ここからは怒涛の展開で、一秒も見逃せない!
5月10日(土)、徳島県徳島市にて開催された「マチ★アソビ vol.28」1日目に「『薬屋のひとりごと』スペシャルステージ」を実施!悠木碧(猫猫役)・大塚剛央(壬氏役)が登壇しました。
強い日差しが照りつける晴天のなか、国内外から集まった多くのファンの熱気に包まれた藍場浜公園ステージに登場した悠木と大塚。大きな拍手に包まれ登場した二人は、観客の数に驚愕。
悠木は「すごい!こんなに人がいっぱい!」とコメント、大塚は「一番後ろはどこだ?」とファンを見渡しました。会場の熱気にふたりは「嬉しい!」と笑顔を浮かべ、マチ★アソビ スペシャルステージが開幕しました。
四国訪問が初めてという悠木は、「ロープウェイのガイド音声はやったことがあったけれど、自分自身は初めて上陸しました。すごく嬉しいです。」と笑顔で挨拶。
さらに、大塚も「東京から来ると空気が綺麗だなと思います」と、徳島の感想を語りました。大塚が挨拶すると、ファンから「たけおー!」と声が。「お、おう」と呼びかけに応えた大塚の様子に、悠木は「慣れてなさすぎる」とツッコミを入れました。
客席には猫猫と壬氏のコスプレをしたファンの姿も。悠木は「道を歩いてくるときも猫猫と壬氏のコスプレをした方を見かけて、嬉しかったです」と話し、ファンとの出会いに喜びをにじませました。
徳島グルメの話題でも盛り上がり、「すだちがコンビニに普通に売られていて驚きました。買って帰ろう。」と語る悠木。大塚も「阿波尾鶏や阿波牛をいただいたんですが、とても美味しかったです」とコメント。地元の食の魅力を観客と分かち合い、会場は和やかな空気に包まれました。
イベントのメインとなったのは、現在放送中の第2期を中心とした振り返りトーク。第25話から第42話までのストーリーについて、悠木と大塚はそれぞれの視点から熱く語りました。
第1期からこれまで全体を振り返り、「第2期2クール目に入り、怒涛の濃さが来ていますよね。伏線が散りばめられているので、第1期から見直してほしい」と悠木は強調。
第31話「選択の廟」について悠木は「全『薬屋のひとりごと』のアフレコの中で一番しんどかったんです。基本的に“薬屋のひとりごと”なので、ずっと猫猫がしゃべってるんですが、この話数は色や扉の進み方、国の過去の話など本当にずっとしゃべっていて…色の名前の漢字が全部一緒に見えてきてました笑」と振り返りました。
また、第34話「怪談」については「最初はちょっと“箸休め的な回”なのかなと思っていたけれど、実はすべてが繋がっている」と大塚。「ライトに見せかけて深い」と悠木も共感しました。
第35話「狩り」・36話「華瑞月」では、猫猫と壬氏の関係性が大きく動く印象的なシーンが登場。悠木は「密着する描写もありましたが、色気がありながらも決していやらしくない、清潔感のある綺麗な演出がとても好きでした」とコメント。
一方、「どのくらいやったら良いんだろう」と演じ方を悩んだという大塚。「あのシーンを上手にまとめたのは大塚くんの力だったと思うよ」という悠木に会場も盛り上がりました。
また、2人の関係性の変化についても言及。「壬氏は、立場・足枷に対する向き合い方が変わってきた、それによって猫猫に対する対応も変わってきた」と大塚。
今後の展開について、「猫猫サイド、壬氏サイドの2軸で謎解きが進んでいくんですが、猫猫だけではクリアできないことをどのように突破するのかという話になっていきます。本当に怒涛ですよ」と悠木。「このための積み上げだから、1期の1話から見返しておいた方がいいかもしれない。ここから気持ちいいぞ~」と語る悠木に、会場の期待値も高まりました。
続く「教えて!猫猫&壬氏様 in 徳島~!」のコーナーでは、事前にSNSで募集したファンからの質問にふたりが答えていきました。
【猫猫と壬氏のシーンで一番好きなシーンはどこ?】という問いには、悠木が「第1期11話で壬氏からバックハグされるシーンです。壬氏のやわらかい部分が見えるのと、そんな壬氏の弱いところを見て突き放せない猫猫。お互いの弱いところが出ていて、そのピースが一瞬だけハマるのが好きです」と回答。
大塚は「第1期の第9話です。ふたりの命への考え方が浮き彫りになる話数ですが、それぞれの生き方が詰まっている気がしていて。赤い光の演出も相まって、とても印象に残っています」と述べました。
【ご自身とプラス2キャラで旅行に行くなら、だれを誘いますか?またやってみたいことはありますか?】という質問では、悠木が「猫猫は予約とか全部やってくれそうなのでメンバーに入れておきたいですね。割り勘も、誰がどこで払ったか全部覚えてそう」と笑わせ、「どこに行っても楽しそうだから、もう1キャラは小蘭かな…。でもそうなったら、子翠も入れたいので4人にしましょう!」と答えました。
一方の大塚は「お金持っている壬氏としっかり者の高順」と答えましたが、悠木は「壬氏は絶対訳わかんないタイミングでトイレ行きそう!しかも冒頭でお土産めっちゃ買いそう!なんでこのタイミング!?みたいなこと多そう」とツッコミ、会場には笑いが起こりました。
