2026年1月7日より放送がスタートする、TVアニメ『貴族転生 ~恵まれた生まれから最強の力を得る~』。転生したノア・アララートは、皇帝の十三番目の子供であり十三親王。無限にレベルアップでき、従えた他人の能力を自分の能力にプラスできるチートスキルを持つ6歳児だ。そのノアを演じる奈波果林さん、そしてノアに仕えるメイド・ゾーイを演じる宮下早紀さん、売り出し中の歌い手の少女・アリーチェを演じる橘杏咲さんに、作品について語ってもらった。
ノアが登場すれば解決するという構成が面白い!
――物語の魅力は、どんなところにあると感じましたか?
宮下早紀 タイトルにある通り、主人公が転生したノア様は最強の力を得ているので、どんな困難があっても何とかしてくださるんです。だから安心して観ることができるんですよね。あと本当に最強すぎて、最強すぎるがゆえに面白いなと思いました(笑)。頭がすごく良くて、どうやったらその考えにたどり着くんだろう!と思うので、前世は何をしていたのかが気になりました。
皇帝の十三番目の子供に転生し、十三親王となった6歳。生まれながらの地位チートに加え、 生まれつきレベル上限∞、かつ、従えた他人の能力を自分の能力にプラスできるチートスキルをもつ。
奈波果林 実際、「ノア、すごい!」って思いながら楽しむのが正解らしいです(笑)。ノアは、戦って自分の経験値を上げて強くなるのではなく、周りを従えたり、部下を増やしたり、領地を拡大することで力がプラスされていくんです。求心力みたいなもので強くなるというのは、あまり他の作品にない能力なのかなと思って、面白いと思いました。あとは王位継承争いも丁寧に描かれていて、キャラクター紹介などで、かわいい女の子が多くいるので、キャッ!みたいなシーンがちょっとは出てくるのかなと思ったら、それが一切ないという(笑)。歴史モノを見ているかのような感じでした。
橘 杏咲 すごく硬派ですよね。
奈波 だから歴史の勉強になる!みたいな感じなんですよ(笑)。あとは時代劇をモチーフにしているそうなので、勧善懲悪みたいな感じで、スカッとしていただける作品だと思います!
――たしかに、ハーレム作品だと思いきや、そんな要素はなかったですね。
橘 私も最初はそう思ったんですよ。でもそれよりは、ノア様の頭脳と人望、そして完璧な立ち振る舞いによって、王位継承がどうなっていくのかなんですよね。それと、時代劇というワードが出てきましたが、時代劇をアニメに落とし込むとこんなに面白いんだ!と思いました。ハラハラするというより、ノア様なら大丈夫だろうと思いながら見たり読めたりしたので、スカッとしました。
――ガラの悪い奴らに絡まれても、だいたいノアが何とかしてくれますからね。
橘 そうなんです! ノア様が何とかしてくれるんです。私も、アリーチェ! あなた何度襲われるの!と思ったんですけど、大丈夫でした(笑)。
奈波 要するに『水戸黄門』みたいな感じで、ノアが登場すれば解決するという構成が、面白いんです。
――しかもノアは6歳なので、最初はだいたい舐められるんですよね。
奈波 そうなんです。しかも身分も隠していますから。
――そのあたりのお約束の展開は見どころですね。オーディションの思い出はありますか?
橘 この作品はテープオーディションだったんですけど、私は普段、はつらつとした役を受けさせていただくことが多いので、アリーチェのような、引っ込み思案で前髪でお顔も見えないようなキャラクターはあまり受けたことがなかったんです。最初は自分の中で、こういうキャラクターの理想を固めて演じたんですけど、それだと、近いアプローチの方がいっぱいいるだろうなと思って、最終的に自分がやりやすい範囲で、彼女らしさを出せるように演じていきました。あと、歌うということは知りませんでした(笑)。
キースという店で売り出し中の歌い手の少女。父親が残した借金を返済するために、真面目に働いている。 そのひたむきな姿勢と、日々上達していく歌唱力が評判を呼び、徐々に注目を集めている。
――歌のオーディションがあったのかと思いました。
橘 マネージャーさんは知っていたんでしょうけど、私は全然知らなかったんですよ。「歌うことってあるんですかね?」と聞いても、はぐらかされていたんです。そしたらある日、資料が送られてきて、やっぱり歌うじゃん!って思いました(笑)。
奈波 しかもED主題歌も歌っているしね!(「You’ll Be In My Heart ~そばに~」)
橘 それも知らなかったんですよ! だから知ったときはびっくりしました。本当に何も教えてくれなかったんですよ! でもすごく嬉しかったです(笑)。
――サプライズだったんでしょうね(笑)。奈波さんはいかがでしたか?
