石飛恵里花

【声グラ限定】中川梨花生誕祭2024『Ribbon -今までとこれからをキミと- 』第2部レポート&インタビュー

石飛恵里花
バースデーイベント第2部レポート&独占インタビュー

中川梨花生誕祭2024『Ribbon -今までとこれからをキミと-』が2024年4月21日(日)にシアターマーキュリー新宿で開催された。第2部【ROSE】ではゲストに倉丸莉子さんが登場し、ファンとともに特別なひとときを過ごした。

中川梨花

第2部はAKB48の「会いたかった」から幕開け。予想外の選曲に会場からはどよめきも聞こえる中で、にこやかにパフォーマンス。序盤のMCでは第1部を振り返りつつ、今回のイベントのために用意された等身大パネルの話題になると、今後の使い道を考えていなかったようで、「視聴者プレゼントを考えたい」と明かした。

中川梨花

大きな拍手に迎え入れられてさっそくゲストの倉丸莉子さんが登場し、「声優界の広瀬すずです」と自己紹介すると、会場は笑いに包まれた。今年3月に上演された朗読劇『美術室に置き去りにされた天使』でも共演経験があり、普段から仲良しだという2人。今回は一緒の楽屋だったそうで、お互いに自撮りやツーショットを撮った後に、倉丸さんから「りかりんの写真撮っていい?」と思いがけず撮影会が始まったことを明かしていた。

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最初に行われたコーナーは「チーム対抗ミニゲーム」。「万歩計ふりふりゲーム」では中川さんと倉丸さんのどちらが制限時間内にギャグを3つ披露しつつ、どれだけ多くの歩数を計測できるのかを競った。ファンも参加型となっており、中川さんか倉丸さんのどちらが勝ちそうかに投票して、見事正解することができたら中川さんが自ら旅先で購入した群馬のお土産が当たる嬉しいサプライズも。最初に挑戦した倉丸さんはオリジナルのギャグを披露し、92回を記録。続いて中川さんは大好きだという事務所の先輩・小島よしおさんの「そんなの関係ねぇ!」や「ダイジョブダイジョブー」といったギャグを豪快に届けるも88回となり、接戦を制した倉丸さんには大きな拍手が送られた。

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続いて行われた「ぴったりリボン対決」は定規を使わずにリボンを指定された長さに切るというゲーム。MCを務めたサツキの門脇のりやさんが中川さんのことを「りこりん」と呼んでしまうハプニングを挟みつつ、中川さんは58cmに挑戦し61.5cmと誤差を記録。倉丸さんは10秒以内に切るというハンデを与えられたのが響いたのか21cmのところ32cmを記録し、この勝負は中川さんに軍配が上がった。

中川梨花

最後には「マジカルバナナ」に挑戦。これが予想外の盛り上がり!中川さんはマジカルバナナを実際にやるのが初めてだそうで、練習では「超楽しい!」と笑顔を見せる中、いよいよ本番へ。順調に連想していく中で、サツキのムネタさんが「信号」に対して「三叉路」と答えあえなく脱落。続いて倉丸さんが「アイフル」と発言したのを皮切りに、「アコム」「プロミス」……と消費者金融の社名が続き、会場は笑いに包まれた。その後は門脇さんと中川さんの熱戦が続いた結果、中川さんが勝利。中川さんは「笑って叫びすぎました」とすっかりマジカルバナナにハマったようで、まだまだ続けたい様子。門脇さんはそんな中川さんに対して「酔っ払った面倒くさい女みたいだな」とツッコミを入れた。

中川梨花

第1部と同様にグッズ紹介を挟んだ後は、倉丸さんが「めちゃくちゃ楽しかったです」とイベントを振り返り、中川さんも「莉子ちゃんが来てくれると私が楽しいんですよ。楽しすぎて、また来てほしい…!みたいな」と倉丸さんの存在の大きさを明かし、客席から大きな拍手が送られた。中川さんの出演する舞台やTVアニメを紹介し終えると、まだまだマジカルバナナをやり足りないと感じた中川さんの掛け声で、唐突に再びマジカルバナナがスタート。中川さんは「マジカルバナナが大好きになりました」と笑顔を見せた。

「お誕生日当日にみなさんとお会いできるのが嬉しくて、ずっと楽しみに今日までお仕事を頑張ってきました!」と中川さん。「今の私の心境に近い曲」として最後に披露したのは有馬かな(CV:潘めぐみ)の「Full moon…!」。ファンへの感謝を一つひとつの歌詞に込めて歌う姿に会場を訪れたファンはじっくりと耳を傾けていた。最初から最後まで中川さんらしい笑顔の絶えない生誕祭となった。

中川梨花

中川梨花さん第2部インタビュー

――第2部ではAKB48の「会いたかった」からスタートしました。すごく懐かしい選曲でしたね。

イベントでは楽曲を披露することが多いのですが、時代とかジャンルにとらわれずに、ダイレクトに自分がいいなと思った曲とか歌詞に共感できる曲を選ぶようにしていて。「会いたかった」はみなさんにとって懐かしい曲だったと思うんですけど、私がファンの方に会いたかったよという気持ちを伝えたくて選びました。

――この曲は中川さんにとって思い入れがあったりするのでしょうか?

