Q1. 実は耳が、少し悪いのです。日常生活では問題ないのですが。声優になるのは難しいでしょうか?
A 程度によります。あなたの通っている声優スクールや、気になるスクールの先生に正直に話してみてください。耳鼻科にも相談してみましょう。
Q2. 私はあがり性です。どうすればよいでしょう。
A 『経験』と『自信』が特効薬です。しかし、まだ『経験』がない方は、まず『自信』を持ってください。自分の練習量、表現力、外見でもなんでも結構です。自分ならできるという『自信』はあなたを変える手助けになるのではないでしょうか。
Q3. 地方出身の者です。東京の友人と比べてもアクセントが気になります。そんな僕でも声優になることはできますか?
A 声優は、正確な標準語を話すことを求められます。地方出身者の方に向けた授業を行うところは多くあります。まずは、近くの声優学校に問い合わせてみてはいかがでしょう。学校リストでは、地域ごとに検索もできるので活用してみてください。NHKのニュースなどを聞いて、正しい発音を耳で覚えることも良い方法です。また、標準語を正確に話せた上で、もともと持っている方言も使えれば、デビュー後にそれが売りになることがあります。
Q4. 歯並びが悪く、すきっ歯です。息が漏れるようですが、声優になれますか?
A 気になるようなら、まずは歯医者さんに行って、矯正できるか相談してみましょう。
Q5. 歌がうまい声優が多いですね。私は、はっきり言ってうまくありません。そんな私でも声優になれますか?
A 音痴の人は苦労するかもしれません。声優は声、つまりは音を相手にする職業なので、リズム、テンポ、トーンに対する感性の良い人のほうが有利ではあります。しかし、たくさん良い芝居をみて、良い本に触れ、感性を磨いてみてください。その経験はきっとあなたの役に立つことでしょう。
Q6. 舌が短いのか発音が変になってしまうことがあります。
A 舌が短いのは正直不利ではあります。しかし、その上で自分がどのように努力し、克服するかで道が変わってくることでしょう。まずは、基本から頑張ってみましょう。
Q7. 私は身長がとても低いのですが、声優に向いていますか?
A 身長は、声優に必要な技術とは関係ないから大丈夫でしょう。
Q8. 私は、可愛くありませんし、太っています。それでも声優になれますか?
A 声優は、俳優です。俳優とは、自分の魅力を相手にアピールすることが求められています。体型も顔もそれ自体は声優には直接関係ありません。しかし、自分を卑下しているとせっかくのチャンスが逃げてしまいます。もっと自分の魅力的なところを見つけてあげてください。
Q9. 目が悪いのですが、大丈夫でしょうか?
A 声優は、暗いところで台本を読むこともありますし、一日に何回もTV画面、スクリーン画面を見なければいけません。できるだけ、目に負担をかけないように今から気を配っていくことも大切です。
Q10. どうしたら大きな声が出せるようになりますか?
A 大きな声を出すのは初めは抵抗がありますよね。でも、大きい声が出せるところで、一度出してみてください。スッキリします!少しずつ自分を慣らしていって下さい。
Q11. 友達から、よく「早口だね」といわれます。直りますか?
A 直す努力をすれば直ります。速いテンポ、遅いテンポでも声優は話さなくてはいけないのです。まずは意識してゆっくり本を音読することから始めてみてください。
Q12. 国語はどうも苦手ですが・・・。声優は難しいですか?
A 声優にもっとも必要な学問は国語能力です。しかし、学問以外で必要なのはコミュニケーション能力です。相手の言いたいことを汲み取る能力が、実は一番大切なのかもしれません。
Q13. みんなの前で発表することが苦手ですが、声優になれますか?
A 仲の良い方とおしゃべりをするのは楽しいですか? 近い距離から徐々に意識を遠くに持っていきましょう。おしゃべりが楽しければ、きっと話すことは上手になれます。
Q14. サ行とタ行とラ行の発音がうまくできていないように思います。何とかなりますか?
A サ行・タ行・ラ行は舌先の微妙な動きが必要とされていますので、正確な音を出すことが難しい行です。訓練によって、ある程度矯正することができますので、努力を続けてください。
Q15. 読めない字が多いです・・・。
A まずは読めるようになりましょう。字を勉強することは、字間を勉強すること。好きなジャンルの本などを読むと楽しく学べるかもしれませんね。
Q16. 鼻が悪くていつも鼻づまりのような声になってしまうのです。声優はムリですか?
A 意外と鼻に関する病気は多いです。一度耳鼻科に診てもらってはいかがでしょう。すっきりして、声もよくなるかもしれません。
Q17. どもり症なのですが、声優になることはできますか?
A 声優になるための訓練は、滑舌をよくし、自分の言葉に注意を払うことから始まります。どもりの矯正クリニックでも声優の滑舌方法を使っているところがあるくらいです。基礎をしっかり身につけることで声優への道が開けるのではないでしょうか。