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「キミコエ・プロジェクト」は 2016 年に新世代の声優発掘オーディションとして、「第 1 回 キミコエ・オーディション」を開催。約 3,000 名の応募者の中から合格した 6 名が、2017 年に映画「きみの声をとどけたい」で主演を務め、声優ユニット「NOW ON AIR」として歌手デビューも果たすなど、さまざまなフィールドで活躍。
『Anime Japan 2018』で開催した「キミコエ・プロジェクト スペシャルステージ」では、第 1 回 のオーディションで合格し、声優デビューを果たした 6 名全員が登壇。オーディション参加時を振り返った片平美那さんが「今でもレッスンはありますが、やはりメンバーがいるから頑張れたと思うんです。切磋琢磨(せっさたくま)しあい、高めあいながら活動ができていると思います」と語ると、飯野美紗子さんも「大切なつながりを見つけられる時間だったなと思います」と誇らしげな顔を見せた。
そしてイベントでは、「第 2 回 キミコエ・オーディション」の開催についても発表された。「第 2 回 キミコエ・オーディション」では、声優を目指す男性を募集。さらに、「第 2 回 キミコエ・オーディション」の見届け人として、俳優・声優として第一線で活躍する津田健次郎さんが登場、会場は一層の盛り上がりを見せた。そしてその後のトークコーナーでは、これから羽ばたいていく第 1 回合格者の彼女たちに、津田さんから役者としての心構えをレクチャーしもらう、というひと幕があった。
声優界の先輩として幅広く活躍する津田さんだけに、聞きたいことがたくさんある様子の彼女たち。
さらに舞台、アニメ、ゲームと幅広いジャンルで活躍する津田さんに向けて「どれもお芝居という点では共通していると思いますが、ジャンルの違いで、演じ方に違いはありますか?」と神戸さんが質問。それに対して「基本的にはお芝居をするということに違いはないと思っています」と返答した津田さんは、「僕もいろんなジャンルのお仕事をやっているので、よく聞かれることなんですが、その時に答えるのは、一枚の絵を描くことがお芝居だとするならば、ジャンルの違いというのは、それが油絵なのか、水彩画なのか、という筆の使い方の違いなんだと思う、ということなんです。どの筆をチョイスするかで、最終的な印象が変わってくると思います。やはりすてきな絵を描ける人は、どのジャンルでもある程度すてきな絵が描けると思うんですよね」と切り出すと、「どの筆を使うか、というのは結局、実戦で覚えるのが早いんですよね。どうしても最初はうまくいかないじゃないですか。でも大恥をかい ていけば覚えますよ。なぜならヤバいから。切実であればあるほど、覚えるのは早い気がしますね」とアドバイス。経験豊富な津田さんならではの的確な答えの数々に、彼女たちも熱心に耳を傾けていた。
そんな白熱したイベントもいよいよ終盤。間もなく募集が開始となる「第2回 キミコエ・オーディション」について津田さんは、「とても面白そうな企画にお声がけしていただいて、光栄に思っています。自分に何ができるか分かりませんが、できることを精いっぱいやらせていただこうと思います」とコメント。「とにかく興味があったら、臆せずに応募してみてください。絶対にうまくいくとは限りませんが、一歩を踏み出さないと始まりません。ぜひとも応援をよろしくお願いします」と付け加え、「第2回 キミコエ・オーディション」を見届ける思いを語った。
「キミコエ・プロジェクト」では、間もなく「第2回 キミコエ・オーディション」の募集を開始。
最新情報については随時、公式 HPで発表予定。
声優界を担う新たなスターの誕生に注目だ!
●「第2回 キミコエ・オーディション」
公式 HP: http://kimikoe.com/
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