2025年11月16日（日）、北九州ポップカルチャーフェスティバル（KPF2025）にて、人気ラジオ番組『高田憂希・千本木彩花のしゃかりきちゃん』のトークイベント「イエローステージにきたっちゃね～」が開催された。
高田憂希さんの地元・北九州への凱旋、そして番組開始から10年目に突入した記念すべきタイミングで行われた本イベント。会場となった北九州メッセは多くの「ちゃんちゃん（リスナー）」たちの熱気に包まれた 。
迷子防止の「風船」と「KURASUZO」メリケンサック
ステージに登場した二人が冒頭で触れたのは、それぞれの腕につけられたあまりに対照的なアイテム。高田さんの左腕には、広い会場で迷子にならないよう「目印」として風船がくくりつけられており、「離れてしまったら取りにいけなくなっちゃう」と、常に左腕を意識しながらの進行を宣言 。
一方、千本木さんの右手には「くらすぞ（北九州の方言で「食らわすぞ＝殴るぞ」の意）」と書かれた物騒なメリケンサックのようなおもちゃが装着されていた。高田さんの「違和感がない」というツッコミに対し、千本木さんが「違和感ありありでやってますけど」と返すなど、オープニングから『しゃかりきちゃん』らしい独特の世界観で観客を惹きつける。
公開録音パートでは、今年で丸9年を迎え10年目に入った番組の歴史を感じさせるトークが展開され、「マネージャーだけが知っている可愛い／ワイルドなところ」のコーナーでは、高田さんが「飛行機でチョコがもらえるという理由だけで、飲めないブラックコーヒーを頼み、チョコだけ食べてコーヒーはマネージャーにあげる」という衝撃のかわいさ（？）が暴露された。
対して千本木さんは「土砂降りの雨でも傘を差さず、フード付きアウターだけでしのぐ」というワイルドすぎる一面が明かされ、「声優としてノイズになるからシャカシャカ（素材の服）はダメ」という言葉も高田さんから飛び出し、会場は大きな笑いに包まれた 。
イベント終盤、恒例のコーナーになるかと思いきや、突如として11月24日に誕生日を迎える千本木さんへのサプライズ企画が！ ステージには「1124（日付）」のロウソクが立てられたケーキが登場し、会場全体でバースデーソングを合唱したり、おめでとうの言葉が飛び交ったりと、温かい祝福に感動した様子の千本木さんだった。
「ちゃんちゃん」へ感謝の言葉
イベントのラスト、千本木さんが会場を見渡しながら語った言葉が、この日一番のハイライトに。
「ちゃんちゃんたちと久しぶりに会えて本当にうれしいです。いつもメールでたくさんやりとりはしてるんですけれども、こうやって実際にみんなの顔を見て、こうやって話ができて、『いつもありがとね』って言えることが本当に幸せです」
10年目という節目に、リスナーと直接顔を合わせられた喜びをかみしめるその言葉に、会場からは温かい拍手が送られた。笑いあり、毒あり、そして最後は温かい絆で締めくくられた、まさに「しゃかりきちゃん」といえる公開録音となった。
本イベントの模様や千本木さんの「ワイルドな雨事情」の詳細を知りたい方はニコニコ＆YouTube「声優グランプリチャンネル」にて配信の「しゃかりきちゃん」第259回をご覧ください。
Information
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