奈波 実は初めてオーディションを受けた少年役なんです。兼役で少年役をやったことはあるのですが、受けるのは初めてなので、話が来たときに「何かの間違いかな?」と思いました。だから他の女性キャラも、何人か演じて送らせていただいたんです。その後ノア役に決まったときは、私で大丈夫かな?って思いました。
――でも、少年役をやりたいという女性声優の方は多いですよね。
奈波 そうですね。ノアは、はつらつとした子じゃなくて、マイルドな感じではあるので、そこがハマってくれたのかなと思いましたが、本当に意外でした。
宮下 これは音響監督さんがおっしゃっていたことでもあるんですけど、奈波さんは普段から高貴な感じのお声をしているんですよね。
奈波 (上品に)あら! ありがとうございます。育ちは普通なんですけどね(笑)。
橘 でも、本当に品のあるお声をしているので、それがノアにぴったりだと思いました。
奈波 (上品に)よくできた歌姫です(笑)。
――宮下さんはどうでしたか?
宮下 私が最初に受けたのはアリーチェちゃんだったんです。自分的にはいい感じにできたかな、という感じだったので、帰ろうと思っていたら。マネージャーさんから「ゾーイも受けてみますか?」と言われて、その場で原稿をチェックして提出したんです。なので、そのとき自分が出せるもので、ゾーイさんを演じさせていただき、それが良い方向に行ったのかなと思いました。まさか受かるとは思っていなかったので、すごく嬉しかったです!
ノアに仕える専属メイドの少女。よく気が利き、仕事も丁寧。ノアの身の回りの世話を一手に担うなど、最も身近で支える存在。 その忠誠心は深く、常にノアの力になろうと尽くしている。
――顔合わせしたときの印象を聞かせてください。
奈波 まずは、ふたりともかわいいな!と思いました。アニメから飛び出してきたんじゃないかと思うくらいかわいいですよね。
橘 そんなことないですっ! 私の奈波さんの印象なんですけど、アリーチェは初登場が第2話だったので、そこから参加だったんですけど、2話の時点で、この作品の現場の雰囲気を、奈波さんが全部作り上げていたんですよ! 超ムードメーカーで、現場の雰囲気が良すぎて、私はドキドキしていたんですけど、もうみんな仲良しじゃん!と思っちゃいました。
宮下 しかも、すごく話しかけてくださるんですよ。
橘 コミュ力がすごくて、音響監督さんにもいじられていました(笑)。
宮下 奈波さんとしっかり関わることになったのは、この作品からなんですけど、本当にフレンドリーに「おはよう!」って元気な挨拶をしてくださるんです。毎回、原作の三木なずな先生が差し入れを持って来てくださるんですけど、一番に「あ、差し入れある~」みたいな感じで気づいて、そこから話を広げていくんです。動物をモチーフにした差し入れだったので、みんなで「この猫、かわいい!」なんていいながら写真を撮ったりして盛り上がっていました。
――でも、結構大御所の方もたくさんいらっしゃいますよね?
奈波 皆さん本当に優しくて、びっくりするくらいなんですよ。皇帝役の井上和彦さんも含めて、みんなで差し入れを食べていました(笑)。だから空気を和やかにしていたのは、私ではなく、井上さんのおかげだと思います。
宮下 いやいや! 奈波さんも空気を変える力を持っていられるんです。
――井上さんは、やはり貫禄がありましたね。
橘 本当に、カッコ良かったです。
奈波 でも、失礼かもしれないんですけど、アフレコ現場では本当にチャーミングな先輩なんです。いらっしゃるだけで安心しますし、すべてのことが些細なことのように感じるくらい、いつもにこやかにされていました。
宮下 時間帯で収録を分けることがあったんですけど、大先輩の方々といちばん一緒に収録されていたのが奈波さんで、それは少し羨ましかったです。
奈波 とある大先輩 と二人きりで収録をさせていただいたときは、「この時間!一生続け!」と思いながら収録をしていました。学ぶことだらけだったので、この時間を焼き付けようと思いながらお芝居をしていましたし、本当に幸せでした。
――最後に、これから始まる『貴族転生 ~恵まれた生まれから最強の力を得る~』の、ここを見てほしい!というところを教えてください。
奈波 まず、OP主題歌「Break off」(SUPER★DRAGON)と、橘さん演じるアリーチェが歌うED主題歌「You’ll Be In My Heart〜そばに〜」ですね。OP主題歌もすごくかっこいいんです! 本編に関しては、アクションがものすごいので、気合いが入ったアクションシーンが見られると思います。あと、ノアは、皆さんが想像しているよりもかわいく演出されていると思います。
宮下・橘 わかります!
