ただいま修行中

スクールでばりばり修行中の先輩たちから、あなたへの貴重なアドバイス


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保志亜衣美さん vol.28

児童劇団や短期大学で舞台演劇を学んできた保志さん。その楽しさを知りつつも、小さいころから憧れていた声優の道を諦めきれず、この世界に飛び込みました。そして今、一歩ずつ着実に前に進んでいます。

インターナショナル・メディア学院

保志さんが声優という仕事に興味をもったのは、いつごろのことでしたか?

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  小学生のときからアニメが好きで、声優という仕事への憧れがありました。私が声優になれるわけがないとも思っていたんですが、それでも演技の世界に興味があって、小・中・高校とずっと演劇部に所属していました。高校生になってからは劇団にも入って、演劇科のある短大に進学して学ぶうちに、できれば演技の世界で生きていきたいと思うようになったんです。そのころには舞台演技も楽しいなと思うようになっていましたが、やはり最初に憧れをもった声優という仕事が諦めきれず、短大卒業を期に声優養成所を探し始めました。

 

 

 

インターナショナル・メディア学院を選んだ理由は?

 さまざまな声優養成所の情報をチェックしていたときに、あるゲームの主題歌オーディションが開催されることを知りました。そのオーディションの主催が、インターナショナル・メディア学院の母体となっているIAMエージェンシーだったんです。それはあくまで歌のオーディションだったんですが、「声優としての道が開けるかも」と思って挑戦したところ、運良くグランプリをいただけました。そして、IAMエージェンシーに所属させていただくとともに、インターナショナル・メディア学院でレッスンを受けることになりました。

劇団や短大で勉強されたことと、声優になるためのレッスンでは、なにか違いがありましたか。

 演じるという意味では同じなんですが、表現のしかたはまったく違います。私にとってはまず、アフレコのレッスン自体が初めてのことでした。画面に映し出される絵に合わせて演技することが、窮屈に感じられた時期もありましたが、小さいころから憧れていた仕事というのもあって、ものすごく楽しいですね。あと、インターナショナル・メディア学院では、フリートークのレッスンもあるんです。演技ではどんなセリフも役としてしゃべらなければいけませんが、フリートークでは素のままの自分が出てしまうので、恥ずかしいし難しいですね。自分自身の幅を拡げるためにも、ふだんから周囲のことに興味をもって生活しなければいけないなと、改めて実感しました。

ご自身の幅を広げるために、心がけていることはありますか?

 まだまだ口下手なので「それでも毎日努力しているのか?」と思われそうなんですが(笑)、日々おもしろいなと感じること、今までは聞き流していたけどよく考えると変だなと思ったことなどを、メモ帳に書き込んでいます。気になったことはそのままにせず、後で調べたりして、とにかくどんなことにでもアンテナを伸ばしておくようにしています。

では、最近で気になったことは?

 よく夕方になると、街でドヴォルザークの『家路(遠き山に日は落ちて)』のメロディを聴くことがありますが、その日本語詞のなかに「いざや、楽しきまどいせん」という部分があるじゃないですか。ずっと、そういうものだと思って歌ってきたんですけど、よく考えたら「まどい」という言葉が何を意味しているのか知らなかったんです。それで調べてみたら、家族の団らんとか、親しい人達が円を描くように集っていることを「まどい」っていうんですね。これは私の中の用語リストに即時登録だなと思って、チェックしました。

すでにアニメ『GJ部@』『未確認で進行形』など、さまざまな作品に出演されていますが、現場で印象深いできごとがあったら教えてください。

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  先輩方は、すごく自由だなと感じました。私が緊張していたというのもあるとは思いますが、みなさん余裕をもって演じていらっしゃるんです。演技もそうなのですが、休憩時間にもスタッフの方と話して場を和ませたり、私のような新人にも声をかけてくださったりと、あちこちに気を配っていらっしゃるんです。そういった周囲を見る余裕がなければ、いくら自分ひとりで必死に演技しても浮いてしまうので、「声優とはマイク前でただ演技をするだけの仕事じゃないんだ」と改めて感じました。

 

保志さんにとっての、現在の課題は?

 先ほどもいったフリートークもそうなんですが、まだ自分の幅があまり広くないということです。マネージャーさんからも指摘されましたが、役を演じるときに、自分の色が出過ぎてしまうんです。その色が役にはまればいいんですが、自分と違うタイプの役ではマイナスポイントになっちゃいますよね。自分では真剣にやっているつもりなのに「天然ぽくていいね」といわれてしまうことがあるので、もっと影のある役や、ダークサイドな部分をもったキャラクターが演じられるようになりたいです。そのために今、修行中です。

将来はどんな仕事がしてみたいですか。

 やらせていただけるのであれば、どんなキャラクターでも演じてみたいし、未経験のことにも挑戦していきたいと思っています。わがままを言わせていただけるなら、歌の力ってすごいと思うんですよ。私も歌がきっかけでこの世界に入ったし、アニメ主題歌ならばたった90秒で聴く人を作品世界にトリップさせることができちゃう。なので、キャラクターソングを歌ったり、ライブができたりしたら、とてもうれしいなと思っています。じつはこの8月にライブを行うことが決定していますし、私のデビューのきっかけになったゲームのオープニング主題歌が9月にiTuneで配信になるんです。ここからさらに成長できるよう、つねに一歩踏み出す勇気をもって頑張っていきたいと思っています。

 

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