11月25日(土)に東京ビッグサイトで開催された『アミューズメントエキスポ in TOKYO BIGSIGHT』。バンダイナムコアミューズメントブースには『ポラポリポスポ』が初出展し、アカリ役の川島零士さんとゲッカ役の深川和征さんによるミニトークショーが行われた。
『ポラポリポスポ』は【空想・創造・共創】をキーワードにした「クリエイションIPプロジェクト」。YouTubeでトークバラエティ動画やボイスドラマ、オリジナル楽曲のMVなどを公開してるほか、CGライブやポップアップッショップなども展開。「人間関係が複雑すぎるIP」と銘打っているように、中学時代と現代とで大きく変わった「WAKAZO」と「chirp×chirp」という2つのバンドに所属する、個性的すぎる8人のキャラクターたちの関係性などにも注目が集まっている。
今回が初お披露目となったアパレルブランド「Favorite」とのコラボによる衣装姿で川島さんと深川さんが登場。WAKAZOとchirp×chirpをイメージしたデザインに「メチャクチャかわいい」と、二人ともうれしそうに笑顔を見せてくれていた。会場に駆けつけてくれたファンに手を振ったりしながら、川島さんがAKARIについて「WAKAZOは三人組バンドなんですが、他の二人を支えるママみたいな存在」、深川さんはゲッカを「過去の辛い経験から常に満たされない心を抱えていて、キラキラ生きているものに感心のある男の子」と解説するなど、作品の魅力について語ってくれたほか、会場に設置されたキャラクターパネルとコラボ衣装を見比べてその再現度に驚いたり、限定缶バッジが入ったプレゼントBOXにチャレンジしたりと大はしゃぎ。
また、最新情報として12月25日(月)より配信&ポラポリポスポ公式YouTubeチャンネルにてMVが公開となるWAKAZOの新曲「リヒト」、そしてchirp×chirpの初のオリジナル曲「Neon Sign」のタイトル名が発表されたほか、大人気の和太鼓リズムゲーム『太鼓の達人』(ゲームセンター版)に、同じく12月25日(月)より、こちらの新曲2曲が収録されることも決定! 今後もさまざまな展開が予定されているとのことなので、期待していてもらいたい。
最後に川島さんが「ファンと近い距離感で一緒に盛り上げていこうと思ってますので、これからもぜひ応援してください」、また、深川さんが「複雑に絡み合うキャラクターたちの関係と成長を楽しんでもらえたらと思います。お楽しみに!」と語りかけ、ファンと一緒になって楽しんだミニトークショーは大盛況のうちに終了となった。
【インタビュー】
──初トークイベントとなりました。感想をお聞かせください。
川島 そういえば初なんですよね。ボーカル陣を差し置いて出演させてもらいましたが、『ポラポリポスポ』が好きな方と間近に会えて生の反応を見られたのはうれしかったです。
深川 ゲッカとして出演することが発表されてからすぐのイベントでしたので、すごい早いなってちょっと驚いています(笑)。川島さんに引っ張っていただいて楽しくやらせていただきました!
川島 いやいや(笑)。僕もファンの皆さんの反応から強い手応えを感じられました。
──改めて『ポラポリポスポ』の魅力や面白さについてお聞かせください。
川島 現代と中学時代という二つの時間軸があるので、どこから入るかによってキャラクターたちの見え方が全然違ってくるんですよ。広く深く掘ったら、掘っただけキャラクターのことを好きになるし、また楽しめる作品になっていますので、ぜひその魅力にハマってもらいたいなと思います。
深川 “人間関係が複雑すぎるIP”というだけあって、一癖も二癖もあるキャラクターたちの関係性が複雑に入り乱れていきます。どのキャラもとても個性的です。
──お二人が演じられているAKARIとゲッカについてお聞かせください。
川島 AKARIの第一印象は「かわいい」でした。中性的なキャラクターを演じたいと思ってたので、決まったときには「キター! 全力でいくぞ!」と心の中で叫んでいました(笑)。自分史上最も高音キャラとなったAKARIですが、「ナチュラルに演じてほしい」とのディレクションがありましたので、WAKAZOメンバーの中でのバランサー役といった立ち位置を意識しつつ、楽屋裏で楽しくしゃべっているような空気感を大事に演じています。
深川 ゲッカは外見的にはかわいく見えるんですけど、ミステリアスでちょっと不思議な感じもあって。一見するとものすごく明るい子に見えると思いますが、でも実は……みたいなところもあるので、そこをどういうふうに表現していくのかが難しかったです。
──AKARIとゲッカ、それぞれがドラム担当として所属しているWAKAZOとchirp×chirpですが、どんなバンドでしょうか?
