プロジェクト10周年を飾る、戦乱の世を舞台としたオリジナルストーリー!
『HiGH&LOW THE 戦国 外伝』千愛役・夏川椎菜さんインタビュー
ドラマ・映画・LIVE・音楽・コミックなど、多方面に向けて展開されている、世界初の総合エンタテインメント・プロジェクト『HiGH&LOW』。
2026年で10周年を迎えた本プロジェクトのアニバーサリーイヤーを記念した舞台『HiGH&LOW THE 戦国 外伝』が東京・大阪・愛知で上演決定! 24年に上演された戦国時代活劇『HiGH&LOW THE 戦国』を軸に、アナザーストーリーでお届けする完全新作となっている。
今回は千愛役の夏川椎菜さんを直撃! プロジェクト初参戦で意気込む夏川さんに、作品の見どころを語っていただいた。
――まずは、ご出演が決まった時の感想をお願いします。
私の周りにも『HiGH&LOW』のファンがたくさんいて、プロジェクト自体は存じ上げていたのですが、私自身は触れたことがなくて……。「登場人物たちがケンカする物語ですよね……?」というイメージを勝手に持っていました(笑)。出演が決まってから過去作を拝見したのですが、“オタク心”のようなものをくすぐられるような内容だったので、「私にも頑張れるかも?」と思えるようになりました!
――自身が演じられた千愛をご紹介いただけますか?
彼女は「カスの里」と呼ばれるスラム街のような場所で育ち、(土井ケイトさん演じる)吐澤檸檬が女将を務める居酒屋で看板娘として働いています。スラム街の住人ということで「スレたところがある子なのかな?」と思っていたのですが、台本を読むと、ただ乱暴な子というわけではないことがわかりまして。今までの生き様、カスの里の住民っぽさがにじみ出るような演技が求められるのかな、と感じました。また、(蒼木陣さん演じる)風馬と恋に落ち、そのことが作品全体に関わってきます。
――千愛と風馬がクローズアップされるシーンもありますね。
本作は女性も多く観劇してくださると思うのですが、千愛はそんな皆さんにも共感してもらえるような人物だと思います。主人公の(小野塚勇人さん演じる)叢雲颯斗たちは「龍の瞳」と呼ばれる秘宝を巡って日々戦いを繰り広げているのですが、彼女はその争いからは少し離れたところにいて。その分、風馬との関係性がわかる場面で皆さんの心を揺れ動かすことができればいいな、と思います!
――ご自身が考える『HiGH&LOW THE 戦国 外伝』の魅力を教えてください。
まずは「音楽の使い方」です。作中には「龍の瞳」を巡り、さまざまな派閥が登場するのですが、「この派閥といえば、このキャラクターといえばこの音楽」というのが明確にある作品だと思いますし、「音楽の持つ力は偉大だな」とあらためて感じました。先ほども少し出しましたがオタク心をくすぐる演出の一つではないでしょうか? シリアスな展開はもちろん、コミカルな場面もありますので、気負わずにご覧いただけるのが特長ですね。また、アンサンブルやパフォーマーも多く出演し、殺陣やダンスでド派手にステージを盛り上げるので、「ゴージャス感」も見どころです!
――夏川さんが気になっているキャストは?
やはり、風馬役の蒼木さんですね。私の想像以上にストイックな方で、普段から舞台に立たれていることもあり、読み合わせ中も体を動かしたくてたまらない様子が伝わってきまして。すごくパッションを感じるので、「これは素晴らしい舞台になりそうだ」と確信しました!
――夏川さんにとって、貴重な経験になりそうですね。
はい! 蒼木さんはアクション多めの役もたくさん経験されているので、私に足りないところは助けていただきつつ、本公演を通して成長していきたいです。
――気になるキャラクターはいますか?
(小澤竜心さん演じる)寿星 桃太夫です。小澤さん本人もすごくオーラのある方で、動向が特に気になりますね。コミカルさでいうと、うえきやサトシさんが演じるキャラクターにもご注目いただきたいです。前作の『HiGH&LOW THE 戦国』や、『HiGH&LOW THE WORST』にも出演されている方で、シリーズのファンの方には思わずニヤリとしていただけるのではないでしょうか?
――これから千愛を演じるうえで意識したいところはありますか?
「スラムに住んでいる女性」という雰囲気の出し方が大事だと思っています。夏川椎菜と千愛の間で、そこが現状いちばん乖離があるところだと感じていて。彼女は単純に強いわけではなく、スラムの中では弱い存在だと思うんですね。「“夏川椎菜”を保ちながらいかに千愛感を出せるのか」をテーマに稽古に臨みたいです!
――『HiGH&LOW THE 戦国 外伝』は東京、大阪、愛知での公演です。
まだ準備段階ではあるのですが、平沼さんがおっしゃっていた演出プランが現実になるとしたら、ド派手なことになりそうだな、という確信があります。その会場ならではのアドリブもあるかもしれないので(笑)、ぜひ楽しみにしていただきたいですね。
――稽古のほうは進んでいますか?
実はまだお互いに自己紹介がてらご挨拶をし、簡単な「読み合わせ」をしたくらいで、本格的な稽古はこれからになります。キャスト一人ひとりにニックネームをつけて呼び合いつつ、鬼ごっこをしながらコミュニケーションを取ることになったのですが、お互いになじむまで続ける方針だそうです(笑)。これから結束力がぐんぐん増してくると思います!
――本公演には声優としても活躍している佐藤日向さんが出演されますね。
TrySailとして出演しているライブやフェスでご挨拶したことはあるのですが、ちゃんと共演するのは今回初めてなんです。日向ちゃんは舞台での経験も豊富なので、何かわからないことがあれば積極的にアドバイスをもらいたいと思います!
――最後に、あらためて意気込みをお願いします。
今作には「ノンバーバル」と呼ばれる、言葉を使わずに身振り手振りだけで感情や意図を伝えるようなシーンがありまして。今まで自分が武器として使ってきた表現以外で物語を成立させる必要があり、私にとって大きなチャレンジといえます。精いっぱい頑張りますので、ぜひ劇場に足を運んでください!
取材・文/佐伯敦史
■夏川椎菜さんコメント動画
『HiGH&LOW THE 戦国 外伝』概要
■脚本:
平沼紀久 渡辺啓
■演出:
平沼紀久
■出演:
小野塚勇人 笹森裕貴 彩風咲奈
山田健登 蒼木陣 小澤竜心 八木将康 うえきやサトシ 土井ケイト 夏川椎菜 佐藤日向 伊勢大貴 納谷健
川久保拓司 伊達暁 伊藤正之 ほか
■公演日程:
【東京】7月15日~30日 東京建物 Brilia HALL(豊島区立芸術文化劇場)
【大阪】8月7日〜9日 梅田芸術劇場メインホール
【愛知】8月14日~16日 御園座
■企画・制作:梅田芸術劇場
■公演HP:https://www.umegei.com/high-low-sengoku-gaiden2026/
■公演X:https://x.com/HiGH_LOW_SG_ume
■公演Instagram:https://www.instagram.com/high_low_sg_ume

