ニューシングル発売記念
誌面&WEB連動インタビュー!
人気声優の上村祐翔さん、千葉翔也さん、保住有哉さん、堀江瞬さん、吉永拓斗さんによるユニット・SparQlew(スパークル)。9月16日2ndシングル「ヘルベチカ」をリリースするということで、声優グランプリでは発売中の10月号とWEBでの連動インタビューを決行! 誌面では語られなかったニューシングルのレコーディングやジャケット写真撮影の感想、そして8月9日に行われた配信ライブ『SparQlew Live Stream“Breath”』を振り返っていただきました。
──ニューシングル「ヘルベチカ」は、曲選びのコンペから参加されて思い入れの深い作品だとうかがいましたが、レコーディングの手ごたえはいかがでしたか?
千葉 「ヘルベチカ」、「雲に閃光弾」は音だけ聴くとロックンロールな曲で。今までは“SparQlewらしさ”をアプローチするディレクションが多かったのですが、“らしくない”ほうがこの曲らしいといいますか。他のメンバーとバランスを取ろうなどとは考えず、自分に寄せて歌うことができました。
保住 アルバム『evergreen』と続けてレコーディングをさせていただいて、喉がなじんできたところでの収録だったので、本当に気持ちよく歌わせていただきました。翔也も言っていましたが、あまり考えすぎず、等身大で歌えたことで、各々の個性が出て良い曲になりました。
上村 今回の3曲に関しては、自分のなかで「遊んでみよう」って意識があって。「節にちょっとしたアクセントをつけると、いい方向にいくかもしれない」というディレクションを受けて、“この言葉を立てたい”というところに自分なりにアクセントをつけていきました。お芝居と似ているような感じで、正解を探っていきながら、楽しく歌っていきました。
堀江 『evergreen』に収録されている「SHELLBREAKER」、「アカ・アオ・キ・ミドリ」をレコーディングしたときに「ここまで振り切っていいんだ」というヒントを得て。アルバムから「ヘルベチカ」の収録まで間が少なかったおかげで、そのヒントをすぐに生かすことができました。
吉永 今までだったら「それはちょっとやりすぎだから、もう少し抑えてほしい」と言われていたような表現を、今回からは逆に求められるようになってきて。SparQlewの楽曲の軸が変わっていってるんだなと感動しました。
──ジャケット写真はどのように撮影されたのでしょうか?
上村 MV撮影の合間に撮らせていただいたんです。いつもMVとジャケット撮影は別日で撮っていて、衣装も違うんですけど、MV撮影の中盤に5人のショットを撮りました。MV撮影の楽しさが表情に表れていて。どの写真を見ても「これ、いいね!」っていうものが多かったです。
――MV撮影は誌面のインタビューでも触れていただきましたが、すごく盛り上がったそうで。印象に残っている場面などありますか?
