2025年11月29日、小松昌平プロデュースステージ『「俺を知ってくれ!」に向けて気持ちを高めてくれ!』夜の部が開催された。夜の部出演者はプロデューサーの小松昌平さんに加え、清典さん、永野由祐さん、濱野大輝さんが出演。

昼の部に続き、前説はアクション講師兼殺陣指導の清典さんが担当。準備が整うと、小松昌平さん書き下ろし脚本によるヒーローショーが開幕した。怪人リーフマンの清典さんに対し、ヒーローとして小松昌平さん(オレシレッド)、濱野大輝さん(フーリガンブラック)、永野由祐さん(お姉さんピンク)が登場。濱野さんは応援戦隊フーリガン出身でコンプライアンス研修を経たという設定で、永野さんは女性言葉を使うお姉さん役を熱演した。即席チームゆえに苦戦したが、観客からの「頑張れ!」という応援で結束し、敵を倒して和解した。
ショー後のトークでは、各キャラが小松さんによる当て書きだったことが判明し、小松さんが台本を執筆する際に、最後までマッスルブラックにするかフーリガンブラックにするか迷った話をトーク。ほかにも永野さんがお姉さん役の演技をしっかりと作っていた話や、ヒーローショーにおける変身シーンの演出の難しさについても言及。クラファンでヒーローコスチュームを作る、声優が変身前まで実際にやって、変身後は声優が声で見せるなどもありとなど議論が交わされ、会場は笑いに包まれた。
バラエティ企画ではボードゲーム「クレイジー エッグ」に挑戦! サイコロの指令に従い卵型ボールを体で挟挟んでいく。「脇の下」「あごの下」といった指令が連続し、小松さんたちが奇妙な体勢で卵を維持しようと奮闘するシュールな光景に笑いが起きた。
イベント後半は、清典さんを講師に迎えた「殺陣ワークショップ」を実施。 永野さんには、得意のサッカーの動きを例えに使った殺陣が伝授され、ボールをまたぐフェイントの動きで敵をかわし、振り向きざまにヒールでパスを出すイメージで背後の敵を斬るといったアクションを実践した。濱野さんには、本人が希望した蹴り技を指導。旋風脚はジャンプをして回転しながら蹴る高難度な技で、清典さんからは「ボレーシュートのイメージで」とアドバイスを受け、見事な身体能力でこれを体現し、ダイナミックなアクションを披露した。
最後に小松さんは、「アイドルがライブ中に敵に襲われたら」という特殊なシチュエーションでの殺陣を実演。敵を飛び越えたりしながら即興の歌を披露し、最後はバック回し蹴りを決めて曲のキメポーズに戻るという一連の流れを即興で構築。実際に音楽に合わせて、アイドルとしての華とアクション俳優としての技を融合させたパフォーマンスで会場を沸かせた。
エンディングでは清典さんが「『俺を知ってくれ!』だけではなく、小松昌平という男をもっと大きくしてください」、永野さんは「殺陣は難しいけれど、今後も関わる機会があれば嬉しい」、濱野さんはイベントタイトルの略称について触れつつ今後の展開への期待を寄せ、最後に小松さんは今回のイベントが未来へ繋がるイベントになったと語り、ファンへの感謝と共にイベントを締めくくった。
『さらに!俺を知ってくれ!〜幕末編〜』再演が2026年3月8日にところざわサクラタウンにて開催!
詳細は後日発表いたします。お楽しみに!
▼『俺を知ってくれ!』公式X:@orewoshittekure
撮影/武田真和






















