自分がアイドルをやっていた時に、ちょうどAKB48さんがテレビで活躍されていたのを見ていたんです。私の中のアイドルの象徴的な曲が「会いたかった」でした。

――ファンの方もめちゃくちゃ沸いていましたよね。まさか「会いたかった」が来るとは思っていなかったファンの方も多かったでしょうし。

みなさん想像以上に盛り上がってくださって安心しました。この曲を選んで良かったです!

中川梨花

――第2部は倉丸さんがゲストで出演しましたが、倉丸さんとはいつ頃からのお付き合いなんですか?

昨年に舞台で共演してから仲良くなって、今ではご飯やお酒とかも飲みに行くようになりました。私のイベントに出てもらうのは今回で2回目なんですけど、莉子ちゃんはサツキさんの唐突なお笑いノリにも耐えてくれるというか、むしろさらに上回ってくれるのですごくありがたいです(笑)。

――第2部ではチーム対抗ミニゲームも行いました。倉丸さんとサツキさんの活躍もあって大盛り上がりでしたね。

いつもゲームコーナーをやるんですけど、そこまでアクティブなのは今までやったことがなかったんです。大体ゲストと私が椅子に座って、4択クイズをして挙手するみたいな感じだったんですけど、今回は万歩計とか、体を使うアクティブなゲームに挑戦したくて…!

――全てのゲームが盛り上がっていましたけど、一番盛り上がったのはマジカルバナナでしたね。なぜマジカルバナナになったんでしょうか?

1つ目と2つ目のゲームはすんなり決まったんですけど、3つ目はギリギリまで決まらなかったんですよ。最後の最後まで悩んでいた時に調べていたらいろんなゲームがある中で、マジカルバナナってそういえばあまりやったことないなと思って入れてみました。

――中々やる機会がないですもんね。

そうですね。何かの番組とかでもやったことはないですし、友達ともやった記憶がなかったので私にとっては新鮮なゲームでした。4人で回したらどういう回答が出るのかが楽しみだったんですけど、案の定面白くなって(笑)。ムネタさんの三叉路も衝撃的でしたよね。あそこでそのワードが出てくるのがさすがだなと思いました。

――サツキさんの存在がよりゲームを面白くしていましたよね。では、中川さんはグッズも全てご自身でプロデュースされているということで、こだわりを教えていただけますか?

一番こだわったのは、スペシャルブック【RIKA NO SUBETE】です。私が全てのページのデザインをしているんですけど、全部自分のことだけを載せた本を作るよりも、ファンの方や私の友達、マネージャーさんのコメントをたくさん載せたかったんです。「みんなで作る1冊」が今回のコンセプトになっています。

――実際に拝見しましたが、すごく細部までこだわりを感じました。写真もバリエーションが豊富でいろんな中川さんを見ることができますよね。

今回も自分で撮影スタジオを決めて、衣装やヘアメイクも自分で選びました。いろんな世界観の写真が載っていると思うのですが、今回はこれまでにないくらいたくさんの衣装を着用しての撮影だったのですごく楽しかったです。驚かれるかもしれませんが、実は全部1日で撮影しました(笑)

――まさか1日で撮影しているとは思わなかったので驚きました。ファンの方にとって一生の宝物になりますね。

チェキ会に参加してくれた方でパンフレットを買って持ってきてくださった方には、その場でサイン入れをさせていただいたんですけど、「好きなページはどれですか?」と聞いたら、表紙だったり、プロフィールのところだったり、みんなそれぞれ好きなページが違っていて。それだけみんなに愛してもらえる1冊ができたんだなと思って嬉しかったです。

――アクスタについてはいかがですか?

私のファンの方はアクスタを毎回楽しみにしてくださっているんです。いつもは小さめの正方形のアクスタを作っているんですけど、今回は誕生日イベントということもありましたし、いろんな衣装を着たので、大きい板を用意してもらって特にお気に入りの衣装のアクスタを作りました。板の部分は切り抜いたら使わないと思うんですけど、板の部分も可愛くこだわってデザインしているので注目していただきたいです。

――ランダムブロマイドも大人気でしたね。

コンプリート系とかランダム系のグッズを欲しいっていう声を以前からいただいていて。前回は初めてランダムブロマイドをやった時に、コンプリートしてくださるファンの方がたくさんいて喜んでくれたので、今回も50種類のブロマイドを用意させていただきました。スペシャルブックに載っているものとブロマイドに載っているものは全て違う写真を使っていて、特にお気に入りの写真をスペシャルブックに掲載しています。

――キーホルダーはどんなところにこだわりましたか?

ちびキャラのイラストを使用したキーホルダーは前回のクリスマスイベントから作り始めたのですが、今回もイラストレーターのはるねはるさんという、私が以前出演した舞台のグッズイラストを書いてくださった方にお願いして描いていただきました。本当に可愛いのでおすすめです!私も愛用中です!

――最後にファンの方にメッセージをいただけますか?

今まで私を応援してくださっている方は本当に温かくて、「りかりんのイベントってあったかいよね」とか、「りかりんのファンの方ってみんな本当に優しいよね」と言っていただけることがとても多いんです。そういう家族みたいな温かさに居心地の良さを感じているので今後も大切にしていきたいですし、これからもっと人数が増えていったとしても、一人ひとりを大切に目を見て感謝を伝えていきたいです。


取材・文/川崎龍也

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中川梨花
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