【声グラ限定】アニメ『おにぱん!』キャスト3名による新ユニット・おにぱんず!インタビュー【サイン色紙プレゼントも!】

テレビ東京系列『おはスタ』内で放送中のオリジナルテレビアニメ『おにぱん!』で、メインキャラクターを務める野崎結愛さん(赤鬼・つつじ役) 、 根岸実花 さん(黄鬼・ひまわり役)、野中ここなさん(青鬼・つゆくさ役)が新ユニット・おにぱんず!を結成。同作のテーマ曲であり、キャッチーなフレーズがクセになる「おにパパパン!パン!」でCDデビュー! フレッシュなパワーに溢れる3人にお話をうかがいました。

初の声優挑戦! 緊張した初アフレコ

――鬼と人間が共に生きる世界を舞台に、鬼のイメージアップのため奮闘するおにっ子たちの物語を描いた『おにぱん!』。皆さんは本作が声優初挑戦。まずは声優デビューが決まったときの心境から教えて下さい。

野崎 オーディションに受かったと聞いて「まさか自分が選ばれるなんて!」とすごくびっくりしました! 私とここなちゃんはさくら学院というグループにいたのですが、声優業は初めての経験。最初は不安もあったのですが、「声のトーンが高いね」と周りから言われることが多かったので、声のお仕事に挑戦してみたいと思っていました。だからすごくうれしかったですね。『おにぱん!』を良い作品にしたいと思いました。

野中 私も信じられなくて。オーディション前のレッスンで、3人のおにっ子のセリフを練習したのですが、つゆくさだけ掴めないところがあって。「つゆくさじゃなくて、ひまわりの方が合うかもね」って言われていたんです。なので、まさかのつゆくさ役をいただけて、すごくうれしかったです。受かったからには、つゆくさを魅力的に演じたいなと思いました!

根岸 オーディション前のレッスンでは、どの役もあまりうまく演じることができず、それが悔しくて。私の性格とは真逆のひまわりは特に苦戦したので、ひまわりのセリフをその後何度も練習しました。実は私も、ひまわりではなく「つつじが似合うかもね」って言われていたんです。頑張って練習したので実を結んで良かったなって。

――オーディションに合格した後、ユニット結成についてのお話を聞かれたのですか?

野崎 そうです! お話を聞いたときは「どんなカラフルなグループになるんだろう!」ってワクワクしました。

――おにっ子たちはとても個性的ですよね。改めて、皆さんが演じられるキャラクターについて紹介してもらえますか?

野崎 私が演じるつつじちゃんはとっても明るくて、好奇心旺盛な性格。まっすぐ突き進む意思の強さを持った、優しい女の子です。3人の中でもいちばん感情の起伏が激しいので、自分の声で喜怒哀楽をわかりやすく表現できるように意識しています。

野中 つゆくさは、とてものんびりしていて、マイペースで、みんなに守ってもらっている存在です。つつじやひまわりを困らせてばかりいるんですけど、迷惑をかけるつもりではなく、のほほんとしているがゆえに一人で行動してしまったり、独り言をたくさんつぶやいていたり。私自身ひとりで過ごすことが好きなので、そこは似ているなと思っています。あまり感情が表に出ない子なんですが、感情がゼロなわけではなく、つゆくさの中にもうれしいこと、悲しいことがあって。「これは無意識なのかな?」「意図があるのかな?」って考えながら演じています。

根岸 ひまわりはボーイッシュで少年のような女の子なのですが、実は家事が得意だったり、料理ができたりとしっかりとした一面も。私はひまわりとは真逆の性格なので、最初は言葉使いに苦労しました。いろいろなアニメの少年役の方の声を聞いて、声の表現を研究しました。もう少しまろやかに、低めに声を出すようにしたことで、ステップアップできた気がします。

――初のアフレコはいかがでした?

野崎 3人で一緒にアフレコしたんです。アフレコブースに入った瞬間から身体が固まってしまって、頭がパニックになってしまいました(苦笑)。控室でもみんなシーンとしていて、個別に練習をしてはいたんですけど、みんなで声を合わせる余裕がなかったんです。時間をかけて、アフレコさせてもらいました。

野中 1話のアフレコには4時間くらいかかってしまいました。なかなか普段通りの結果が出せず時間がかかってしまったんですが、いろいろと吸収することがたくさんありました。回を重ねていくうちにだんだんアフレコの時間も短くなっていって。

根岸 今はすごく楽しいです。でも初日は特に緊張してしまいました。目がチカチカしてしまって画面もあまり見られなくて。ほとんど記憶がないくらい(苦笑)。

野崎 改めて、声のお仕事って難しいなと思いました。1話の収録が終わったあと、作品でご一緒している富田美憂さん、前田佳織里さん、井上喜久子さんのアフレコを見学させてもらったんです。学ぶことが多く勉強になりました。私はそれがきっかけで、アフレコが楽しくなりましたね。

――アフレコについて3人で意見を交換されることもあるんでしょうか。

根岸 事前にリモートで話し合うことがあります。

野崎 最初は余裕がなかったんですけど、今はよく話していますね。3人で同じセリフを言う場面があるので、合わせ方を確認したり、「あの場面すごく良かった!」ってお互いに言い合ったり。

――すごく仲が良いんですね。

野崎 はい! ここなちゃんとはさくら学院のときから仲が良かったんです。実花ちゃんとはあまり話す機会がなかったのですが、この作品を機に距離が近づきました。でも、ここなちゃんと実花ちゃんはお互いにすごく人見知りなんですよ(笑)。だから私が間に入ってつないでいきました。今はみんな仲良しだよね。楽屋がいつもうるさいくらい。

――取材前の控室からもにぎやかな声が聞こえてきました(笑)。

野中 いつもはもっとうるさいですよ(笑)。雑談したり、一緒にゲームをして遊んだり。

――へえ! どんなゲームをされているんですか?

野崎 たけのこニョッキという手遊びゲームをしたり、しりとりをしたりしてます。

野中 さっきもしりとりで盛り上がったよね。じゃんけんも大好き!(笑)