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【声グラ限定】「THE IDOLM@STER SHINY COLORS 4thLIVE 空は澄み、今を越えて。」幕張メッセ国際展示場DAY2ライブレポート

アイドルマスターシャイニーカラーズの4thライブ「THE IDOLM@STER SHINY COLORS 4thLIVE 空は澄み、今を越えて。」が4月23日・24日の2日間、幕張メッセ国際展示場にて開催された。4周年を祝う記念すべきライブから、2日目・24日公演の模様をお届けする。

 

7色の照明に照らされたステージ。天井努社長、七草はづきさんによる開演前挨拶が終わると、スクリーンには「遥か先を飛ぶ私たちへ」からはじまる手紙が映し出される。今回のライブのサブタイトルは「空は澄み、今を越えて。」。この手紙は未来の自分たちに向けたメッセージとなっており、以降も各ユニットの登場前にアイドルたちの手紙が朗読されていたのだが、それぞれ心にグッとくる内容で、それがライブの盛り上がりの一助になっていた。

スタートは2020年発表の全体曲「Dye the sky.」から。センターステージに登場し力強いパフォーマンスを見せたかと思えば、間奏では2列になり華麗に花道を闊歩。センターステージで拳を突き上げるアイドルたちの目には力強さが宿っていた。そんな雰囲気から一転してキュート&ポップな「Color Days」が2曲目。左右ふた手に割れて移動するセンターステージに乗って会場に詰め掛けたプロデューサーたちにそのキュートな笑顔を振りまいていた。

全体曲2曲が終わると自己紹介MCを挟んで各ユニットごとのパートがスタート。トップバッターはラベンダー色のドレスに身を纏ったアルストロメリアだ。メインステージから現れた3人は「パステルカラー パスカラカラー」を歌唱しながら花道を移動。283プロのキュート担当らしく癒しの空間を作り出すと、続く「ラブ・ボナペティート」でも“ポッシュシュシュシュ”とかわいらしいパフォーマンスを見せてくれた。

グリーンのライトに照らされて登場したのは昨年加入したシーズの二人。「OH MY GOD」と「Fly and Fly」の2曲を披露したが、そのパフォーマンスはまさに圧巻の一言。その振り付けアクションは息もぴったりと合い、ひと目見ただけですごいとわかる。そして難易度の高いラップを見事に歌い上げる歌唱力。283プロでは最後輩ユニットとなる二人が、その存在感を存分にアピールしていく。

3組目の登場となったのはシャイニーカラーズのセンターユニットでもあるイルミネーションスターズ。風野灯織役の近藤玲奈さんが急遽出演見合わせとなったが、ステージに立った関根瞳さんと峯田茉優さんはそんな近藤さんの思いも背負って「PRISISM」と「スマイルシンフォニア」の2曲を届ける。トロッコに乗って会場に笑顔を振りまいている姿が印象的だった。

ここでこれまでに登場した3ユニットが再び登場。イルミネーションスターズ×アルストロメリア×シーズのユニットコラボ楽曲「Secret utopIA」を披露。この曲ではかっこよくラップを刻むイルミネーションスターズ&アルストロメリアや、キュートに歌うシーズなど普段とは違う一面を垣間見ることができた。

二人ずつ二つの移動ステージに分かれて登場したノクチルはまず「僕らだけの未来の空」を歌唱。サビではその移動ステージが向き合う形となり、幼馴染ユニットだからこそ醸し出せる、ノクチルのエモさを見事に表現していた。また2曲目の「今しかない瞬間を」では花道を伝ってメインステージへと歌いながら移動するが、ここでのカメラアピールに配信視聴でのコメント欄は大いに盛り上がっていた。

センターステージに元気いっぱいの姿で放課後クライマックスガールズが登場すると、さっそく「クライマックスアイランド」が開演。4人は会場を遊園地に変えてしまうかのような明るく元気なパフォーマンスを見せてくれた。続く「拝啓タイムカプセル」ではトロッコに乗り会場を移動すると、河野ひよりさんの掛け声と共に“放クラップ”(手拍子)が鳴り響いていた。

こうしてノクチルと放課後クライマックスガールズのパフォーマンスが終了すると、再びユニットコラボ曲のお披露目。楽曲はもちろんこの2ユニットが歌う「相合学舎」。学生感の強い放クラとノクチルらしい“学舎”というワードにプラスして“相合傘”をも連想させる同曲は、ラップとおしゃべりを融合させた青春を感じる一曲。枕投げパフォーマンスなどもあり賑やかなステージとなっていた。

天井カメラに映し出される姿からその世界観を表現していたのがアンティーカの5人。センターステージで歌唱した「abyss of conflict」ではストロボ照明が彼女らの力強い動きを引き立てると、特殊アウトロに乗ってメインステージへ移動。続く「革命進化論」ではレーザー光線を交えた激しいライティングが5人の勇姿を映し出し、その楽曲タイトルどおり進化を止めないアンティーカをステージで見せ付けていた。