奈波 そこのギャップを楽しんでいただけたらと思います。福田道生監督の独特なテンポ感もあって、ここはリアルにやるんだ!みたいなシーンもあるので、そういうところも楽しんでほしいです。
宮下 色が付くことで、ノア様の頬がピンクに染まったり、かわいさが倍増されていたりするんです。あと王宮内の装飾の豪華さも力が入っているので、それだけで気分が上がるんです。
橘 本当に作画が綺麗ですよね! お目々がキラキラしていて、ノア様のお顔がドアップになるのときの目がかわいんです!
奈波 ノアを演じるとき、「もっと声を高く」というディレクションがあったので、きっとそこは狙って演出されていたと思うんです。リアルな6歳児を意識して演出していらしたので、演じる上では少し苦戦しましたけど、見どころになっていると思います。
橘 OP主題歌とED主題歌で雰囲気もだいぶ違うので、その違いも楽しんでいただきたいですね。
宮下 橘さんの歌にはジーンと来ました。それについては次回、橘さんが語ってくれると思います!
【後編は、第2話放送後の1月17日に更新予定!お楽しみに】
Information
貴族転生~恵まれた生まれから最強の力を得る~
STORY
皇帝の十三番目の子供という恵まれた地位、生まれつきレベル上限∞、従えた他人の能力を自分の能力にプラスできるチートスキルをもった世界最強の6歳・ノア。
転生によって貴族に生まれ変わり、優れた教育と豊富な資源に支えられた環境で自分の才能を開花させていく。だが、華やかな貴族社会の裏側には陰謀や権力争いが渦巻いていた。
シリーズ累計200万部突破の大人気作品!
規格外のチートスキルとあふれる知性を持つ最強貴族ノアが部下を従え異世界を駆ける、無双王子の異世界統治ファンタジー!!
ON AIR
2026年1月7日よりTOKYO MXにて毎週水曜夜24:00~、BS日テレにて毎週水曜深夜24:30、AT-Xにて1月8日より毎週木曜20:30~放送開始。
2026年1月4日(日)より毎週日曜24:00~ABEMA、dアニメストアにて地上波先行配信!
最新情報はアニメ公式サイト(https://kizoku-tensei.com/)をチェック!
奈波果林
ななみかりん●1月7日生まれ。アスレーベン所属。主な出演作は、アニメ『ミラキュラス レディバグ&シャノワール』(マリネット/レディバグ)、『デブとラブと過ちと!』(七瀬萌香)、『ハズレ枠の【状態異常スキル】で最強になった俺がすべてを蹂躙するまで』(十河綾香)、『マブラヴ オルタネイティヴ』(御剣冥夜)ほか。
宮下早紀
みやしたさき●12月4日生まれ。俳協所属。主な出演作は、アニメ『ハズレ枠の【状態異常スキル】で最強になった俺がすべてを蹂躙するまで』(セラス・アシュレイン)、『神之塔 -Tower of God-』(マナ)、『夫婦以上、恋人未満。』(桜坂詩織)、『探偵はもう、死んでいる。』(シエスタ)ほか。
橘 杏咲
たちばなあずさ●10月12日生まれ。アイムエンタープライズ所属。主な出演作は、アニメ『カヤちゃんはコワくない』(カヤちゃん)、『ばっどがーる』(優谷優)、『プリンセッション・オーケストラ』(一条ながせ/プリンセス・ミーティア)、『五等分の花嫁*』(リリー)ほか。
撮影・取材・文/塚越淳一

