神谷浩史さんをゲストに迎えた「DERAGAYA! 9th Anniversary」のチケットも販売スタート
名古屋発の声優トークバラエティイベント「DERAGAYA!」。主に名古屋にある会場を舞台に、話題の声優や2.5次元俳優が出演する注目のイベントだ。2025年5月10日(土)には岸尾だいすけさん、梶原岳人さん、重松千晴さんによる「DERAGAYA!」が愛知・西文化小劇場にて行われた。ここでは第1部の模様をお届けする。
岸尾さんの事務所の後輩でもある藤澤奨さんが司会のもと、イベントは進行。岸尾さんと梶原さんはこれまでも作品で共演があったそうで、積極的に話を振っていく岸尾さん。そして重松さんとは本イベントが初共演となるものの、梶原さん以上にどんどん話を広げていく。ニックネームについてのトークでは「重ちゃんって呼んでいいの?」と聞かれ、「お願いします!」と嬉しそうな様子を見せていた(ちなみに梶原さんからは『お重(しげ)』とよばれているそう)。
まずは「(ゲストの)プロフィール帳を完成させよう」のコーナー。ひと昔前に学校などで流行った「プロフ帳」を完成させようという企画だ。ただし、書くのは自分ではなく、残りのふたり。つまり「ふたりから自分がどう見られているのか?」が白日の下にさらされる、というドキドキのコーナーとなっている。
まずは「学生時代、書かされたことがある」という梶原さんがターゲット。重松さんが軽くジャブ……と見せかけて、名前欄に「がき」と書き込むなど、かなり攻めたプロフ帳を披露。「特技」に“リコーダー”と書かれていたことをきっかけに、岸尾さんから際どいトークに巻き込まれるも、うまく回避しつつ事なきを得ていた。これも門外不出のトークイベントならではの魅力の一つだ。
一方の岸尾さんは名前の欄に「がくと」つながりで人気アーティスト、GAC●Tさんの名前を入れたり、「マイブーム」の欄に人気アーティスト「THE B●OM」の往年の名曲を並べたりと、やりたい放題(笑)。ひととおりツッコミを入れた梶原さんは「ふたりとも、おおかた合っていました」と苦笑いだった。
続いては重松さんに関するプロフを公開。梶原さんは「得意なスポーツはホッケー」、「好きな教科は美術」など、本人がリアクションに困るような絶妙な書き込み(笑)。一方、岸尾さんは声優仲間の名前を散りばめたプロフ帳を公開。すっかり耐性がついてしまったふたりは感心したようにうなずくしかなかった(笑)。
続いては「DERAGAYA!」恒例の愛知・名古屋に関する企画コーナー。今回は「愛知3択クエスチョン」が展開。愛知にまつわる3つの選択肢から、自分に一番近いものを選んでもらい、それをもとにトークが行なわれた。「自分と一番性格が近いと思う偉人は?」という問題の選択肢は、「ホトトギス」を詠んだ句でもおなじみの「織田信長」、「豊臣秀吉」、「徳川家康」の3人。こちらはなんと3人とも「織田信長」を選択。岸尾さんからは「重ちゃんはニコニコしながら信長と同じこと言うタイプだよね」という物騒なコメントが(笑)。梶原さんは「僕は我慢弱いので……。でも情けはあるので泣きながらって感じになりそうですね」と信長の暴君ぶりをフィーチャーするようなやり取りが行なわれた。ちなみに司会の藤澤さんは「我慢強いから『家康タイプ』でしょうか?」と真面目に回答していた。
この後「『1部』と『2部』の間に食べたいのは?」というお題では「名古屋コーチン親子丼」、「ひつまぶし」、「味噌カツ」の3つのメニューが。重松さんはまだ食べたことがないという理由で「名古屋コーチン親子丼」、梶原さんが「お高いイメージがあるので、出してもらえるなら食べたいです」という理由で「ひつまぶし」をチョイス。うまくボケにつながらないと察した岸尾さんは「大至急用意しといて!」と、雑目な(笑)フリで会場をわかせていた。
ここからは来場者から募集した「愛知のおすすめスポット」を紹介。犬山市にある「お菓子の城」に関して、「小さいころにCMを見たことがあります!」と食いつく岸尾さん。さらに大須商店街にある台湾唐揚げのお店も紹介され、ステージ上は「大須は名古屋にあるの?」、「名古屋と言えば台湾●●だよね」とワチャワチャしながら盛り上がっていた。
最後は「なんちゃって朗読 名古屋救世主伝説~名救伝~」。藤澤さんを加えた4人でオリジナル朗読劇が行なわれた。「なんちゃって」と銘打っているものの、20ページ超の台本が用意された本格的(?)な内容。さらに中井和哉さんがガーヤ役として音声で出演するなど、聴きどころ満載の朗読劇となった。なお、ゲストのふたりが演じたキャラ(台本の一番上に来ている役)は「チンピラ男A・B」。モブキャラというまさかの配役に、岸尾さんは「ゲストにそんな役をやらせるなよ!」というセリフを忠実に守っていた(笑)。チンピラのほかにも梶原さんが「初老の男性」、重松さんが「少女」を演じるなど、モブキャラ祭りが展開。死後の世界に迷い込んでしまったダイサーク(岸尾さん)が元の世界に戻るため、武闘大会に出場すべく立ち上がったところで「1部」の物語は終了した。
イベントもあっという間に終わりの時間。
「岸尾さんとは初めましてでしたが、すごく楽しめました! 天候が悪く、足元が悪いと思いますが、気を付けてお帰り下さい。またどこかでお会いしましょう!」(重松さん)
「昨晩名古屋入りして、重ちゃんと散歩でもしようと思ったら、ザーザー降りの雨で大変でした。これもまたいい経験かな、と(笑)。バーで美味しいお酒を飲みましたが、この後も美味しい名古屋めしが食べられると思うので、楽しみです!」(梶原さん)
「岳人君とはこれだけガッツリとイベントをやるのが初めてで、すごく楽しかったです。そして重ちゃんは本当によく来てくれたね! しっかりとステージをこなしているのを見て『さすが、昔自分がいたところ(事務所)だな』、と思いました(笑)。これを機に、またイベントを一緒にしたいな!」(岸尾さん)
と出演者からメッセージが贈られ、大きな拍手のなかイベントが終了した。
インフォメーション
【公演名】
DERAGAYA! 9th Anniversary
【出演者】
岸尾だいすけ、神谷浩史
MC:藤澤奨
【日程】
2025年9月20日(土)
[第1部]:開場 13:30 / 開演 14:00
[第2部]:開場 16:30 / 開演 17:00
※会場時間は予告なく変更する場合がございます。
※公演時間は90分を予定しております。
【会場】
Lives NAGOYA(愛知県名古屋市港区金城ふ頭2丁目7番1)
https://lives.nagoya
【チケット】
[第1部]:7,700円
[第2部]:7,700円
別途、会場で1ドリンク600円のお支払いが必要です。
★チケットページはこちらから
https://t.livepocket.jp/e/bl-2r