日本初の本格的声優教育機関として誕生した『専門学校東京アナウンス学院 声優科』は、50年以上の実績があり、多くの実力派声優を輩出し続けている。ベテラン声優や俳優の講師からさまざまな表現方法を学べる環境があり、業界関係者を招いて行う特別講座や学内オーディションなど、デビュー支援の活動にも力を入れている。
基本情報
専門学校 東京アナウンス学院
【所在地】
〒164-0013
東京都中野区弥生町1-38-3
▼入学相談室
[フリーダイヤル] 0120-343-261
【アクセス】
都営地下鉄大江戸線「西新宿5丁目」駅 徒歩8分
【公式ホームページ】
https://www.tohogakuen.ac.jp/announce/voice_actor/
インタビュー
氷上恭子先生(写真:右)
ひかみきょうこ●1月11日生まれ。兵庫県出身。マウスプロモーション所属。主な主演作はアニメ『デ・ジ・キャラット』(ラ・ビ・アン・ローズ/うさだ)、『愛天使伝説ウェディングピーチ』(花咲ももこ)、『ブレス オブ ファイア』シリーズ(ニーナ)ほか。
盛山ゆきのさん(写真:左)
もりやまゆきの●12月5日生まれ。大阪府出身。声優科2年生。中学・高校の演技の授業で表現することの楽しさを知り、声優を志すように。憧れの声優は、アーティストとしても活躍中の高橋李依さん。現在はダンスと歌を強化中。
氷上先生、盛山さん 師弟インタビュー |
――お互いの第一印象は?
氷上 初めて会ったのは1年生後半の選択授業で、ゆきのは最初から物おじせず、元気で明るい印象でした。クラス全体の雰囲気もとても良くて印象に残っています。
盛山 実を言うと私、最初は氷上先生のことを怖い先生だったらどうしようって思っていました(笑)。初めてお会いする先生だと、やっぱり緊張しますし。でも、実際はとっても優しくて、声優演技基礎とフリートークを先生から学びましたが、氷上先生の授業は、授業の前と後のレベルアップを特に実感できました。だから、2年生で新たに氷上先生のゼミが加わった時は、「絶対受けたい!」と思いました。
氷上 そう思ってもらえたならうれしい!これまで選択授業は受け持ってきましたが、1年を通してのゼミを受け持つのは今年が初めてで、ゆきのたちはある意味、私にとっての一期生になります。去年はフリートークの授業をもっていて学生たちの個性を把握できたのですが、ゆきのは、はっきりと自分の意思を表せるのが良いところです。
――盛山さんが専門学校東京アナウンス学院を選んだ理由や決め手は?
盛山 地元の大阪にも声優を目指す学校はあるのですが、せっかくなら東京で勉強しようと思いました。専門学校東京アナウンス学院には他校にはないような面白い選択授業が豊富なことをパンフレットで知って、直感で「ここだ!」と思いました。
氷上 そうね。アニメのアフレコや映画の吹き替えの仕事をするなら、東京のほうが多いから、地元の専門学校を卒業しても上京することになっていたかもしれない。どうせなら、と思う気持ちはわかります。
――選択授業ではどんなことを学びましたか?
盛山 1年生の時に、いちばん気になっていた「中国武術」の授業を受けました。空手のようにいくつかの形があって、その形を少しずつやりました。授業じゃなかったら、やる機会はなかっただろうなと思います。今は「美姿勢」の授業を受けています。まだ始めたばかりですが、街中で姿が映るものがあるたびに、姿勢を気にするようになりました。巻き肩だったのが少し直ってきたように思います。
――氷上先生はこの学校の出身ですが、魅力を感じる選択授業はありますか?
