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真剣勝負のアニソンライブイベント『東京ボイストレーニングスクールpresents アニソンバトルカーニバル』が開催!

東京ボイストレーニングスクール(東京ボイトレ)が主催するライブイベント『東京ボイストレーニングスクールpresentsアニソンバトルカーニバル』が6月27日(日)に行われた。東京ボイトレが定期的に開催している人気イベントで、今回のテーマは「アニソン」。各校の受講者から計26組のアニメ好き&アニメソング好きの出演者たちが、日頃のレッスンの成果を発揮し、自分史上最高のパフォーマンスを披露した。

東京ボイストレーニングスクールPresents アニソンカーニバル

6月27日(日)●東京 大塚Hearts Next
MC:二ノ原也実さん、岡山香菜さん

■みんなで一丸となって作り上げるライブイベントが開幕

ライブの開演とともに東京ボイストレーニングスクール校長、そしてMCを務める二ノ原也実さんと岡山香菜さんが登壇。軽快なトークで会場を盛り上げる。アットホームな雰囲気のなか、いよいよスクール生たちのパフォーマンスがスタート。

トップバッターを務めるのは渋谷校のセーヤさん。TVアニメ『黒子のバスケ』から、GRANRODEOが歌う第三期OPテーマ「メモリーズ」を振りを交えて披露すると、アップテンポでノリの良いナンバーに会場はいきなりヒートアップ。なお、コロナ禍ということで声を出しての応援ができない代わりに、観客は色とりどりのサイリウムでパフォーマンスに応える。

続いて登場したのは新宿南口校の菅井菜摘さん。今回初出演を果たした彼女が選んだのは、ChouCho の人気ナンバーでTVアニメ『氷菓』のOPテーマ「優しさの理由」。「緊張しています」という彼女を元気づけるように、さわやかなメロディーに合わせ、サイリウムの光が揺らめいていたのが印象的だった。

なお今回、唯一ユニットでの出演となったのは、『ヒプノシスマイク』ファンつながりから、はるかさん、さりさん、はるなさんの3人で結成した「言の葉党員」。体験レッスンに来たはるかさんをはるなさんがスカウトし、さらに講師からヒプノシスマイクファンの生徒さんがいるという情報をキャッチした二人がさりさんを誘って結成にいたったという。3人の積極性はパフォーマンスにもしっかりと発揮されており、息の合ったダンスと歌のコンビネーションで観客たちを魅了していた。
曲の合間に登場して出演者と軽妙なトークを繰り広げたのがMCの2人だ。「人生ナンバー1アニメは?」「友だちになりたいキャラクターは?」「もう一曲歌うなら?」など、事前アンケートからピックアップした話題に加え、動画配信やSNS発信をしている出演者にはそれぞれPRしてもらうなど出演者たちの個性をうまく引き出し、MCという大役をそつなくこなしていた。

■ライブイベントがきっかけで結したカップルも!?

換気のための小休憩を挟んで行われた後半戦、トップバッターを務めたのは池袋校の仁禮景太さん。延期になった自身の結婚式で歌う予定だったという劇場アニメ『天気の子』主題歌でRADWIMPSの「大丈夫」を会場にいる妻に向け、愛情たっぷりに熱唱。ちなみに過去の出演者の中には、このイベントをきっかけに結婚したカップルもいるそうだ。

なお、このイベントでは、最も優れたパフォーマンスを披露した人に「ベストパフォーマンス賞」が、いちばん歌が上手な人に「ベストボーカリスト賞」が贈られるとあって、出演者全員が真剣そのもの。歌はもちろん、ダンスや振りつけを披露したり間奏部分で観客を煽ってみせたりと、特に出演回数を重ねている出演者はその分パフォーマンスも上手い。秋葉原電気街口校のサトさんもその一人で、歌の合間に「(声を出さず)心の声で叫んでください」と観客をリードしてみせた。

