなと感動しました。じつは小学生のころから声が低くて、自分の声が嫌いだったんですけど、声優ならこの声を生かせるかもしれないと思いました。

たくさんの養成所の中からヒューマンアカデミーを選んだ理由は?

とにかく少しでも早く声優になりたいという思いがあったんですけど、だからといって演技の経験もない私が半年や1年勉強したくらいで声優になれるわけがないと思ったんです。できれば声優を一生の仕事にしたい、息の長い活動をしたいと思っていたので、基礎の基礎からしっかり教えてくれる専門学校を探しました。ヒューマンアカデミーにはインターンシップ制度があって、在学中から現場を経験することができるんです。そういう意味では私の希望にぴったりの学校でしたね。

 

実際に入学してみて、いかがだったでしょうか。

事前に体験入学にも参加して学校の雰囲気は分かっていたんですが、レッスンはさすがに大変でした。それまでは演じることの楽しさばかりに目がいっていたん ですけど、演じるためには演技力だけではなく、体力、読解力、想像力、集中力などが必要で、何もかも自分に足りないものばかりだったんです。最初は何を やっても満足にできなくて、くやしい思いもしました。ただ、演技って生の自分をさらけ出す仕事だから、永遠に成長し続けることができるんだと肌で感じて、 ますます声優になりたいという思いが強くなりましたね。

得意なレッスン、苦手なレッスンはありますか。

養成所写真

得意というのではないんですけど、好きなのはナレーションの授業です。ナレーションってキャラクター演技のような抑揚や表現をつけられないので、どうして も基本となる読みかたが決まってきちゃう部分があるんですけど、そのなかでどうやって私らしい個性を出していくか試行錯誤するのが好きなんです。逆に苦手 なのはマイクワークですね。映像のタイミングに合わせてマイクの前に立ってセリフをいうだけなんですけど、映像に気を取られて演技が疎かになることが多い んです。一度失敗すると、その後の演技がどんどんボロボロになっていっちゃうので、とにかく最初から最後まで緊張します。

10月から放映が始まった『FAIRY TAIL』に番組レギュラーとして参加されているんですよね。

現場に出ると、今の自分はできないことも多く、勉強不足を痛感しました。その代わり、要求された以上のことができると、「じゃあもう少し出番を増やそうか」みたいな展開になることもあるんです。現場ならではの厳しさと、自分の実力次第でどうにでもなるんだという自信の両方を感じました。でも『FAIRY TAIL』は現場のスタッフさんも共演者の皆さんもとても優しくて、私がまだ学生だからと大目に見てくれている部分も多いと思うんですよ。卒業してプロの 声優として独り立ちしたときにどういう評価が待っているのか、ちゃんとプロとして見てもらうためにはもっと勉強するしかないと切実に感じて、レッスンに対する捉えかたや真剣さが変わりました。現場によってはインターンシップであっても、お金を払ってるんだからプロとしての仕事を求められることもあって、す ごく厳しいことをいわれて落ち込むことも多いですね。でもどんな現場であっても、そこから学べることは大きいと思います。

入学当初とくらべて、ご自分ではどんなところが成長したと思いますか。

入学当初から、「プロの声優になるんだから、いい意味でプロ意識をもとう」と思ってたんです。でもそれは「プロ意識をもった学生」でしかなかったんですよね。それが分かっただけでも成長だと思います。演技力に関しては、自分でもいまだに満足のいく演技ができたことがないので、成長したかどうかよく分からな いんですよ。ただ、『FAIRY TAIL』の学内オーディションのとき、どういう部分が良かったのかは分かりませんが、「お金を払ってでも使いたくなるものがある」という評価をいただけたのはすごくうれしかったですね。

 

将来はこんな声優になりたいというような目標があったら教えてください。

アニメだけでなく外画やナレーションなど、どんなお仕事でもこなせる声優になりたいです。憧れの声優さんは松本梨香さんですね。中学生のころに最初に惹かれた声優さんということもありますし、少年の声を違和感なく聴かせることができるのに、ご本人はとてもそんな声を出しているとは思えないくらい女性らしい方だったことにびっくりしました。それだけの演技力があって、しかもラジオや舞台や歌などさまざまな活動に精力的に取り組んでいらっしゃる姿は、憧れでもありますし励みにもなります。私もいくつになっても挑戦する気持ちを忘れない声優になりたいですね。

声優を夢見ている人に、一歩先を行く先輩としてなにか声をかけるとしたら?

私のモットーは「やりたいと感じたときが、やるべきとき」です。声優になりたいと夢見ながら、「でも私なんか才能がないし、声優には向いてないかもしれな い」と思っている人って、意外と多いんじゃないでしょうか。でも私の少ない経験からいわせてもらうと、どんなことも挑戦してみなければ向き不向きは分から ないと思うし、元から才能があるとか声優に向いているという人を探すほうが難しいんじゃないかと思ってます。やっぱり大切なのは、声優になりたいという気持ちですよね。どうやって自分の理想とする姿に近づいていけるのか、私も毎日が試行錯誤です。思うようにいかなくて落ち込んだり、自分が嫌になったりすることも多いですが、初心を忘れずに常に自分と向き合っていきたいと思ってます。

(取材:2009年9月29日)

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