オーディションでは、応募書類に写真を添えて提出しなければならないことがよくあります。でも「写真に撮られるのが苦手」という人は、意外と多いはず
そんなあなたのために、プロのカメラマンが写真を撮られるときに気をつけるべきポイントをアドバイス。このポイントをクリアして、あなたの魅力をしっかりと写真のなかでアピールして、オーディション突破を目指しましょう。
バストアップ&ウエストアップ編、スタート!
5つの基本!!
1.自分の顔の見えかたを知っておく
人間の顔は、左右対称ではありません。まずは自分で顔を見たり、友達に写真を撮ってもらったりして、左右どちらの顔のほうがよく見えるか、どの角度が一番自分らしく見えるのかを知っておきましょう。また、前髪の分け方などヘアスタイルによっても、見えかたが違ってきます。
2.表情の練習をしておく
写真が苦手な人は、カメラの前に立つと苦手意識が先に立って。普段よりもよりいっそう表情が固くなってしまいがちです。カメラの前で柔らかな表情を作れるように、日ごろから鏡の前で笑顔の練習をしておきましょう。
3.真正面を避ける
証明写真のような真正面からのショットは、顔が平板に見えてしまうので、じつは撮る方にとっても難しいものなのです。鼻ひとつ分くらい左右どちらかに振ることで、正面からの写真のように見えて、凹凸をきれいに見せることができます。
4.少し身体をかたむける
顔は正面を向けた状態で、体だけカメラに対して少しだけ斜めにしてみましょう。こうすると首が伸びるので、首のタルミやシワが気にならなくなりマス。また、肩のラインや体もすっきりとキレイに見えるようになります。
5.なるべくカメラを意識しない
いい表情を撮ってもらうには、リラックスすることが一番大切。カメラの前にたっても、「今、写真を撮られているんだ」と必要以上に意識しないようにしましょう。もちろん目線はカメラのほうに向けていなければいけませんが、頭の中では好きなものや美味しいご飯のことなどを考えてみるのがいいかも。
写真を撮る前にCheck!
Plus1!
手の動きをつけてアピール
バストショットやウエストショットは、アップであるだけにポーズの変化がつけにくいもの。でも画面のなかに手を入れることで、さまざまな変化がつけられます。輪郭にそって手を添えると、柔らかい雰囲気に。手の甲は以外にゴツゴツしているので、光を見せるポーズだと明るく元気な印象になります。逆に、柔らかく見せたいとときには、手の側面を見せること。でも、いずれも手に力が入りすぎていると不自然になってしまうので、自然な感じに見えるようにいろいろと研究をしてみて。
洋服の色に気をつけよう
誰でも自分に似合う色があります。その違いはどこで決まるのかといえば、ずばり肌の色。目には見えないほどの小さい変化ですが、じつは着ている服の色が顔に写り込んで、顔色を良くも悪くも見せてしまうのです。寒色系の服は顔色を悪く見せてしまうので、なるべく暖色系の服を選ぶというのもコツのひとつ。また、パステルカラーの服よりも原色系の強い色のほうが、写真全体が引き締まって見えます。自分の肌にはどんな色が似合うのか、いろいろと試してみてください。でもいくら似合うからといって、全く違った系統の色を同時に身につけてしまうと、チグハグな印象になってしまうので注意。