世代を超えて歌い紡ぐ熱いライブに!
2026年3月1日(日)、BS11の音楽番組『Anison Days』発のライブイベント『Anison Days Festival 2026』が、東京・LINE CUBE SHIBUYAにて約1年8カ月ぶりに開催された。
「アニソンの“不朽の名曲(マスターピース)”を世代を超えたアーティストが歌い紡ぐ」というコンセプトのもと、今回で6回目を迎えた本公演。番組MCを務める森口博子さん、酒井ミキオさんをはじめ、angela、岡咲美保さん、GRANRODEO、チエ・カジウラさん、TRUEさん、中島由貴さん、福山芳樹さんら豪華アーティストが集結し、全編生バンドによる熱いパフォーマンスが繰り広げられた。
豪華コラボで会場が熱気に包まれる!
オープニングは全出演者が登場し、「Butter-Fly」を披露。場内は早くも熱い手拍子に包まれ、森口博子さんと酒井ミキオさんが「『Anison Days Festival 2026』、盛り上がっていくよ~!」と呼びかけると観客のボルテージは一気に最高潮に達した。
続くTRUEさんは「ユートピア」を伸びやかな歌声で熱唱。「Anison Days、楽しんでますか~!?」というTRUEさんの呼びかけに、会場には大きな歓声が響いた。さらにワルキューレの曲「一度だけの恋なら」やエモーショナルな「ToCoda」を続けて披露し、TRUEさんらしい透き通るボーカルでフロアを包んだ。
岡咲美保さんは明るく「こんにちは~!」と挨拶して登場し、「ココロトラベル」を披露。舞台裏でTRUEさんの「ユートピア」が流れていたことに触れ「耳で聴けてうれしかった」と笑顔で語る一幕もあった。続いて、練習を重ねたという戸松遥さんの「Q&Aリサイタル!」と、自身の楽曲「ペタルズ」を力強く歌い上げた。
そのまま中島由貴さんを迎え入れ、『ふたりはプリキュア』の「DANZEN! ふたりはプリキュア」をデュエット。岡咲さんが中島さんに優しくほほ笑みかけるなか、息の合った歌声でファンを魅了した。
中島さんのソロパートでは「Day of Bright Sunshine」で軽快にスタート。その後、岡崎律子さんの「For フルーツバスケット」に初挑戦し「普段あまりカバーを歌わないので緊張しました」と告白しつつ丁寧に歌い上げた。ラストは「霞の向こうへ」を披露。シリアスなバラードに会場は静かに聴き入り、歌い終えると大きな拍手が巻き起こった。
ここで森口さんと酒井さんがステージに戻り、軽妙なMCで場をつないだ。そして二人はデュエットで「木枯らしセンティメント」を披露し、酒井さんは軽快なダンスパフォーマンスでも魅了して会場を大いに沸かせた。続いて酒井さんソロではL’Arc〜en〜Cielの「READY STEADY GO」を力強くカバー。「SPIRITS」「アイデンティティ」と自身の代表曲メドレーでもバンドと息ぴったりのステージを展開した。
angelaは、森口さんからのバトンを受け取りアッパーチューンで盛り上げた。「不器用なI love you」からスタートし、ロックナンバー「バリバリ最強No.1」、さらにRoseliaの「FIRE BIRD」と立て続けに激熱の楽曲を披露。特に「FIRE BIRD」では激しい演奏とハイエネルギーなボーカルで観客の熱狂を呼び起こし、客席に飛び下りてファンをあおるなどフェスならではの熱いパフォーマンスを見せた。その後、angelaと中島さんによるスペシャルコラボで「Shangri-La」を披露。中島さんがステージ上でベースを弾きながら、atsukoさんと息の合った歌声を重ね、ロックなナンバーに新たな厚みを加えて会場を沸かせた。
GRANRODEOの登場でも会場は大興奮となった。GRANRODEOは「ペガサス幻想」をTRUEさんとのデュエットで披露しステージをスタート。MCでは「angelaのボーカルはKISHOWだよー」というギャグも飛び出して笑いを誘う和やかな一幕も。続いてMUCCの「ニルヴァーナ」、ハードロックな自身の楽曲「GO GO PARADISE!!」で客席をあおり、最後は代表曲「Can Do」で圧巻のフィナーレ。KISHOWさんが「まだやれるか~渋谷!」とあおると観客も絶叫し、熱気は最高潮に達した。
今年は女性陣による豪華コラボレーションも実現した。森口さん、TRUEさん、岡咲さん、angelaのatsukoさんの4人が並び、「青春コンプレックス」を合唱。色とりどりの衣装で華やかなハーモニーを繰り広げ、4人の力強い歌声が会場を優しく包み込む。豪華な顔ぶれがそろった特別セッションに観客からは大きな拍手と歓声が上がり、フェスならではのスペシャルなひとときとなった。
