2025年11月29日、小松昌平プロデュースステージ『「俺を知ってくれ！」に向けて気持ちを高めてくれ！』昼の部が開催された。本イベントは再演が決定している『さらに！俺を知ってくれ！〜幕末編〜』に向けて気持ちを高めるためるために開催。プロデューサーの小松昌平さんに加え、清典さん、濱健人さん、益山武明さんが出演した。
アクション講師であり本イベントの殺陣指導も務める清典さんの前説からスタート 。これから始まるヒーローショーにおいて「応援」がヒーローの力になると説き、会場全体で「頑張れ！」と声を出す練習を行って会場の空気を温めた 。
準備が整うと、小松さん書き下ろし脚本によるヒーローショーが開幕 。悪の怪人リーフマンとして清典さんが登場し、会場を制圧しようとする中、ヒーローとして小松さん（オレシレッド）、濱さん（ポーカーブルー）、益山さん（漢気群青）が現れた 。彼らは人数の都合で各戦隊からレンタルされている設定であり、即席チームゆえに連携が取れず怪人リーフマンに圧倒されるが、観客からの応援を受け取り結束！ 最後は全員で力を合わせて敵を倒し、ショーを終えた 。
ショー終了後はオープニングトーク 。小松さんは当初10分程度の朗読劇を予定していたものが、執筆中に熱が入り20分を超えるヒーローショーになった経緯を明かし、今回は短めの尺だったので、いつか1時間くらいの長尺でヒーローをテーマにして公演を行いたいと展望を語った。
続いてバラエティコーナーでは、「もっと体を動かそうぜ」という趣旨のもと、ヨガのようなのポーズを指令するカードゲーム「Yogi」が行われた 。プレイヤーは小松さん、濱さん、益山さんの3名 。カードを引くたびに「左手小指を下向きに」「右手首を曲げる」「片方の耳を方で塞ぐ」「左手首を曲げる」といった物理的な制限が追加されていく 。無理な体勢を強いられる中で益山さん、濱さんが脱落し、小松さんが勝利する形でコーナーが終了した 。
イベント後半は、清典さんを講師に迎えた企画「殺陣ワークショップ」 。 まず全員で竹光を持ち、自分の足を切らないための正しい抜刀術を学び、それぞれが実践 ！ 続いて一人ずつ個別での授業が行われ、濱さんは小松さんを相手に「背後から銃を突きつけられた状態からの反撃」というガンアクションを実演し、コミカルながらも雰囲気のあるアクションを見せていた。
日本拳法の経験者である益山さんは、師範（益山）、道場破り（小松）、門下生（濱）というエチュードで小松さんに対し後ろ回し蹴りを披露。実際に当てずに当てたように見せる「縦のライン」を使う技術を実践した 。 最後には斬られた後の動線や倒れる位置を確認し、濱さんと益山さん、清典さんが斬られ役となり、小松さんの剣撃に合わせてリアクションをとる立ち回りでワークショップを締めくくった 。
エンディングではグッズ紹介が行われた後、次回公演『俺を知ってくれ！～幕末編～』の再演が2026年3月8日にところざわサクラタウンで開催されることが発表された 。最後に清典さんが「これからも小松昌平をよろしくお願いいたします」、益山さんが「今回初めて参加できて嬉しかったです。いつかは機会がれば、フルで出たいです」、そして濱さんは次回公演へのリベンジを誓い、小松さんは「『俺を知ってくれ！』で自分を見つめ直すいい機会になっていて、皆さんのお陰で実を結んでいます。みんなの応援があれば予算が増える。これからも応援よろしくな！」と笑いを交えつつ感謝を述べ、イベントは幕を閉じた 。
『さらに！俺を知ってくれ！〜幕末編〜』再演が2026年3月8日にところざわサクラタウンにて開催！
詳細は後日発表いたします。お楽しみに！
▼『俺を知ってくれ！』公式X：@orewoshittekure
撮影／武田真和