ユニットパートのラストを飾ったのは“迷光”の名を冠するユニット・ストレイライト。メンバーカラーのペンライトが激しく揺れる会場をトロッコで移動しながら披露した「Another Rampage」、メインステージで力強くも妖艶に歌い上げた「Timeless Shooting Star」とラストスパートにはもってこいの2曲に、3人のキレキレなダンスパフォーマンスも相まって観客たちのボルテージはさらに上がってく。

そして3曲目となるユニットコラボ曲はアンティーカとストレイライトが歌う「Killer×Mission」。ベクトルは違えどお互いシャイニーカラーズの“かっこいい”を請け負うこの2ユニットの共演はじつに興味深いところだったが、そのステージではお互いのポリシーをぶつけ合い、それを融合させることで期待と想像を遥かに超える“かっこいい”を見せてくれた。

7組のユニットパートが終了するとここで新たな情報が解禁。ゲームの最新情報やCD「PANOR@MA WING02」のリリース情報、さらにシャニマス初の対バンライブの開催が発表されると、大きな拍手が送られていた。

やがてそろいの衣装を登場して再集結したメンバーは円陣を組んでメインステージに登場。それぞれのユニット名を声に出して気合いを込めると、最後に右手を高らかに振り上げて「シャイニーカラーズ!」と声を合わせて気持ちを一つにする。そこからシングル「BRILLI@NT WING 01」に収録されていた「Multicolored S ky」を歌うと、会場やカメラの向こうにいるプロデューサーたちに笑顔で感謝の気持ちを届ける。振り付けもこれまでのものではなく、笑顔で手を振り、楽しそうに歌う姿が印象的だった。

「いつか Shiny Days」ではセンターの移動ステージに乗りながらの歌唱。スローテンポな同曲を歌いながら、会場にいる全員と目を合わせるかのように視線を投げかけていくアイドルたちが大団円に向けて余韻と温かさを会場に残していく。また歌唱後はメンバーひとりひとりからの挨拶もあり、会場は温かさに満ち溢れていった。

そしてラストには今年4月に発売されたばかりの「PANOR@MA WING 01」に収録されている新全体曲「Daybreak Age」を披露。メインステージをいっぱいに使って、この日参加した24人全員での歌唱は、新たな夜明けを予感させるのに十分な輝きを放っていた。

【出演者】
●イルミネーションスターズ
関根 瞳(櫻木 真乃役)/ 峯田 茉優(八宮 めぐる役)
●アンティーカ
礒部 花凜(月岡 恋鐘役)/ 菅沼 千紗(田中 摩美々役)/ 八巻 アンナ(白瀬 咲耶役)/ 希水 しお(三峰 結華役)/ 結名 美月(幽谷 霧子役)
●放課後クライマックスガールズ
河野 ひより(小宮 果穂役)/ 白石 晴香(園田 智代子役)/ 永井 真里子(西城 樹里役)/ 丸岡 和佳奈(杜野 凛世役)/ 涼本 あきほ(有栖川 夏葉役)
●アルストロメリア
黒木 ほの香(大崎 甘奈役)/ 前川 涼子(大崎 甜花役)/ 芝崎 典子(桑山 千雪役)
●ストレイライト
田中 有紀(芹沢 あさひ役)/ 幸村 恵理(黛 冬優子役)/ 北原 沙弥香(和泉 愛依役)
●ノクチル
和久井 優(浅倉 透役)/ 土屋 李央(樋口 円香役)/ 田嶌 紗蘭(福丸 小糸役)/ 岡咲 美保(市川 雛菜役)
●シーズ
紫月 杏朱彩(七草 にちか役)/ 山根 綺(緋田 美琴役)

【セットリスト】
M01.Dye the sky.
M02.Color Days
M03.パステルカラー パスカラカラー
M04.ラブ・ボナペティート
M05.OH MY GOD
M06.Fly and Fly
M07.PRISISM
M08.スマイルシンフォニア
M09.Secret utopIA
M10.僕らだけの未来の空
M11.今しかない瞬間を
M12.クライマックスアイランド
M13.拝啓タイムカプセル
M14.相合学舎
M15.abyss of conflict
M16.革命進化論
M17.Another Rampage
M18.Timeless Shooting Star
M19.Killer×Mission
M20.Multicolored Sky
M21.いつか Shiny Days
M22.Daybreak Age

シャイニーカラーズ公式HP
https://shinycolors.idolmaster.jp

公式Twitter
https://twitter.com/imassc_official

THE IDOLM@STER™& ©Bandai Namco Entertainment Inc.

取材・文/田中克佳