マリ姉に直撃インタビュー! 國府田マリ子さんが養成所時代の思い出や声優志望者へのアドバイスなどを語ってくれました。ファン、なりたい方ともに必見です!!
プロフィール
國府田マリ子(こうだまりこ)……9月5日生まれ。青二プロダクション所属。
おもな出演作は、『まもって守護月天!』守護月天シャリオン、『ママレード・ボーイ』小石川光希、『GS美神』(おキヌ)、『忍たま乱太朗』ユキ、『デジモンセイバーズ』大門小百合、『Kanon』水瀬名雪、ラジオ『おしゃべりやってま-す土曜日』、『アニメストリート』パーソナリティ、アルバム『ビタミンぱんちっ!』ほか。
声優になるために大事なのは好きだという気持ち!
声優になったきっかけを教えてください。
進路を考えていた18歳のころ、自分には何ができるのかと思ったんです。興味のあった役者の世界で、存在価値を確かめてみようと決めて。次の日にすぐ、養成所(青二塾)の二次募集宛へ書類を出しました。
行動が早い(笑)。まさに思い立ったが吉日ですね。
受験したときは、すでに授業が始まっていました。「わたしもここで授業を受けるんだ!」って思いながら、オーディションを受けました。そして合格して、通うことになったんです。
役者の道を歩み始めてみて、いかがでしたか?
分からないことはたくさんあって、何度も挫折しました。稽古が終わったあとは、毎日泣きながらバイトにいきました。経験したことのない役者の世界は、今までの生活に比べると常識や固定概念が異なっていて。理解するまで大変でした。でも、あきらめずに続けられた。それは、好きだから、というひと言に尽きます。
何より大切なのは、「好きだ、なりたい!」という気持ちなんですね。
仕事の現場でも多様な価値観にとまどって。でも、仕事を通じて、スタッフの方はもちろん、ラジオの仲間やアニメを見ている人、みんなにいろんなひとに出会える。どんどん仲間が増えていく。それが嬉しくて。だから、絶対に大丈夫、辞めないって思いました。
これからなろうという若い子たちへ向けて、応援メッセージをお願いします。
私は、両親に納得してもらうためには、がんばって仕事している姿を見せるしかない、と思いました。子どもの幸せが親の幸せだと信じて、懸命に走ってきました。何かを目指すとき、自分自身が迷ってしまうとグズグズになってしまいます。声優になりたいという自分の気持ちを大切にしてほしい。人の心を動かすのは熱意。熱い想い。きっと届く。一緒にがんばろうね。ふぁいとっ!です。
志しを貫き通してほしいということですね。
あと25年ぐらいしたら、引き際が大事だからね、っていうかもしれないですけどね(笑)。