小説『薬屋のひとりごと』原作展が本日スタート!日向夏先生へ独自インタビュー!!

東京ソラマチ®にて12月25日(木)まで開催!

『薬屋のひとりごと』(ヒーロー文庫)刊行11周年を記念して開催される「小説『薬屋のひとりごと』原作展 毒と薬、科学とミステリー」

日向夏先生による物語と、しのとうこ先生によるイラストが織りなす、毒と薬、科学とミステリーに彩られた『薬屋のひとりごと』の世界をよりいっそう楽しめる原作展が、東京ソラマチ®にて、12月5日(金)~12月25日(木)まで開催! 12月4日に開催に先駆けて内覧会が行われ、PR担当の“うりりん”が特別出演し、『薬屋のひとりごと』の世界観に没入できる展示の数々を案内した。

 

会場内では、日向夏先生による完全書き下ろしショートストーリーを週替わりで特別展示。
週替わり入場者特典として、こちらのショートストーリーが読めるリーフレットが限定配布される。

さらに、会場では展示のほかに原作展の開催を記念したグッズが多数展開されるほか、実際に展示されている「額装高精細デジタルカラー」や「額装刺繍アート」などこだわりの逸品も受注受付で販売。

会場近くのLATTEST MIZUMACHIでは、原作展コラボカフェも開催! 世界観をイメージした限定メニューや、 ここでしか手に入らないオリジナルグッズを展開。原作展の電子チケットを提示すると、会計から100円OFFのサービスも!

 

seigura.com限定!日向夏先生へ直撃インタビュー‼

――原作展の開催を無事に迎えられての率直なお気持ちと、展示をご覧になられての感想をお聞かせください。

文字ばっかりですけど、大丈夫ですか……? 本当に原作を好きな方が来るための場所なんだな、というのはわかりました。今まで開催されてきた『薬屋のひとりごと』の展示とは一味違ったものになっていると思います。アニメの展示と同じかな?って思ってる人には、「いやいや文字ばっかりだよ」と。でも、好きな方には刺さる内容になっているんじゃないかと思います。

――小説『薬屋のひとりごと』らしい内容ですよね。大充実で、すみずみまで観るにはじっくりと時間をかけたくなる展示でした。日向夏先生の脳内にあった『薬屋のひとりごと』が展示になっているので、ファンの方にとってはたまらないんじゃないかと思います。注目ポイントはありますか?

『薬屋のひとりごと』はもともと、科学的なことを簡単なトリックとして出すということをメインにやっていたところがあったので、そこを観ていただきたいですね。最近の話は、ちょっとそういった部分が抜けかかっていますけど……。今回の原作展は、トリックの元ネタがたくさん展示されています。オゴノリだったり、塩だったり。あとは、纏足や古い文化についても。『薬屋のひとりごと』に出てきた、いろいろな小ネタを拾っていただけたら面白いなと思っております。

――先生に書き下ろしていただいたショートストーリーが、今回の原作展の目玉なんじゃないかと思います。聞くところによると、書き下ろしショートストーリーは先生自らご提案いただいたとか。

そうなんです。でも、せっかく来ていただくんだから、もっとたくさん書けばよかったな~っていう気持ちはありますね。

――週替わりで違うストーリーを読めるというのは、なかなかぜいたくだと思います。第1弾のタイトルが「摩天楼」というのもおしゃれですよね。(第1弾は12月11日(木)までの配布)

摩天楼は高い建物という意味なので、展示会場があるスカイツリーにピッタリかなと。ちょっとメタ的な要素を入れています。

――『薬屋のひとりごと』の歴史が年表形式で展示されているエリアも壮観でした。あらためて、2011年の投稿から今までを振り返ってみていかがでしょうか?

本当に遠くまで来ましたね。まさか、スカイツリーさんで展示するとは思いもしなかったです。もう、びっくりですよ。

――今回の規模での展示もですが、アニメなどもあったりで、先生の脳内にあったお話がどんどん発展して広がっているところかなと。やっぱり想像を超える展開になってるという感じでしょうか。

そうですね、ちょっとドキドキしております。今、私が書いているもので皆さんにさらに楽しんでいただけるよう、頑張っていきたいなと思っています。

――続編も心待ちにしてる方がたくさんいらっしゃいますよね。

ちょっとペースが落ちたのは申し訳ないんですが……。

――今回の原作展で、より皆さん続きが楽しみになるかなと思います。展示を観ていて、ここが面白かったというところはありますか。

けっこう見どころだと思ったのが、先ほど話にも出た年表ですね。アニメから入った方とか、刊行が進んでから読みはじめた方は、初期のグッズとか見たことがないと思うので。実はしのさんが描き下ろして作ったラバストがあったり、いちばん最初のコラボカフェの看板もあったりして。そういう物を見ていくのも楽しいかなと思います。

――本当に歴史が詰まってますし、最近ファンになった方も新しい発見がありますね。しのとうこ先生とも長いお付き合いになると思います。今回も、しの先生のイラストが軸の一つになっていますが、あらためてしの先生のイラストの魅力をお聞かせください。

しの先生が『薬屋のひとりごと』のイラストを最初に描いたのが2014年の時なんですよね。10年経っても色あせない絵っていうのは、それだけで貴重だと思います。しのさんはそれだけ素晴らしいイラストレーターさんですね。10年後、20年後も色あせない形で、何か発表できたらいいなとは思いつつ……20年後か……(笑)。

――ぜひ頑張っていただきたいです(笑)。『薬屋のひとりごと』といえば、日向夏先生としのとうこ先生のお二人が作り上げる世界観が、やっぱり一番魅力かなと思いますので。

そうですね。しのさん、脱出ゲーム一緒に行こうぜ~。

――しの先生に届けたい思いが(笑)。これからもお二人のタッグでの『薬屋のひとりごと』を楽しみにしております!

ありがとうございます。

 


 

開催概要


■展示会名
小説『薬屋のひとりごと』原作展 毒と薬、科学とミステリー

会期
2025年12月5日(金) ~ 12月25日(木)

■開場時間
10:00〜19:00(最終入場は30分前まで)

■会場
東京ソラマチ®5F スペース634(イーストヤード11番地)

■チケット
グッズ付きhttps://ticket.store.herobunko.com/events/syosetu-kusuriyanohitorigotonosekaiten-20251205-20251225

グッズなしhttps://l-tike.com/event/mevent/?mid=766953

■入場特典

■公式サイト
https://ticket.store.herobunko.com/

主催/株式会社イマジカインフォス
協力/株式会社ADKエモーションズ、株式会社ADKクリエイティブワン