ただいま修行中

スクールでばりばり修行中の先輩たちから、あなたへの貴重なアドバイス


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粕谷菜摘さん vol.20

保育士を目指していた粕谷さんが、声優という道を志したのは大学生になってからのこと。映像を通してより多くの子供たちと触れあい、感動を届けたいという夢をもっています。

松濤アクターズギムナジウム 第17期生 週3日コース本科

粕谷さんが声優になりたいと思ったのは、いつごろのことなんでしょうか。

じつはかなり遅くて大学3年のときなんです。声優という職業があること知ったのは小学校2年くらいのときで、アニメ好きだった姉が「きかんしゃトーマスとアンパンマンが同じ声なんだよ」みたいに教えてくれたんです。違うキャラクターなのに同じ声ってどういうことだろうと思っていろいろ調べてみて、キャラクターの声を演じている役者さんがいるんだということを知りました。そのときは「声で違うキャラクターを演じ分けるってすごいな」と感動したんですが、自分が声優になるなんて考えてもみませんでした。

ではどうして声優になりたいと思うようになったんでしょうか。

松濤アクターズギムナジウム

 

私はずっと子供のためになるような仕事がしたいと思っていて、保育士を目指して大学に進学したんです。でもある日、テレビをつけっぱなしにしていたらアニメのセリフが聞こえてきて、画面も観ていないのにそのセリフだけで泣けてしまったことがあったんです。物語の展開も分からなければ、誰が演じているのかも分からなかったのに、そのセリフだけがすっと心に染みこんできたような感じでした。

 

それで改めて、声だけで人間の心を揺さぶることができるんだなと感動したんです。私は子供と関わりたくて保育士を目指していたんですが、声優になればテレビを通してもっと多くの子供と触れあうことができるんじゃないかと思い、声優という仕事に魅力を感じました。

 

それから声優を目指すのは、かなり勇気が要ることなのではないかと思います。

大学まで通わせてもらっているのに、いきなり「声優になりたい」といったら両親もびっくりしちゃうと思ったんで、姉以外には内緒にしていました(笑)。ただ、自分でも「もしかしたら一時の気の迷いかもしれない」とは思ったので、とりあえず大学を卒業して保育士の資格をとって、福祉関係の仕事をしながら声優養成所の学費を貯めて、それでも諦めきれなかったら養成所に通おうと思っていました。

数ある養成所の中から松濤アクターズギムナジウムを選んだ理由は?

実家から近いので通いやすかったことと、学費が安かったこと。それと、レッスンが厳しいと評判だったことです。ネットで検索して資料を請求したり、さまざまな養成所の体験入学に行ってみたりしたんですが、松濤の体験入学ではいきなり講師の先生から「声優になんてやめちまえ」といわれたんです。「ほかにもたくさん仕事はあるし、役者にならなくても死なないから、そんな厳しい道に好んで進みたがるなんてやめておけ」という意味なんですが、いきなりいわれたらびっくりしますよね(笑)。でも松濤なら、そういう厳しさをふくめて必要なことは全部包み隠さず教えてくれると思って入学を決めました。

粕谷さんは特待生オーディションを受けて準合格になったんですよね。

やはり学費が安ければ安いにこしたことはないですから(笑)。でも、私は学生時代に演劇部にいたこともないし、なにをしたらいいのかもまったく分からない状態だったので、とにかく「やる気だけはあります」という意気込みを前面に出すしかできませんでした。一体、私のどこを見て準合格にしてくださったのか、今でも不思議ですね。

 

そして入学されたわけですが、レッスンを受けてみた印象は?

 

松濤アクターズギムナジウム

体験レッスンでは、声優とはどんな仕事なのかというのをアフレコなどを通して体験させてもらえたんですが、実際のレッスンではまず演じるための体作りから始まるんです。腹筋やランニングなど運動だけで終わるレッスンや、発声と滑舌だけひたすら訓練するレッスンもあって、なにがなんでも基礎は大切なんだと思い知らされました。考えてみたら、長編映画のアフレコでは10時間くらい立ちっぱなしでしゃべりっぱなしということもあるし、体力がなければ務まらない仕事なんですけど、最初はキツくてキツくて体重が4キロくらい落ちましたね(笑)。

レッスンは週3回ですが、レッスンのない日はどんな風に過ごされているんですか。

1年目は、レッスンのない日も自主練のため学校に来ようと思って、毎日通っては教わったことをとにかく繰り返して体に覚えさせていました。2年目になってからは、声優の勉強だけしていると世界が狭くなってしまうと思って、派遣販売員やテレホンアポインターのアルバイトをしています。どんな雰囲気でどう声をかけたらお客様にアピールできるのかとか、いろいろ考えながらアルバイトをしていると、声優の勉強にもなっているんじゃないかと思います。

すでに『世紀末オカルト学院』で、アフレコ現場も経験されているんですよね。

もうなにがどうとかいうレベルではなくて、全部が全部ヤバかったです(笑)。出演が決まったという知らせを受けたときも、自分のなにが評価されたのかまったく分からなかったし、不安と緊張でガチガチでした。とりあえず自分のやりたいことだけはやったつもりなんですが、音響監督さんから「生っぽい芝居だね」といわれてしまって、それがどういうことなのかまったく分かりませんでした。今から考えると、自分が物語の中に入っていかなければいけないのに、それができてなくて物語の空気と合ってなかったんでしょうね。ただ、1回の現場でも1年間のレッスンに匹敵するような経験ができましたし、演じることに対する意識も変わりました。

将来はどんな役者になりたいと思っていますか。

アニメだけではなく外画や舞台にも出演したいし、どんな役でもこなせるような役者になりたいですね。ただ私は甘えるのが下手なのか、お姉さんぽい役とか女司令官とかはいいんですけど、いわゆる萌えキャラの演技が苦手なんです。たまに友達に甘えてみたりして、いろいろと研究しているんですけどね。ときには怒られて凹むこともありますが、マイナスにとらえると前に進めないじゃないですか。全部自分の演技をよくするために必要なことなんだとプラスに考えて、なにくそと思って頑張ってます。あと、どんなに疲れているときでも、嫌なことがあったときでも、いつも笑顔を忘れないようにしたいですね。

(取材:2012年1月12日)

学校から一言
事務局 花塚直子さん

 

粕谷さんが1年のとき、参考までに2年の先輩の演技を聞かせたことがあったんですが、そのとき「あまりよくないですね」と率直な感想をいったことにびっくりしました。あまり素人っぽくないというか、演技に対する要求が高いんだろうと思っていましたが、演技に関しては妥協しないところがありますね。第一印象もとてもりりしい感じで、大人だなと思います。ただ、自分に対しても厳しすぎるのか、崩れたところやだらしないところを見せたことがないんです。女司令官やお姉さんキャラはいいけど、萌えキャラは苦手というのもよく分かります。演技ではそういうブレない面がマイナスになることもありますから、自分でも分かっているとは思いますが、いい意味でもっとはっちゃけてほしいですね。そこが今後大きく飛躍するためのキーワードになるんじゃないでしょうか。

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