あの敵キャラを主役にした特別編を上映!? 『ウエルベールの物語』スペシャルイベントレポート!




 エルベール国王女・リタは隣国・サンガトラス国との戦争を回避するため、政略結婚を受け入れることを決意した。しかしリタは結婚相手であるゲルニア王子を刺して瀕死の重傷を負わせ、たまたまその場に居合わせた盗賊・ティナと共に逃亡してしまう。中立国・グリーダム国へ落ち延びようとするリタ一行と、それを追うゲルニア王子に絶対の忠誠を誓った騎士・ガラハド。それぞれの想いが交錯し、物語は複雑に展開していく…。

 2007年4月から6月まで、東京MXテレビほかにて放送されたトランス・アーツ制作『ウエルベールの物語』の第二幕が放送決定! これを記念して、11月11日、千葉・舞浜のシネマイクスピアリにて第一部特別総集編上映&キャストトークイベントが開催された。

 まずはリタとティナの出会いからゲルニア王子の死まで描いた第一部の総集編『哀しみの戦士ガラハドの挽歌』を上映。タイトルが表すとおり、なんと敵役のガラハドを主役として、ガラハドの視点で再構成された特別編で、新作カットも追加されているという熱の入れよう。90分にもおよぶこの作品がこのイベントでただ1度上映するためだけに製作されたというのだから驚きだ。

 そしていよいよメインキャストがステージに登場! 出演はガラハド・アイガー役・浪川大輔さん、ゲルニア・ハン役・楠田敏之さん、ティナ・ローター役・竹内順子さん、リタ・シオール役・高橋美佳子さん。

 「主役をすっかり奪われちゃいましたけど」とスネ気味の高橋さん。そんな主役の座を奪った浪川さんも「まったくの予想外でした。うれしかったですけど、あとはもう堕ちていくだけだと思います」と逆に申し訳なさそう。楠田さん、竹内さんも交えてみんなで「ガラハドひどいヤツだよなー」とほどよく浪川さんを盛り上げたところで、トークは第一部の思い出話に。「強いと思っていたリタも、改めて観てみると意外と弱い部分があったり、いろんな表情があることに気づきました」(高橋)、「ティナの第一印象はとってもカッコいいお姉ちゃんだったんですが、知れば知るほどそうじゃないなと分かりました」(竹内)、「ゲルニアは最初からとんでもないヤツだと知ってたんですが、物語が進むにつれて母親のエピソードなどが明らかになり、心が病んでしまうのも仕方ないのかなと…」(楠田)、「ガラハドの第一印象は非の打ち所がない好青年だったんですが、実際はゲルニアへの忠誠をなにより重んじる不器用な人間でした」(浪川)。

 ここで第二幕・第1話の先行上映を挟んで、再びキャストによるトークへ。第二幕でのガラハドの初登場シーンでは、寝起きの声を意識して演技したという浪川さん。竹内さんに「今もできるでしょ?やってみて!」といきなりふられて、「わさび漬けとアドリブはホント苦手なんです……」と、ここでもいじられキャラの本領発揮。

 第二幕ではティナの両親の仇である“死神蜂の男”の行方を追うことが旅の目的となるが、その旅のメンバーにあのキャラが加わることや、あの伯爵の過去が明らかになることなど、秘密の一端が明らかにされた。そして“あの伯爵”の説明をするためにシェリー役・仙台エリさんが登場! しかし、「いや、伯爵って誰だったっけって、スタッフに聞いちゃいました。伯爵がメインのお話があるんですけど、シェリーはその回に出てないんですよね(苦笑)」(仙台)。

 そんな第一部では謎のままだったいろいろな秘密が明らかになる第二幕だが、キャスト陣からも各キャラの見どころが語られた。「オープニングしか出てないです……ゲルニアはみんなの心の中に」(楠田)、「第一部以上の激闘があり、まさかという展開が待っています」(浪川)、「シェリーのあるひと言でティナの心が掻き乱されます。女の子ってこういうことあるよね」(竹内)、「掻き乱すぞ!」(仙台)、「恋愛話がこってりあります! “誰と誰がどうなっちゃうの?”と楽しみにしててください」(高橋)。

 最後に、東京MXテレビにて2008年元旦(1月1日)の26時30分より第二幕の放送が始まることも発表。

 3時間に及んだスペシャルイベントは盛況のうちに幕となった。

『ウエルベールの物語』公式サイト










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