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【イベントレポート】『オーイシ×仲村の想い出アニソン同好会』初となる音楽イベントのオフィシャルレポート! 

オーイシ×仲村の想い出アニソン同好会
1月15日(日)23時59分まで何度でも視聴可能!

1月8日(日)に新宿文化センター 大ホールにて、ファミリー劇場CLUBやYouTube、ニコニコチャンネルなどにて配信中の『オーイシ×仲村の想い出アニソン同好会』初となる音楽イベント「オーイシ×仲村の想い出アニソン同好会 音楽祭」が開催。アニソンシンガーのオーイシマサヨシさんと声優の仲村宗悟さんがスタジオにゲスト声優を迎え、心に残るアニメソングを熱く語り合い、さらには生演奏で歌ったりと、熱くゆる~くアニソンへの“想い”と“思い出”を楽しめる番組初イベントとなった。

オーイシ×仲村の想い出アニソン同好会
イベント詳細

「オーイシ×仲村の想い出アニソン同好会 音楽祭」

日時:2023年1月8日(日)17:30~1月15日(日)23時59分まで
会場:新宿文化センター 大ホール(〒160-0022 東京都新宿区新宿6丁目14−1)
MC:オーイシマサヨシさん、仲村宗悟さん
ゲスト:伊藤彩沙さん、伊東健人さん、岩崎諒太さん、林勇さん、Machicoさん

タイムシフト視聴:ドワンゴチケット申し込みページ
https://dwango-ticket.jp/project/hlXSj1R4dG
※期間中であれば何度でも、生放送終了後に番組を視聴することが可能です。
※上記期間を過ぎると、視聴の途中であっても番組を見ることができなくなります。

イベントレポート

MCのオーイシさんと仲村さんが大勢の観客で埋まった会場内に登場すると、会場からは万雷の拍手が。今回、番組初の音楽イベントとなったことに、仲村さんが「番組の公開収録という形で行ったことはあるんですが、イベントとしては今回は初めてとなります」と切り出すと、オーイシさんも「初めてのイベントにもかかわらず、今日も台本がありません!」と笑いながらコメント。のっけからのリラックスムードに、観客もタンバリンやカスタネットを鳴らしながら、大盛り上がりとなった。

その後、仲村さんが本音楽祭イベントの即興ジングルを歌いあげ、イベントの開始を高らかに宣言。大きな拍手が会場を包み込む中、ゲストをひとりずつステージに呼び込むことに。まずは伊東健人さんが「マクロス ダイナマイト7」の「DINAMITE EXPLOSION」を、Machicoさんが「地獄先生ぬ~べ~」の「SPILIT」を、岩崎諒太さんが「機動武闘伝Gガンダム」の「Trust You Forever」を、伊藤彩沙さんが「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」の「嘘」を、林勇さんが「ハイキュー!!」の「イマジネーション」をそれぞれ歌いながらステージに登場。会場のボルテージは急上昇となった。

その後、登壇者たちは、それぞれ歌った曲の思い出、さらにはMCのフリーセッションに即興で歌を載せていく企画「即興音楽しりとり」などで喉の調子を温め、いよいよゲストの「想い出アニソン演奏」のコーナーへ。この日はオーイシさんと仲村さんがギターを、そして伊藤彩沙さんがキーボードを、そして残りのメンバーたちは思い思いのパーカッション楽器を手にし、生演奏を披露。即興演奏ということでこの日は、1度目はリハーサルで、2度目で本番という流れで行われたが、観客もその過程で、曲のアレンジがその場で少しずつ組み立てられていく様子を直に目撃できる貴重な機会となった。

まずトップバッターは林さん。想い出アニソンは、「SLAM DUNK」の「あなただけ見つめてる」。くしくも現在公開中の映画『THE FIRST SLAM DUNK』で宮城リョータ役を仲村さんが務めていることにちなみ、林さんが「『SLAM DUNK』といえば、今、隣にいるじゃないですか」と指摘すると、会場は大喝采。そしてあらためてこの曲を選んだ理由について林さんが「ここだけの話なんですけど、一番好きなアニメが『SLAM DUNK』で、一番好きなキャラクターが宮城リョーちんなんです!」と告白すると、会場内も「わー!」と大盛り上がり。そこで「もう今日の『あなただけ見つめてる』は、サビになったら(仲村)宗悟さんだけ見つめようかなと思います」と林さんが宣言すると、仲村さんも「見つめててください!」と返し、会場は大笑い。そしてあらためて「俺が小学5年生くらいの時ですかね。その時に『SLAM DUNK』が週刊少年ジャンプに載ってて。中学くらいになるとアニメが放送されたと思うんですけど、とにかくバスケに目覚めたのがこの漫画のおかげですね」と本作への思いを明かした林さんは、バスケ部でも宮城リョータと同じポイントガードを務めていたことを付け加えた。

そして曲を歌いあげた林さんは、「二人(オーイシさんと仲村さんのギター伴奏)だけでも本当にぜいたくだけど、後ろにパーカッションがいると全然違いますね」と笑顔。登壇者たちも口々に「いい感じだった」「楽しかった」と手応えをつかんでいる様子だった。

続いてMachicoさんが発表した「想い出アニソン」は、「デジモンアドベンチャー」の「Keep On」。その思い出について「一番好きなアニメで。無印の放送が始まったとき、私は小学校低学年くらいだったと思うんですが、ドはまりしていて。「選ばれし子どもたち」の女の子たちにすごくあこがれていて、真似をしていた記憶があります。髪もショートカットにして、(同作キャラクターの武之内)空がかぶっていた耳が隠れるような帽子を買ってもらったりしました」と振り返るMachicoさん。