上村 それぞれ変顔をするシーンがあったんですが、僕がトップバッターだったんです。トップバッターだったので、気合いを入れて臨んで――。
保住 あんなの普通NGだよね(笑)。
上村 ラフの映像を観たら、僕だけものすごい変顔だったんですよ(笑)。だからちょっとランクを下げた変顔が使われるっていう。
一同 (笑)
千葉 次はもっと頑張るよ(笑)。
堀江 あと、後半が一発撮りだったのも結構すごいと思います。
上村 シャンパンのシーンからサビ全部を撮ったんですよ。
保住 しかもシャンパンが2本しかなくて(笑)。瞬と翔也はシャンパンを開けたことすらないから「どうやって前に飛ばすの!?」って(笑)。
吉永 珍しく翔也さんが動揺してて。
千葉 俺、これミスったらどうなるんだろう!?って。
堀江 保住が今まででいちばん頼りになった。
一同 (笑)
──8月9日に行われた配信ライブ「SparQlew Live Stream “Breath”」ではどんなことを意識されたのでしょうか。
千葉 まずは段取りの多さのインパクトが強かったですね(笑)。スタッフさんと常に意識して協力する演出の数が段違いに多くて。そういった意味ではいつもと違った緊張感もすごかったです。
上村 何度も動画を見返して、頭のなかでシミュレーションを重ねながら、カメラの中から思いを伝えられるようなパフォーマンスをしなきゃなという気持ちがありました。
堀江 配信ライブの場合は映るものがすべてなので、観てくださっている人には僕らが楽しんで歌っている思いがダイレクトに伝わったと思うんですが、その裏では全力でダッシュしていたり。「どうスムーズに動いて、カメラに映りこまずに次の位置にスタンバイするか」ってことを詰めてやっていました。
吉永 僕たちが皆さんのことをどれだけ楽しませられるかって思いが強かったので、入念にリハーサルをして、みんなの思いを毎回確認しながら臨みました。
千葉 今まではコールアンドレスポンスも含め、お客さんありきでライブを完成させていただいていた感覚でしたが、今回は突き詰めて完成品を出さなきゃってなっていて。
保住 その分5人とも、いつも以上にリハーサルを頑張っていて。みんなが一つになってライブに向かえました。
吉永 セットリストを自分たちで決めたことも大きいですね。
千葉 たしかに。今回は演出ありきのセットリストというよりかは、僕らが考えたセットリストをよりよく見せるために、いつもお世話になっている演出の方に、曲の流れを150%に見せるための演出を考えていただきました。こんなに僕らのことを考えてくださっているんだなって。
保住 そういうところにも気づけて。今回は無観客で残念ではありましたけど、いろいろ発見があって、届られるものも多かったんじゃないかなと思っています。
【プロフィール】
うえむらゆうと●10月23日生まれ。劇団ひまわり所属。主な出演作は、アニメ『100万の命の上に俺は立っている』(四谷友助)、『あひるの空』(上木鷹山)、『ヴィンランド・サガ』(トルフィン)ほか。
ちばしょうや●8月29日生まれ。シグマ・セブン所属。主な出演作は、アニメ『地縛少年花子くん』(源光)、『どろろ』(多宝丸)、『色づく世界の明日から』(葵唯翔)ほか。
ほずみゆうや●12月14日生まれ。賢プロダクション所属。主な出演作は、アニメ『ACTORS -Songs Connection-』(往田詩)、『歌舞伎町シャーロック』(サスケ<青年期>)、『イナズマイレブン アレスの天秤』(小間直)ほか。
ほりえしゅん●5月25日生まれ。プロ・フィット所属。主な出演作は、アニメ『社長、バトルの時間です!』(ミナト)、『爆丸バトルプラネット』(トゥロックス)、『アイドルマスターSideM』(ピエール)ほか。
よしながたくと●9月14日生まれ。劇団ひまわり所属。主な出演作は、アニメ『魔入りました!入間くん』(アガレス・ピケロ/バルス・ロビン)、『パズドラ』(ハヤト)、『BEATLESS』(遠藤アラト)ほか。
【インフォメーション】
SparQlew の2ndシングル「ヘルベチカ」は、豪華盤、通常盤の2形態でKiramuneレーベルより9月 16 日に発売。豪華盤には、MUSIC CLIP、トレーラーを収録したDVDを同梱。また、ライブツアー『SparQlew Live Tour 2021“Breath”』が2021年2月13日(土)、14日(日)舞浜アンフィシアター、4月10日(土)、11日(日)フェニーチェ堺で開催予定。詳細は公式サイト(http://kiramune.jp/artist/SparQlew/)をチェック!
©Kiramune Project
豪華盤(CD+DVD)
2,000円(税抜)
通常盤(CD Only)
1,400円(税抜)
このほかにも発売中の『声優グランプリ10月号』では、ニューシングルの聴きどころや制作の裏話を語っていただきました! ぜひチェックしてくださいね!
記事の内容は、『声優グランプリ』10月号をチェック!