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クセ強な兄たちが続々登場!奈波果林・宮下早紀・橘杏咲が展望する『貴族転生』今後の見どころは? キャスト座談会/後編【seigura.com限定】

貴族転生

現在好評放送中のTVアニメ『貴族転生 〜恵まれた生まれから最強の力を得る〜』。転生したノア・アララートは、皇帝の十三番目の子供であり十三親王。無限にレベルアップでき、従えた他人の能力を自分の能力にプラスできるチートスキルを持つ6歳児だ。そのノアを演じる奈波果林さん、そしてノアに仕えるメイド・ゾーイを演じる宮下早紀さん、売り出し中の歌い手の少女・アリーチェを演じる橘 杏咲さんに、第2話まで演じた感想を語ってもらった。
インタビュー前編はこちら

第2話を考えながら歌ったED主題歌「You’ll Be In My Heart ~そばに~」

――第2話まで演じてきて、それぞれ印象的だった掛け合いやシーンがありましたら教えてください。

奈波果林 まず、兄たち親王との掛け合いですが、ノアが恐縮するレベルの相手たちなので、私もリアルに恐縮していました(笑)。なのでそのリアルな気持ちそのままに演じさせていただきました。あと、第2話でアリーチェからお金を巻き上げようとする悪者を成敗するとき、「唄うようにやってください」というディレクションがあったんです。「唄うように?」と思ったんですけど、そこで、前回のインタビューでお話した「実は時代劇を意識しているんです」という話を伺ったんですね。そこで、すべての辻褄が合ったというところがあったので、そのシーンは印象に残っています。いわゆる、口上を述べるみたいな感じで、成敗するんですよね。

奈波果林演じる【ノア・アララート】
皇帝の十三番目の子供に転生し、十三親王となった6歳。生まれながらの地位チートに加え、 生まれつきレベル上限∞、かつ、従えた他人の能力を自分の能力にプラスできるチートスキルをもつ。

――前回のインタビューで話題に上がった、ノアの高貴な感じは、特に何も意識せずにできたのですか?

奈波 そこは持ち前の上品さで演じたので大丈夫だったみたいです。やっぱり消したくても消せない何かがあるんでしょうね、私には。………あの、嘘なので、皆さん本気にしないでくださいね(笑)。

橘 杏咲 そこは胸を張っていってくださいよー!(笑)

奈波 あははは(笑)。ただ、ノアはしゃべっている内容がかなり難しいので、どうしても年齢感が上がってしまうんですよね。前回も話しましたが、6歳の感じで演じるというのがとても難しく、それに関しては、自分の未熟さを感じましたし、本当に苦戦はしました。

――言っていることは、ほとんど大人が言うことですからね。

奈波 台詞回しも時代劇のような感じで、難しい言葉でつらつら言っているので、わかりやすさなども意識していくと、頭がいっぱいいっぱいになってしまうんですよね。だから最後は感じたことを優先に、考えないということを意識して演じていました。

――また、第1話ではアルバートから授かった水の魔剣・レヴィアタンも登場し、それを従えます。間違えたら取り込まれてしまうほど強力な武器でしたが、それを従えるときのシーンも印象的でした。

奈波 レヴィアタンを服従させるところで声を張り上げるところですね。ここも難しくて、「少年っぽく、ぐわぁああってがなり過ぎないで、そこも品を良くしてください」というディレクションがあったことは覚えています。そこは技術的にも難しかったですね。もっと行きたいところだけど、品を良く行くというところが。

 でも、持ち前の品の良さが出ちゃってましたよ。

奈波 その持ち前の品の良さでも足りないくらい、もっと品が必要だったのよ(笑)。あともうひとつ言うと、ノアって生意気ではないんです。貴族なので、ゾーイに対しても「やれ」みたいな感じで言うんですけど、そこが生意気に見えないように、というのは気をつけていました。貴族として振る舞っているというノアの真面目さが消えないようにと考えていました。

宮下早紀 そこは冷たさも感じつつ、貴族たる威厳をすごく感じました。そのままゾーイの話になるんですけど、ノア様と対話するシーンで、ノア様がゾーイに対して言葉を投げかけてくれるときは、自然と背筋が伸びるんです。いろいろ言ってくださったことに対して「はい」と応えるときは、演技というより、自然と「はい」と言ってしまうくらい、奈波さんのお芝居がノア様そのものだったので、完成されているなぁと思いました。

――ゾーイは、洪水の被害にあった地域に住む母を救ってもらうところから始まります。

奈波 でもそれも、ゾーイが自分からお願いしに行ったわけではなく、ノア様がゾーイの顔色が悪いことに気づいて、聞いてくれたから話せたんですよね。そういう意味では、すごい6歳児ですよね。