氷上 いろいろなジャンルの授業があって、現役の方が講師を務めてくださっているのがとても良いところだと思います。私もフリートークの授業は受けておきたかったですね。紙芝居やキャラクターゼミ(各講師の特性を活かした集中授業)など、バラエティーに富んでいて、どれも楽しいと思います。受けた授業はすべて役者としての土台や経験値になるので、いろいろ興味のあるものをやってみて、その中で自分に合うものや、興味の広がるものを探してみてほしいですね。私の同期でも、講談師になった人やミュージカルの道に進んだ人がいますが、この学校での時間で、改めて進路を模索できるのもとても良いと思います。
――盛山さんから、氷上先生に質問したいことはありますか?
盛山 授業の時にも、よく相談に乗っていただいて、普段から質問もたくさんしているのですが、せっかくなので……。私、1年生の時と比べて成長できていますか?
氷上 自分ではどう思う?
盛山 大阪出身なので母音の無声化やイントネーションの矯正に苦労しましたが、少しは良くなってきているかな。
氷上 私も関西出身なので、よくわかる。これからさらに磨いていこう!
盛山 はい! もっと極めます。内面的には飽きっぽいところがあったのに、声優の勉強は楽しいから、まったくそういうことがなくて、継続する力が付いたと思います。
氷上 いちばん変わったのは意識だと思う。進路が近づいて、この道でやっていくためには何が必要か。そういう意識をクリアに持つことがとても大切なのですが、頑張っている子は、それが1年生の時とはまったく違うと思います。ゆきのも1年生の時とは質問内容の質が変わってきているから、そこが大きく成長しているところかな。
――盛山さんの目標は?
盛山 憧れの声優が高橋李依さんで、私の理想の声優像そのものなんです。アイドルのキャラクターも演じられていて、歌ったり、踊ったりもされています。私も、そういうキャラクターが演じられるように、お芝居だけでなく、歌もダンスも頑張りたいです。
――氷上先生は盛山さんにどんな声優になってほしいですか?
氷上 彼女が希望するように、今の時代に合ったものを若いうちに経験してほしいです。その瞬間、瞬間でその時にしかできないこともあると思うから。それと同時に10年後、20年後もキャリアを積み重ねていける役者になってほしいと思います。その時に私のことも褒めてくれたらうれしいかな(笑)。
盛山 もちろんです! 長く活躍できる声優になるためには、どうしたらいいですか?
氷上 タレント的なことを要求されることも多くなったけど、根本は役者としてみんなと作品を作っていくことに尽きます。役者の勉強は地味ですが、それを地道に実直に続けることだと思う。すべての経験、体験がお芝居につながるので、みんなにも積極的にいろいろなことに挑戦していってほしいと思います。
――オープンキャンパスへの参加を迷っている人にアドバイスをお願いします。
盛山 地元でいくつか養成所や専門学校に見学に行きましたが、その学校によって雰囲気が違います。やっぱり実際に行ってみることは大事だと思いますし、いちばん重視したいのは授業が楽しいかどうかですね。それから専門学校東京アナウンス学院には熱量の高い人が多くいて、結果的にその人たちがほかの人たちの気持ちも押し上げていく構図になっているので、良い仲間や良きライバルに出会うことも大切だと感じました。
氷上 何にでも相性はあると思うので、実際に学校に足を運んで、肌感覚で自分に合うかどうかを試してみるのが良いと思います。不安なことや疑問に思っていることがあれば、先輩や先生方、スタッフの方に何でも聞いてみてください。きっとしっかり答えてくれますよ。
声優科 体験入学
午前の部 10:00~12:30
専門学校東京アナウンス学院 新宿研究所
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入所案内&コース紹介
【募集コース】
昼間部
【募集学科】
声優科(2年制専門過程 4月入学)
【入学制度】
①AO入学9月~ ※エントリーは受付中
②推薦入学10月~(既卒者は9月~)
(学校推薦、東放学園教職員推薦・自己推薦・東放学園卒業生推薦)
③一般入学11月~(既卒者は9月~)
【選考方法】
①②は書類選考、③は面接・書類選考 ※選考料20,000円
【学費】
1,443,610円(初年度)
【出願資格】
高校卒業(見込み)以上
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