終盤は福山芳樹さんがメインステージに登場し、「真っ赤な誓い」を会場いっぱいに響かせた。続く福山さんとチエ・カジウラさんのタッグでは「PLANET DANCE」を演奏。チエ・カジウラさんは「昨日は知らない人ばかりかと思って緊張して眠れなかった」と冗談混じりに語りつつ、二人は息の合ったギターセッションで観客を熱狂させた。さらにチエ・カジウラさんは「MY FRIENDS」「レゴリス」を畳み掛け、福山さんは「DYNAMITE EXPLOSION」で再び会場のテンションを爆発させた。福山さんとチエ・カジウラさんによるFire Bomberの新曲「BURN! BURN! BURN!」では、劇中バンド・FIRE BOMBERの30周年記念シングル曲をフルスロットルで披露し、大盛況となった。
そしてクライマックス。森口さんが「愛を込めてお届けします」と宣言し、開幕曲「水の星へ愛をこめて」で会場を感動の渦に包み込んだ。さらに「ETERNAL WIND ~ほほえみは光る風の中~」から「ETERNAL DAYS ~あなたがいてよかった~」へのメドレーで会場をじんわりと熱くし、温かな拍手に包まれた。
フィナーレは「サムライハート」で燃え上がるステージを展開。アンコールの拍手に応えて、最後に出演者全員で「哀 戦士」を豪快に合唱。森口さんは「今日は皆さんからたくさんのエネルギーを頂きました。本当にありがとうございました!」と感慨深げに語り、心に残る一夜かぎりの音楽祭を締めくくった。
あらためて感じたのは、『Anison Days Festival』が“名曲を並べて終わる”イベントではないということだ。代表曲に加えてカバーやコラボが用意されているからこそ、誰かにとっては懐かしい一曲が、別の誰かにとっては今日ここで出会う一曲になる――そんな瞬間が何度もあった。番組が掲げる“マスターピース”という言葉は、過去を飾るためのものではなく、今の熱気と一緒に次へ手渡していくための合言葉なのだと、会場の拍手が教えてくれた。
取材・文/川崎龍也
セットリスト
M1. Butter-Fly (ALL CAST)
M2. ユートピア TRUE
M3. 一度だけの恋なら TRUE(COVER)
M4. ToCoda TRUE
M5. ココロトラベル 岡咲美保
M6. Q&A リサイタル! 岡咲美保(COVER)
M7. ペタルズ 岡咲美保
M8. DANZEN! ふたりはプリキュア 岡咲美保×中島由貴(collaboration)
M9. Day of Bright Sunshine 中島由貴
M10. For フルーツバスケット 中島由貴(COVER)
M11. 霞の向こうへ 中島由貴
M12. 木枯らしセンティメント 森口博子×酒井ミキオ(collaboration)
M13. READY STEADY GO 酒井ミキオ(COVER)
M14. SPIRITS〜アイデンティティ 酒井ミキオ(medley)
M15.不器用な I LOVE YOU angela
M16.バリバリ最強 No.1 angela(COVER)
M17. FIRE BIRD angela(COVER)
M18. Shangri-La angela×中島由貴(collaboration)
M19. ペガサス幻想 GRANRODEO×TRUE(collaboration)
M20. ニルヴァーナ GRANRODEO(COVER)
M21. GO GO PARADISE!! GRANRODEO
M22. Can Do GRANRODEO
M23. 青春コンプレックス 森口博子×atsuko(angela)×TRUE×岡咲美保(Girls collaboration)
M24. 真赤な誓い 福山芳樹
M25. PLANET DANCE 福山芳樹×チエ・カジウラ(collaboration)
M26. MY FRIENDS チエ・カジウラ
M27. レゴリス チエ・カジウラ
M28. DYNAMITE EXPLOSION 福山芳樹
M29. BURN! BURN! BURN! 福山芳樹×チエ・カジウラ(collaboration)
M30. 水の星へ愛をこめて 森口博子
M31. ETERNAL WIND 〜ほほえみは光る風の中〜 ETERNAL DAYS ~あなたがいてよかった~
森口博子(medley)
M32. サムライハート 森口博子
EC01. 哀戦士 (ALL CAST)




