イベントのトリを務めたのは、過去に2回連続でベストボーカリスト賞を受賞した経験をもつ亀井ありささん。「盛り上がりすぎて自分の出演前に疲れてしまった」と弱気な亀井さんだったが、蓋を開けてみればさすがの歌唱力と表現力で、あっという間に観客を魅了し、ベストボーカリスト賞3連覇を達成した。一方、ベストパフォーマンス賞は、見事なコンビネーションで話題をさらった言の葉党員の3人に決定。

こうして大盛況のうちに終了した『東京ボイストレーニングスクールpresentsアニソンバトルカーニバル』。次回は10月31日(日)にハロウィンライブの開催が予定されており、同日にはオリジナルドラマCDもリリースされるとのこと。ちなみにこのドラマCDで使われる曲のボーカリストオーディションを開催中とのこと。このように、受講者が楽しみながら学べる環境が整っている東京ボイストレーニングスクール。ライブイベント出演者の中から、次代を担うスターが誕生する日もそう遠くないかもしれない。

【出演者&セットリスト】
①セーヤ(渋谷校)
「メモリーズ」(GRANRODEO)『黒子のバスケ』より
②菅井 菜摘(新宿南口校)
「優しさの理由」(ChouCho)『氷菓』より
③増田 えりか(新宿南口校)
「ウィーアー!」(きただにひろし)『ONE PIECE』より
④阿部 暢子(秋葉昭和通り口校)
「永遠の不在証明」(東京事変)『名探偵コナン 緋色の弾丸』より
⑤渡辺 茂(池袋校)
「素直でいたい」(WENDY)『蒼き伝説シュート』より
⑥言の葉党員(はるか/さり/はるな)
「Femme Fatale」(中王区 言の葉党)『ヒプノシスマイク』より
⑦山田 愛海(秋葉原昭和通り口校)
「たいようの哀悼歌」(flower)『将国のアルタイル』より
⑧田中 椎菜(池袋校)
「God Knows…」(涼宮ハルヒ【平野綾】)『涼宮ハルヒの憂鬱』より
⑨石井 楓(秋葉原電気街口校)
「オトモダチフィルム」(オーイシマサヨシ)『多田くんは恋をしない』より
⑩橋本 和歌子(池袋校)
「from the edge」(FictionJunction feat.LiSA)『鬼滅の刃』より
⑪藤岡 亜也野(新宿西口校)
「炎」(LiSA)『鬼滅の刃』より
⑫まゆと(池袋校)
「月光花」(Janne Da Arc)『ブラックジャック』より
⑬杉原 瑛代(秋葉原電気街口校)
「LIVE for LIFE~狼たちの夜~」(愛美)『ベン・トー』より
⑭中村 あき(池袋校)
「I will…」(藍井エイル)『ソードアートオンライン アリシゼーションWar of Underworld』より
⑮仁禮 景太(池袋校)
「大丈夫」(RADWIMPS)『天気の子』より
⑯岩下 遥(秋葉原電気街口校)
「プライド革命」(CHICO with HoneyWorks)『銀魂』より
⑰サト(秋葉原電気街口校)
「サムライハート」(SPY AIR)『銀魂』より
⑱山室 順矢(秋葉原昭和通り口校)
「One Day」(The ROOTLESS)『ONE PIECE』より
⑲野口 珠里(池袋校)
「ハートリアライズ」(Tia)『ノラガミ』より
⑳小川 理奈(秋葉原電気街口校)
「IGNITE」(藍井エイル)『ソードアート・オンライン』より
㉑河合 良純(秋葉原昭和通り口校)
「銀河鉄道999」(ゴダイゴ)『銀河鉄道999』より
㉒小林 えり(池袋校)
「ラピスラズリ」(藍井エイル)『アルスラーン戦記』より
㉓さり(秋葉原電気街口校)
「Fire Scream」(水樹奈々)『戦姫絶唱シンフォギア』より
㉔小川 貴弘(秋葉原電気街口校)
「君じゃなきゃダメみたい」(オーイシマサヨシ)『月刊少女野崎くん』より
㉕小澤 沙弥香(秋葉原電気街口校)
「The Bravery」(supercell)『マギ』より
㉖亀井 ありさ(池袋校)
「Sincerely」(TRUE)『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』より