フィギュア・プラモデルメーカーのコトブキヤとイラストレーター森倉円氏によるメディアミックスプロジェクト『創彩少女庭園』と、「あの頃」の「学生生活」をテーマにした声優トークイベント『もうスク』によるコラボイベントが2023年11月12日(日)、東京・コトブキヤホールで開催された。
イベントには小石川エマ役・長江里加さん、一条星羅役・前田佳織里さん、早乙女瑠衣役・久保田未夢さんが登壇し、学生時代のトークに花を咲かせた。ここでは「2部」の模様をお届けする。
『創彩少女庭園』のラジオ番組『創彩ラジオ』でのあいさつ「今日もプラモってる?」「モってるモってる~!」のコール&レスポンスからオープニングトークがスタート! 学生時代の話から実家の話題、そして学校の授業形式でコーナーが展開していく。
1時間目は「学生生活 リア充チェック」。3人の学生生活がいかに充実していたかどうかを「友達の家に泊まりに行ったことがあった」、「思い返せば不良の友達もいた」など、10個の項目でチェック。
「制服をいじっていた」という項目では、前田さんが昔から私立の学校の制服に憧れていました。仕事でこんなに制服を着ることになるなんて思いませんでした……」としみじみ語り、長江さんは「ピアスを制服に刺してアクセサリにしていました。また先輩のファッションをリスペクトして、セーラー服で着脱可能な箇所を全部取って、着ていました(笑)」と当時のファッション事情を紹介した。
また、「学校帰りは寄り道がデフォルトだった」という項目ではアルバイトの話題に。長江さんと前田さんが「ティッシュ配り」の仕事をしていたことを明かすと、久保田さんが「私も秋葉原でチラシ配りをしてたよ!」とコメントすると、すかさず2人から「それって(久保田さんが所属するアイドルユニット)i☆Risの活動の一環でしょ!」とツッコミが入った。
なお、結果は長江さんが「90パーセント(「〇」が9個)」という好成績を収め、見事“長江もうスク的リア充里加”の呼び名を獲得し、次のコーナーへ。
2時間目は「せーので答えて スクール履歴」。
用意された質問にせーので答え、回答を検証していく、という企画だ。
「中学時代の1か月のお小遣いはいくら?」という質問に対し、「5,000円です。池袋の『アニメイト』に買い物に行ってました」(久保田さん)、「1,500円です。本を買って、友達みんなで回し読みしたり、ゲームセンターで『太鼓の達人』を延々とやっていました(笑)」(前田さん)、「2,000円です。プリクラを撮ったり、映画館で『名探偵コナン』を観ていました」(長江さん)とそれぞれ使途を含めて回答。また、「もしも才能がありすぎたら、何部に入りたかった?」という質問には、「バスケ部です。ヒエラルキーが高く、あこがれの対象だったので」と久保田さん。前田さんは「サッカー部です。実は私、運動は得意なほうなのですが、球技だけは苦手で……。才能があれば無双したいです!」と答え、長江さんは「ダンス部です。私の学校では顔もスタイルもいい子ばかり所属していて、とてもじゃないけど入れなかったので……」とそれぞれ学生時代の話をまじえて盛り上がった。
3時間目は「書道。私へのアドバイスを書こう会」。“学生時代の私に、いまの私からのアドバイス”というお題で書道を実践。作品を額に入れて発表した。
前田さんがしたためたのは「ゲームをしろ!!ヤー!」。「うちは家が厳しくてあまりやらせてもらえなかったのですが、ゲームから学べることってたくさんあると思うんです。最近はそのときの時間を取り返すべく、空いている時間には中古ゲームをプレイしています」という思いを込めた。
長江さんは「敬う心があれば、争いごとが起こらないと思うんです。私は人を見下しまくる、すごくイヤなヤツだったんです。高校時代に出会った友人に諭されたので改心できましたが、もっと早く気づけていれば、といまも思います」と語り、「敬う心」という作品を完成させた。
そして久保田さんは「ママのご飯 たくさんお食べ」。「一人暮らしをすることで、親の料理にありがたみを感じるんです。ここにいるみんなも、食べられるときに、たくさん食べたほうがいいよ!」。と、3人の強い想いがこもったコメントに、場内のファンも聞き入っていた。
4時間目は「リアルか? フェイクか? 学校生活 ご当地あるある会議」。埼玉県出身の長江さんと久保田さん、福岡県出身の前田さんと「ご当地のうわさは本当かウソか?」を検証するコーナー。
「体育で『全体、止まれ』のあと『1、2、3、4、5』と続ける」、「高校の修学旅行が“人生初スキー”の人が多い」(福岡あるある)、
「中3になったら、進路を決める指針となる『北辰テスト』を受ける」、「風が語り掛けてくるので 饅頭が美味い(ご当地和菓子『十万石まんじゅう』の有名CMから)」(埼玉あるある)と4つのうわさについて検証したところ、「すべて本当」であることが判明! 埼玉出身、福岡出身のオーディエンスとともに「あるある」を証明していた。
「寄せ書きクリアファイル」が当たる抽せん会と「3人の寄せ書きサイン色紙」をかけたジャンケン大会のあとは、イベントもいよいよたけなわ。実は全員一人っ子という共通点があるらしく「1部、2部通して距離が縮まった気がします」と口をそろえる3人。最後は「『創彩少女庭園』の今後の展開を楽しみにしてください!」とメッセージが贈られ、ステージは終了した。
今回を機に誕生した「学生生活」をテーマに繰り広げられるイベント『もうスク』の展開も楽しみだ。
「もうスク」インフォメーション
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