「また来てや!まっちゅうきにゃあ」高知・佐川町での帰郷イベントを終えた小野大輔さんからコメントが到着!

発売中の声優グランプリ11月号では、本イベントのレポートを掲載!

9月15日(日)高知県佐川町で行われた「小野大輔 佐川町帰郷イベント 声~show~2」。

イベントは芥川龍之介の『鼻』『芋粥』の朗読や、幼少期の貴重な写真とエピソード、初披露となった「雨音-Refrain-」のライブや、けんぴちゃんとの一戦?などなど、盛りだくさんの内容となりました。当日は駅やスーパーなど各所で、小野さんへのお花が飾られて町を挙げての歓迎ムード。観光大使としても、佐川町で生まれ育った「大輔くん」としても、街を愛し愛される小野さん。そんな温かい1日となった帰郷イベント後の感想をお届け!

 

■小野大輔さんコメント

ーー「声~show~2」の感想を聞かせてください。

前回以上に佐川町という町全体が、イベントを盛り立ててくれた印象があります。team もす。をはじめとした、町の若い人たちの熱量をひしひしと感じました。そして何より、高知の西の遠い田舎町まで、海外からも含めて全国から来てくれたお客様の熱量の大きさに感動しました。みんなが笑顔で帰られたとスタッフさんに聞いたとき、最高の多幸感を感じました。

ーー芥川龍之介の「鼻」「芋粥」を朗読の題材に選ばれた理由はなんですか? 両作品とも「夢を叶えた後に、夢を見ていた頃の自分へ想いを馳せる男」が出てきますが、彼らをどう思いますか?

シンプルに芥川作品が好きというのもありますが、一言で言うと「挑戦」です。両作品ともに時代設定が古く、言葉遣いも少し難解です。ただ物語の根底に流れているのは、現代においても共感を得られるような普遍性のあるテーマです。いま自分が朗読することで、文章を読んだだけでは感じられなかったような感覚や風景を感じていただければと思い、この2作品を選びました。人間は夢を叶えても、それ以上の夢を見てしまいます。足るを知る、ということも大事ですが。でもそれ以上に、自分にとって大事なものを探求し続けることこそが、人の生きる意味なのだと感じます。僕も声優として出来ることを、一生をかけて探求したいと思っています。

ーー佐川町の観光大使になって2年がたちました。新たに気づいた佐川町の魅力を教えてください

意外なことに牛乳がとてもおいしい。特にソフトクリームが絶品です。さかわの地乳×田野屋塩二郎の塩アイスもオススメです。

ーー司牡丹「AMAOTO」発売おめでとうございます! ぜひこんな場所、こんな時に飲んで欲しい!おすすめのシチュエーションは?

雨の日に一人、外を眺めながら。あと食事にも合いやすい酒質なので、大切な人との食事の際にも楽しんでいただければ。

ーーけんぴちゃんへひとこと!

いつもありがとう。アグレッシブな動き、絶えないスタミナ、たまに見せるエキセントリックさ、本当にツッコミがいがあるぜよ(笑)。けんぴちゃんの周りには常に笑いと幸せがあふれている気がします。目指せゆるキャラNo. 1!

 

帰郷イベントの企画をした佐川町のTeamもす。さかわ。のみなさま。会場には佐川町の観光名所とともに撮影した青いスーツの小野観光大使のパネルを飾ったり、佐川町の木材を使用した小野さんのサイン入りプレートのお土産を用意したり、イベント入り口には大きなオブジェを用意したりと、独自のアイデアでファンを楽しませます。小野さんの同級生でもある、そんなTeamもす。さかわ。の代表にもお話を聞きました。

■Teamもす。さかわ。代表コメント

ーー「声~show~」が始まったきっかけを教えてください

地元町民から“小野大輔を佐川町に呼べないか”と相談されたのがきっかけです。2015年だったと思います。当時から町のお祭りや行事を企画運営してましたので、私に声をかけてくれたんだと思います。

ーー小野さんが観光大使となって町にどんな変化がありましたか?

明らかに佐川に訪れる観光客の年齢層が若くなったと思います。また、佐川町内では年齢層を問わず、大輔の知名度や影響力が認知され始めたと思います。

ーー代表から見た小野さんはどんな方ですか?

昔の大輔の印象としては

“色が白い”
“頭がいい”
“運動もできる”
“優等生肌”

といったところでしょうか。でもどこか抜けている天然な部分もあった印象です。リーダーシップも持っていて、何かとクラスの行事ごとでは代表に選ばれていました。人との協調性があり、ケンカしてる所は見たことがなかったですね。先生に怒られているところも見たことがありません。

ーー現在の印象は?

はっきり言って、二人で話しているときの大輔の印象は昔のままです。どこまでいっても同級生の感覚で、“有名人”“芸能人”との感覚は驚くほどないですね。仕事の部分では(今回で言うとリハーサルや、各打ち合わせ)さすがと思うことが多々ありました。各方面への配慮やお客様やスタッフにまでいつもアンテナを向けている姿勢が見え、自分の専門分野に対する意識の高さなども私自身、勉強させてもらうことがありました。

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声優グランプリ 2019年 11月号