そして伸びのある歌声で「Keep On」を歌いあげたMachicoさんは「めちゃくちゃ気持ち良かった」と笑顔を見せた。

続いて、岩崎さんの「想い出アニソン」は、映画「スレイヤーズごぅじゃす」の「raging waves」。その理由として「林原めぐみさんは歌詞もやられるんですが、その歌詞がとにかく前向きで、パワーをもらいました。これは聴くエナジードリンクだと思う。いつもはげまされている」と力説する岩崎さんに、仲村さんが「エナジードリンクはいらないでしょ。何もなくても元気なんだから」とちゃちゃを入れて会場は大笑い。

そんな流れで「raging waves」を歌いあげた岩崎さんは「気持ちいいですね。これがセッションのいいところ。いつもカラオケで歌うのとは違う」としみじみコメントした。

そして「想い出アニソン」のコーナーはここでいったん休止。MCのフリーセッションに載せて必殺技を叫ぶ企画「即興必殺技」でひとしきり盛り上がると、いよいよ「想い出アニソン」の後半戦に突入することに。

「思い出のアニソン」後半の一番手は伊藤彩沙さんで、「涼宮ハルヒの憂鬱」の「Lost My music」をチョイス。「『涼宮ハルヒ』は声優を目指したきっかけとなった作品で、小学6年生だったんですけど、友だちも一緒にハマっていて。ハルヒのダンスゲームとかを踊ったりしながらやっていました。あと、私は妹とカラオケに行くんですけど、妹は『Lost My music』の発音がめっちゃうまくて。カラオケで毎回、一緒に歌っていたという思い出があるので、この曲を選びました」とその理由について明かした。

そしてキーボードを弾きながら「Lost My music」を披露し、会場を盛り上げた伊藤彩沙さん。登壇者たちからも「いい選曲でしたね」と好評で、その言葉に深くうなづいた会場内からも大きな拍手がわき起こった。

続く「想い出アニソン」は伊東健人さんで、「電光超人グリッドマン」の「夢のヒーロー」。この曲を選んだ理由について「僕は昭和63年生まれなんですけど、僕の世代って一番特撮を観ているはずの、幼稚園や小学生低学年の時代が、ウルトラマンや仮面ライダーがちょうどやっていない時期で。ウルトラマンでいうとティガの前。仮面ライダーでいうとクウガの前。その空白の期間にさっそうと現れたのがグリッドマンということでやらせていただきたいと思います」と語り、「夢のヒーロー」を力強く歌いあげた。

そうしてゲスト5人の「想い出アニソン」を堪能し、万雷の拍手に包まれた会場内。そんな観客に向かって林さんが「これまで僕たちの想い出アニソンを聴いてもらいましたが、肝心のMC二人の想い出アニソンを聴きたくないですか?」と問いかけると、歓喜の拍手が。

そこでまずは仲村さんの「想い出アニソン」となる、「忍たま乱太郎」の「勇気100%」から。保育園の休憩時間に流れていたこの曲が印象的だったと語る仲村さんは、「なんか小さい時って、忍者とか、普通の人じゃない動きをする人にめっちゃあこがれていて。忍者ってカッコいい存在だったんですよ。歴史を紐解くと、忍者は戦闘はあまりしないということもあるらしいですが、僕にとっては超カッコいいヒーローだったんです」とコメント。さらに「子どもが聴いても分かる歌詞なんだけど、大人になって聴くと受け取り方が全然違う。すごく好きな歌詞なんです」と付け加えた。

そして曲を歌いあげた後は「元気出た!」と大盛り上がりの登壇者たち。

そして最後にオーイシさんの「想い出アニソン」となる「ドラゴンボールZ」の「CHA-LA HEAD-CHA-LA」を演奏することに。この曲を選んだ理由についてオーイシさんは「(アニソン)アンセムで申し訳ないですけど、『ドラゴンボール』から『ドラゴンボールZ』に変わる瞬間を踏むか踏まないかで人生は変わるんです。おっさんのトークですみません!」と笑わせつつも、「7歳の時からずっと週刊少年ジャンプを買っていて。小学生の時はお小遣いが少なかったんで、うちの父親も巻き込んで。父親にジャンプの魅力をせつせつと語って。父親と100円ずつシェアしながら読んでいた時もありました。もちろん今でも買っているんですけど、『ドラゴンボール』と一緒に育ったところがあったので、この曲を選びました」と力説。さらに「大人になってからの思い出ですが、アニソンシンガーの影山ヒロノブさんと一緒に歌う機会があって。あれは感動しました。その前日に父親に電話して。俺はここまで来たと話して。だからみんなと一緒にやりたいなと思ったんです」と呼びかけた。

誰もが知るアニソンアンセムを歌い、大盛り上がりとなった会場内。「影山さんと歌ったのも素敵でしたけど、皆さんとやるのも最高でした」と語るオーイシさんに、大きな拍手が会場を包み込んだ。

そんな大盛り上がりのイベントもいよいよクライマックス。「今年春にニコニコチャンネルで最新回配信予定」「過去回も随時配信予定」などの告知事項を送り届けた後、閉会のあいさつをオーイシさん、仲村さんのギター伴奏にのせた即興の曲で披露するというムチャぶりで締めくくることに。だが芸達者なゲスト陣はそんなムチャぶりにも果敢に挑戦し、見事な閉会のあいさつを披露。最後の最後まで大盛り上がりのイベントとなった。