奈波 まぁ中身は違うからね(笑)。もう2周目だから。

宮下 そういう優しさもあるから、普通は言えないようなことも、ついついお願いしてしまうんです。それはみんながそうだと思います。ノア様の前だと、ついついしゃべってしまう、そんな魅力を持っている方なんだと思います。

奈波 確かにノアって、理不尽に怒らない感じはあるよね。

宮下 そうなんです。悪い側にも正義はきっとあると思うんですけど、ノア様が悪と言ったら、それは悪なんです。

奈波 何が正義なんだろうという話はアフレコでも出て、先輩方と話しましたね。確かに、行き過ぎた正義もあるんですよね。

宮下 ただ、それも圧倒的な信頼感があるので、ノア様に付いていきたい!と思うんです。

橘 説得力があるんですよね!

宮下 なのでゾーイは、圧倒的な信頼をノア様に置いている感じがします。

――演じる上では、どんなことを意識していたのですか?

宮下 ゾーイは表情から見てもわかる通り、優しいんですよね。優しいがゆえに涙してしまうシーンも多いんですけど、その涙はメンタルが弱いからではなくて、本当にその人のことを思って出る涙なんだということを汲み取りつつ、ゾーイの気持ちになって演じていきました。涙ひとつひとつに理由があるので、そこを汲み取るのは楽しい作業でもありました。また、そのゾーイの優しさをどう表現しようかと考えたとき、声のトーンと言葉尻に優しさを出したいと思ったので、そこは特に意識しました。それに、そのために胸に手を置いて演じる、みたいなこともしていたんです。これは諸先輩方のお芝居を見ていて考えたことなんですけど、たとえばポケットに手を入れてしゃべったり、キャラクターになりきって演じていたりするんですよね。だから私も、声だけでなく、姿勢や佇まいからキャラになりきって演じたほうがいいと思ったんです。すごく勉強させていただくことが多い現場でした。

宮下早紀演じる【ゾーイ】
ノアに仕える専属メイドの少女。よく気が利き、仕事も丁寧。ノアの身の回りの世話を一手に担うなど、最も身近で支える存在。 その忠誠心は深く、常にノアの力になろうと尽くしている。

奈波 あと、ゾーイは絶対に隣のマイクだったし、距離感から大事にして演じていたよね。私も、だんだん早紀ちゃんのほうを向いて話していた気がするし。

宮下 そうですね。ただその距離感も、御主人様と仕える者なので、そこは間違えないようにしていました。

――物理的に距離が近くても、仲良しなわけではないですからね。アリーチェは、いかがでしたか?

 第1話でED主題歌は流れるんですけど、第2話から本格的に登場して、そこで歌も歌ったんですけど、挿入歌(「出逢ってしまったから」)は、背伸びをして歌った印象があります。

――ノアには「技術は途上の域」と評されていました。

橘 そうなんです! 歌の技術はまだまだだけど、確かな才能がある、みたいなことをノア様に言われていたんですよ。お金を稼ぐために、自分の持っているものでひたむきに頑張っている子なので、本来は普通の女の子なんです。だから幼さはありつつ、ちょっと背伸びして頑張るぞ!という大人っぽさも表現できるよう、お芝居も歌も頑張りました。

――ノアが助けてくれたときは、どう思いました?

橘 もうかっこ良すぎです! 先ほど早紀さんがおっしゃっていたように、私も、キャラクターと姿勢を合わせちゃうんですけど、アリーチェは目が隠れているんですよね。だから髪の毛を使って、アリーチェのようにして演じていたんです。

宮下 そうだった! 印象的だったから覚えてる。

橘 そこでノア様が助けてくださったときに、若干前髪をなくしながら「ありがとうございます」と言ったんです。その後、ノア様がお金をくれて、安心させてくださったときに、私自身も晴れ晴れとした気持ちに心の底からなったので、髪の毛を戻したんです。でも、実際にそういう気持ちになるくらい、奈波さんの声には、ハッとさせてくれる力があるんですよね。

奈波 もう、本当にありがとう。

宮下 アリーチェさんって、あれだけ前髪で顔を隠しているのに、いろんな男性に声を掛けられるから、どれだけ魅力的な子なんだ!って思いますよね(笑)。

奈波 しかもノアが目をつけるということは、相当な才能と声を持っているんだろうね。

橘 そうですね。まだ幼い女の子なんですけど、スタイルもすごく良いんですよ。

――ED主題歌「You’ll Be In My Heart ~そばに~」は、フルで聴くと盛り上がっていく感じがあったのですが、どういう気持ちで歌ったのでしょうか?