さらに、ファンからのリクエストに応えて悠木が「これ、毒です」と生セリフを披露する一幕も。「こんなに拍手をもらえるなんて!」と驚きつつも嬉しそうな表情を浮かべ、会場のボルテージは一気に上昇しました。
フォトセッションでは、ステージ中央に立った悠木と大塚が、満員の観客を背景に記念撮影。「奥までしっかり写っていますよ!」との呼びかけに、客席のファンも手を振ったりグッズを掲げたりと、ステージと客席が一体となるひとときとなりました。
最後の挨拶では、大塚が「この先本当に見逃せない展開続きますので、ぜひリアタイして一緒に盛り上がっていただけたら嬉しいです」と語り、悠木は「薬屋の制作チームがみなさんに絶対に感動してもらうぞと気合を入れて作っています。ここからは怒涛の展開、一秒も見逃せないので、皆さんドキドキ・ワクワクしながら楽しんでいただければと思います」と締め、ステージは終了しました。
観客との距離の近さが印象的だった今回のスペシャルステージ。『薬屋のひとりごと』の今後の物語への期待をより一層高める、大きなエネルギーに満ちたひとときとなりました。
TVアニメ『薬屋のひとりごと』作品概要
【イントロダクション】
毒と薬に異常な執着を持つ薬屋の娘・猫猫と謎多き美形の宦官・壬氏が宮中で巻き起こるさらなる難事件へと挑んでいく。
シリーズ累計4,000万部突破の大人気作品『薬屋のひとりごと』。2023年10月から放送された第1期は、放送直後から大きな話題を呼び猫猫の痛快なヒロイン性はもちろん、本格的なミステリーそして後宮内で紡ぎだされる人間ドラマに多くの共感を集め、
まさに老若男女幅広い世代から愛される作品となりました。
熱狂冷めやらぬまま、2025年に第2期の放送が決定!玉葉妃の妊娠判明により、後宮内に渦巻き始める暗雲。そして壬氏の命が狙われた、前代未聞の未解決事件。謎がさらなる謎を呼び、猫猫と壬氏をさらなる難事件が待ち受ける。
【あらすじ】
帝の寵妃・玉葉妃の妊娠判明により、猫猫は翡翠宮の毒見役に復帰。
妃、そして帝の御子を狙った事件が再び起きないよう警戒をしながら、日々を送っていた。
先帝時代からの重臣を父にもつ新たな淑妃・楼蘭妃の入内、壬氏の命が狙われた、前代未聞の未解決事件、そして消えた容疑者・翠苓。
不穏な空気が晴れない中、外国からの隊商、さらには無理難題な要求をする特使も来訪。宮中にはさらなる暗雲が立ち込め始めていた。
猫猫と壬氏を待ち受ける新たな難事件。それらは、やがて国をも巻き込む一大事件へと発展していくー
【放送情報】
TVアニメ『薬屋のひとりごと』
毎週金曜よる11:00より 日本テレビ系にて「FRIDAY ANIME NIGHT(フラアニ)」にて全国同時放送!
放送終了後、各種配信プラットフォームでも順次配信予定!
*放送日時は予告なく変更になる場合がございます。
【スタッフ】
原作:日向夏(ヒーロー文庫/イマジカインフォス刊)キャラクター原案:しのとうこ
総監督・シリーズ構成:長沼範裕 監督:筆坂明規
副監督:中川 航 脚本:柿原優子・千葉美鈴・小川ひとみ
キャラクターデザイン:中谷友紀子 美術監督:髙尾克己(ARED) 色彩設計:相田美里 CGIディレクター:永井 有
撮影監督:鈴木麻予(T2 studio)編集:今井大介 音響監督 はた しょう二(サウンドチームドンファン)
音楽 神前 暁・Kevin Penkin・桶狭間ありさ
第2クール オープニングテーマ:Mrs. GREEN APPLE「クスシキ」
第2クールエンディングテーマ:Omoinotake「ひとりごと」
アニメーション制作 TOHO animation STUDIO×OLM 製作 「薬屋のひとりごと」製作委員会
【キャスト】
猫猫/悠木碧 壬氏/大塚剛央 高順/小西克幸 玉葉妃/種﨑敦美 梨花妃/石川由依 里樹妃/木野日菜
【WEB】
アニメ公式サイト:kusuriyanohitorigoto.jp
アニメ公式X(旧Twitter):@kusuriya_PR
アニメ公式TikTok :@kusuriya_pr
【書籍情報】
◆NOVELS
『薬屋のひとりごと』1~15巻 好評発売中!
著者:日向夏 イラスト:しのとうこ
ヒーロー文庫/イマジカインフォス
◆COMICS
『薬屋のひとりごと』1~15巻好評発売中!
作画:ねこクラゲ 構成:七緒一綺 原作:日向夏(ヒーロー文庫/イマジカインフォス刊)
掲載 月刊「ビッグガンガン」(毎月25日発売) スクウェア・エニックス刊
『薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~』1~19巻 好評発売中!
作画:倉田三ノ路 原作:日向夏(ヒーロー文庫/イマジカインフォス刊)
掲載 月刊「サンデーGX」(毎月19日ごろ発売) 小学館刊