銀河万丈さん

誰もが知るあの人気作品に出演している超豪華ベテラン声優50名のインタビューを1冊にまとめた『声優道 名優50人が伝えたい仕事の心得と生きるヒント』
大人気アニメのオーディションやアフレコ秘話、共演者とのエピソードなど、ここでしか聞けない貴重なお話も満載。声優戦国時代を生き抜いてきた名優50人に「選ばれる」仕事術、そして「声で生きていく」道の厳しさを語っていただいたこの1冊は、すべての声優ファン&声優志望者必読のバイブルとなっている。

そんな『声優道 名優50人が伝えたい仕事の心得と生きるヒント』に掲載されているインタビューを少しだけお見せしちゃいます!

それぞれが“声優”という仕事を始めたキッカケとは……。

 

若人よ、もっとわがままになれ

28歳でデビュー スタートはかなり遅かった
▼周りが厳しかった新人時代 「君にはギャラを払いたくない」と言われた
▼いい緊張感とエネルギーに満ちた『ガンダム』の収録現場
▼ゲームの録音は、かなりハードなお仕事!?
▼強い個性を持つクセのある役者にもっと出てきてほしい
▼大事なのは思い立った時に行動すること

【プロフィール】
銀河万丈(ぎんが ばんじょう)
11月12日生まれ。青二プロダクション所属。主な出演作は、アニメ『機動戦士ガンダム』(ギレン・ザビ)、『装甲騎兵ボトムズ』(ジャン・ポール・ロッチナ)、『タッチ』(原田正平)、『北斗の拳』(サウザー)、『交響詩篇エウレカセブン』(グレッグ・イーガン)、ナレーション『開運‼ なんでも鑑定団』ほか多数。

28歳でデビュー スタートはかなり遅かった

僕は大学時代に放送研究会に入っていたんですが、そこでラジオドラマ作りに夢中になっていた時期がありました。当時はもうテレビの時代になっていましたけど、それでもまだ輝かしいラジオの時代の残照みたいなものがあったような気がします。渋谷ジァンジァンという、コーヒーを飲みながらラジオドラマを聴くことができる小劇場もありました。

そんなラジオドラマに関われたらいいなとは思っていたけど、ラジオドラマなんて職業として成立するものでもないし、そもそもラジオドラマを作れる場所なんてわからない。とにかくそれに近いことをやっていたのは、劇団くらいしかなかったわけです。

出発点として、まずテアトルエコーの養成所に入りました。もともと「役者になろう」とは思っていなかったけど、始めてみると舞台は舞台で奥深いものがあり、やっていくうちに「面白いな」と思うようになりました。でも結局、テアトルエコーの養成所を辞めちゃいまして。仲間と「劇団作ろうぜ」と劇団を作っては潰して……ということを繰り返しながら、はっきりしない生き方をしていました。ひどく生意気な状態でしたね。

ちょうど養成所を辞めたとき、テアトルエコーの座付き作家(※特定の芸人と一緒にネタや脚本を考える作家)だった井上ひさしさんが脚本を書かれた舞台『天保十二年のシェイクスピア』に出演させていただいて、いろんな舞台の方たちとご一緒できました。そこから小さな舞台をやるようになって……そうやって何となくずるずると過ごしてしまいましたが、どこかに所属しているわけでもないし、胸を張って「俳優です」と言えるほどでもない。まぁ、はっきりしないような状態でしたね。

そうこうするうちに「やっぱり音の仕事がしたい」という気持ちがはっきりしてきたんでしょうね。その分野の仕事をするために、青二プロダクションに自分の声のサンプルテープを持ち込みました。それが声の仕事をするきっかけになりました。

当時はまだ“声優”という職業が確立していなくて、声の仕事は劇団経験者や俳優さんがやられることが多かったと思います。当然、声優の養成所などはなかった。僕は大学を出てから養成所に行って、さらにフラフラして青二プロにたどり着いたわけですが、そこから声の仕事でデビューできたのは28歳の頃。スタートとしてはかなり遅い方だったと思います。

■声優道チラ見せ一覧
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