島本須美さんが演じるヒロインに憧れて声優の道を選んだという鳥部万里子さんは、なんと上智大学のミスコン優勝者! 才色兼備のニューヒロインが声優未来予想図に登場。いつか世界中に日本のアニメの素晴らしさを伝えられるようになりたい!
Profile
とりべまりこ ●7月31日生まれ。アイアムエージェンシー所属。
主な出演作は『石田とあさくら』(木下奈々子)、『フォトカノ』(山沢)ほか。また受賞歴として「ミスソフィア2012」のグランプリがある。
鳥部 万里子’s LOOK INTO THE FUTURE
感謝を忘れずにいる人になりたい!
Mariko’s PAST
7歳
新潟県に育つ
遊びに行く場所もなかったので、近所のゲートボール場にみんな集まって遊んだり、アニメを見るのが好きな女の子でした。アニメはジブリ作品が好きでしたね。
17歳
ドイツに留学
ホームステイしていたのは、人より牛とか羊のほうが多いような田舎町。ロマンティック街道のど真ん中だったので、おとぎ話に出てきそうなお城とかがたくさんありました!
19歳
洋画の吹き替えで初仕事
本当にちょっとした役だったのですがとても緊張しました。何もわからず体当たりで挑んだのですが、マイクワーク、パクあわせなどで「これが現場なんだ!」と実感。
21歳
ミスソフィア2012でグランプリを獲得!
大学生で、しかも女の子じゃないと得られないチャンスということで挑戦しました。
22歳
『石田とあさくら』でアニメ初出演
木下先生の娘の奈々子ちゃん役で初めてのアニメ出演となりましたが、やはり現場は緊張しました。うれしかったエピソードは憧れの島本須美さんと共演できたこと!
アニメ『フォトカノ』の広報部に就任!
私も山沢役で出演しているアニメ『フォトカノ』の広報部としてがんばっています。
Mariko’s FUTURE
24歳
透明感のあるヒロイン役を演じたい!
ジブリ作品に出てくるような、かわいいだけじゃなくて芯の強いヒロインを演じたい。
26歳
島に行きたい!
屋久島みたいな日本の森が残っているような島が理想です。そんな森の中でバイオリンを弾いてみたいという夢があります。
30歳
髪を切りたい!
ずっとロングなので、ショートボブくらいにしてみたいです。もうひとつは童謡や童話などを通じて子供たちとたくさん触れ合えたらなと思っています。
40歳
落語家に転身!?
日本の伝統芸能ですし、話芸を身につけて転身できたらいいなぁ。ここからの年表は「目指せ真打ち!」でしょうか?(笑)
60歳
おもてなし空間を作ります!
楽器が弾けたり、気軽におしゃべりができたりするようなステキな空間を作りたいです。
70歳
すてきなおばあちゃんに!
いつまでも楽しくスキップできるような、元気で明るいおばあちゃんになっていたら幸せです。
鳥部 万里子を知る10の質問
好きな食べ物は?
お豆腐です。和食を食べに行ったときなどに出てくるお通しのお豆腐はおいしいですよね。昔は苦手だったんですが、今は大好き!
好きな飲み物は?
紅茶が好きで、中でもチャイティーがいちばん! 紅茶缶は見た目がかわいいので、それも含めて大好きですね。お砂糖なしのミルク多めが私流です。
趣味や特技は?
バイオリン、落語、ドイツ語……あ、鳥部家伝統の真夜中クッキングも趣味かも!? 昔からお母さんが夜中にプリンとか作っていたのですが、最近は私も夜中にお菓子を作るようになりました(笑)。
尊敬する人は?
プラトンです。大学では哲学も勉強していたのですが、プラトンの思想はフワフワしててかわいいんですよ。
マイブームは?
電話に出るときに違う人のふりをして出ること。弟のふりをしたりするのですが、その電話が私宛だった場合は一度保留にしてから出ないといけないのが難点です。これは……演技の練習ということにしておいてください(笑)。
最近買ったものは?
お気に入りの手帳がなかなか見つからなかったので、自分でノートを買って手帳を作っちゃいました。
休日の過ごし方は?
最近は新宿の末広亭とかに落語を聞きに行きます。飲食もOKなので、お弁当を持ってくる方もいらっしゃいますよ。
影響を受けた本は?
小さいころに影響を受けた本は『星の王子様』です。もちろん、英語版も、ドイツ語版も読みました。
最近泣いたことは?
大学の卒業式ですね。すごく学校が好きだったので、1年生のときから3月になると卒業するときのことを想像して泣いていました。早すぎましたか?(笑)
座右の銘は?
英語ですが「Say “Thank you” a lot」。ありがとうをたくさん言おうという意味ですね。つねに感謝を忘れずにいる人になりたい!。
From 鳥部 万里子
鳥部 万里子
声優としての一歩を踏み出したばかりの私ですが、声優はキャラクターを演じることで他の人生を生きることができる素晴らしいお仕事だと思っています。キャラクターとしてその世界に生きて、そして感動を与えられるようにこれからもがんばっていきますので、皆さん応援をよろしくお願いします。