 歌詞が感情移入しやすいものだったので、実は最初、もっと感情を込めて歌っていたんです。それで皆さんも「すごくいいね!」となったんですけど、これをエンディングで流したら、ちょっとカロリーが高いかもしれないとなり、少しだけ感情を抑えたものがED主題歌になっています。でも、それくらいすごく素敵な歌詞とメロディで、私も気持ちがすごく乗りました。こういうバラード調の起伏のある曲は、歌ったことがなかったんですけど、アリーチェは成長していく売り出し中の歌い手なので、私もアリーチェの曲を通して、自分に新しい引き出しを増やすことができたのではないかなと思います。そのくらい成長させてくれた歌です。

橘杏咲演じる【アリーチェ】
キースという店で売り出し中の歌い手の少女。父親が残した借金を返済するために、真面目に働いている。 そのひたむきな姿勢と、日々上達していく歌唱力が評判を呼び、徐々に注目を集めている。

――ノアのことを想っている感じなのでしょうか?

 そうですね。「ノア様のことを考えてもいいよ」と言っていただきましたし、それこそ第2話ともリンクしていて、絶望しかなかった自分の生活に光を灯してくれたという流れは、Aメロからサビにかけての晴れ晴れしていく感じと重なるので、実際、第2話をイメージしながら歌っていました。

宮下 本当に素敵な歌で、聴き惚れてしまいました!

奈波 第2話は本編とつながってエンディングに入るので、実際に観たら鳥肌が立つと思う(※インタビュー時点では未視聴)。

――では最後に、今後楽しみにしてほしいところを教えてください。

奈波 手強いクセ強なお兄様たちがたくさん出てきます。ひとり優しそうな方はいるんですけど、すべてのお兄様が、どんな個性でどんな思惑を持っているのかというところは注目してほしいです。それに対してノアがどう振る舞っていくのか。ノアならきっとうまくやっていけるのではないかなと思います。

宮下 ゾーイのまだお見せできていないシーンとしては、他のメイドさんたちとお話していて、ノア様のお話になったときに淑女らしさが出るんですよ。他のメイドさんがキャッキャしている中、「大切な御主人様……」みたいな感じを出しているシーンがとても愛おしくて、かわいらしいので、ゾーイを応援したいなと思っていただけたら嬉しいです。

 アリーチェは、物語の流れの中で折に触れて姿を見せてくれます。そのときに彼女の歌、そして心身の成長を感じていただけたら嬉しいです。歌もまだ流れると思うので、楽しみにしていてください。

Information

貴族転生~恵まれた生まれから最強の力を得る~


© 三木なずな・SBクリエイティブ/貴族転生製作委員会

STORY
皇帝の十三番目の子供という恵まれた地位、生まれつきレベル上限∞、従えた他人の能力を自分の能力にプラスできるチートスキルをもった世界最強の6歳・ノア。
転生によって貴族に生まれ変わり、優れた教育と豊富な資源に支えられた環境で自分の才能を開花させていく。だが、華やかな貴族社会の裏側には陰謀や権力争いが渦巻いていた。
シリーズ累計200万部突破の大人気作品!
規格外のチートスキルとあふれる知性を持つ最強貴族ノアが部下を従え異世界を駆ける、無双王子の異世界統治ファンタジー!!

ON AIR
TOKYO MXにて毎週水曜夜24:00~、BS日テレにて毎週水曜深夜24:30、AT-Xにて毎週木曜20:30~放送中。
最新情報はアニメ公式サイト(https://kizoku-tensei.com/)をチェック!

 

奈波果林
ななみかりん●1月7日生まれ。アスレーベン所属。主な出演作は、『ミラキュラス レディバグ&シャノワール』(マリネット/レディバグ)、アニメ『デブとラブと過ちと!』(七瀬萌香)、『ハズレ枠の【状態異常スキル】で最強になった俺がすべてを蹂躙するまで』(十河綾香)、『マブラヴ オルタネイティヴ』(御剣冥夜)ほか。

宮下早紀
みやしたさき●12月4日生まれ。俳協所属。主な出演作は、アニメ『ハズレ枠の【状態異常スキル】で最強になった俺がすべてを蹂躙するまで』(セラス・アシュレイン)、『神之塔 -Tower of God-』(マナ)、『夫婦以上、恋人未満。』(桜坂詩織)、『探偵はもう、死んでいる。』(シエスタ)ほか。

橘 杏咲
たちばなあずさ●10月12日生まれ。アイムエンタープライズ所属。主な出演作は、アニメ『カヤちゃんはコワくない』(カヤちゃん)、『ばっどがーる』(優谷優)、『プリンセッション・オーケストラ』(一条ながせ/プリンセス・ミーティア)、『五等分の花嫁*』(リリー)ほか。

撮影・取材・文/塚越淳一

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