川島 メンバー全員が明後日の方向に走っていっちゃうようなハチャメチャなイメージがあります(笑)。演奏中はダークでクールな格好いい雰囲気なんですが、掛け合いなんかはいつもすごく楽しそうにキャピキャピしているので、見ていて元気が出るところがWAKAZOの魅力でしょうか。収録では、KYOSUKを演じる武内駿輔さんが毎回アドリブを入れてくるので、とても大変です(笑)。
深川 chirp×chirpの収録では、みんな粛々と演じているのでちょっと雰囲気が違うかもしれません。ただ、合間に「コイツらヤバくね?」「いやヤバイだろ」という会話にはよくなります(笑)。個人的に面白いなと思ったのがWAKAZOのほうが、見た目的には格好いい系なんだけど、キャラクター的にはchirp×chirpの方がダークなんですよ。
川島 そうなんだ(笑)。
深川 chirp×chirpは曲者が多いんです。なにせ人間じゃないヤツまでいますので(笑)。西山宏太朗さんが演じるボーカルのヒナがかわいく歌ってくれているんですが、曲のかわいらしさとキャラクターの負の部分のコントラストが魅力かなと思っています。
川島 お互い全然違うタイプのバンドだよね。
深川 そうなんですよ。フェミニンでかわいらしい路線のchirp×chirpと、シンプルにストレートな格好良さのあるWAKAZO。そんな、対バン的な対比にも注目して楽しんもらえたらうれしいです。
──3DCGでリアルに動くキャラクターも『ポラポリポスポ』の特徴です。川島さんはAKARIのモーションキャプチャーをご自身で担当されています。
川島 モーションアクターの一人として参加させてもらいました。WAKAZOのメンバーで収録した音声をベースにAKARIの動きを演じて、それにフェイシャルキャストさんたちが、リアルタイムで表情を付けるという形で作っていきました。すごく楽しかったんですが、掛け合いのペースがとにかく速いので、声に動きを合わせるのが大変でした。
深川 どんな感じに撮っていったの?
川島 僕の動きに合わせてモニターにリアルタイムにAKARIが映るんです。なので、僕がカメラに近づくとAKARIも近付いてくるんですが、それを見て思わず「え? 待って? 私、メチャクチャかわいいんだけど」って。
深川 (笑)
川島 キャラクターとのシンクロ感がすごいんですよ。お芝居や声優でキャラクターを演じたとき以上の感覚で、「転生したらこんな感じかも」って思っちゃったぐらいです。
深川 たしかに。モニターを見たらその場で自分がリアルにキャラクターになっているのが見られるわけだからね。
川島 メチャクチャ楽しくて不思議な体験でした。
──来年6月には『ポラポリポスポ』初のリアルイベントも予定されています。
川島 ちなみに深川さんはリアルでドラム叩けますか?
深川 一応、叩けるんですよ。実家にドラムセットがあります。
川島 じゃあ僕も今からドラムの練習をしておかないと……。
深川 いや、我々がステージに立つっていうわけではないから(笑)。
川島 ですよね(笑)。ただ、どんなライブになるか自分でもちょっと想像ができていなくて。キャラクターがステージ上で動いている姿を皆さんにリアルに見てもらえるはずなので、今までに体感したことがないライブになるとは思っています。僕自身も楽しみですので、ぜひ皆さんも期待して待っていてください。
深川 初ライブは僕らも楽しみですし、ファンの皆さんにとっても大好きなキャラクターたちの演奏を間近で楽しんでいただける特別な機会になると思います。僕らも観客の皆さん全員に、想いと声が届くようにがんばっていきますので、ぜひコール&レスポンスなんかも返していただきながら、一緒に盛り上がってください!
『ポラポリポスポ』
【コンセプト】
“変”と向き合う
自分が変わっていくこと。
誰かが変わっていくこと。
時代、場所、生活、関係……あらゆるものの変化を受け入れる。
自分の変わらないもの。
誰かの変わらないもの。
不安、葛藤、苦しい時に支えとなる不変の想いを持つ。
自分と誰かが違うこと。
変わっている自分、変わっている誰かを認める。
どんな状況でも「変える力」があると信じること。
そして「変えてみせる」と奮い立つこと。
【インフォメーション】
公式サイト https://polaporipsp.bn-am.net/
公式YouTube https://www.youtube.com/channel/UCFhNwE1BW2GoLnvDFrZYEww
公式X(旧Twitter) https://twitter.com/P0laPoriPosuPo
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