『ストライクウィッチーズ』『ガールズ&パンツァー』などを手がける鈴木貴昭原案のオリジナルアニメーションとして2016年4月からTV放送された本作。
“国土水没により海上大国となった日本”という時代背景に合わせ緻密に練られた設定と世界観を舞台に、教育艦「晴風」の艦長となった明乃をはじめ、副長の宗谷ましろら、艦で共に過ごす仲間たちの豊かな個性や少女たち同士の関係性を魅力的に描き出し、そんな可愛いキャラクターたちとは一見ミスマッチな艦隊バトルシーンは、ミリタリーファンも納得の綿密な設定考証に基づきリアルに描写され、放送開始から大きな話題となった。放送後も続編を望む声はやまず、2017年5月のOVA発売を経て、満を持して2020年1月18日(土)、完全新作アニメーションとして全国ロードショーされる。
そんなハイスクール・フリートのコラボイベントが12月21日(土)、22日(日)に油壺マリンパークにて開催された。
21日(土)には古木のぞみ・鶴岡聡、22日(日)には夏川椎菜・黒瀬ゆうこ、久保ユリカがそれぞれ登壇、大盛況のイベント模様をお届けします。
油壺マリンパークコラボスペシャルトークショー
【場所】
油壺マリンパーク
【登壇】
▼12月21日(土):古木のぞみ、鶴岡聡
▼12月22日(日):夏川椎菜、黒瀬ゆうこ、久保ユリカ
21日(土)の古木、鶴岡は、ペンギンの歩き方をマネしながらステージに登場し、油壺まで駆け付けた本作のファンや一般のお客さんを沸かせた。イルカショーは代表して古木が挑戦し、イルカとの握手や古木の合図でジャンプをしたりと無事成功!続けてトークショーで好きな生き物を聞かれると古木は「ペンギンが好きです。とても綺麗なフォルムをしてて、可愛いからです。だから登場の時マネしました(笑)」と答え、登場の理由を明かした。一方、鶴岡は「動物がすごい好きで、水族館とか動物園とかよく行くんです。実は小学校の時にここ(油壺マリンパーク)にも来たことがあって、確認のために親にまで電話して聞きました!そんな思い出の場所にまさか自分が立てるなんて、不思議な気持ちですね」と喜びを露わにした。劇場版のアフレコについて聞かれ「スタッフに提案しながら収録したシーンもあったので、そのシーンがどうなったか気になりますね」と鶴岡。注目してポイントを聞かれた古木は「あっちゃん(種﨑敦美)と新しい新ネタを披露するところがあるので楽しみです」とコメント。
締めのコメントでは古木の無茶ぶりが続く中、ハイフリおじさん(=ハイフリのファン)代表として鶴岡が「念願の劇場版がいよいよ公開します。大きな決断を出さなければいけない時がきますので、ぜひ彼女たちを皆さんで見届けてあげて欲しいと思います。本日はありがとうございました」とコメントし、1日目のイベントは終了いたしました。
22日(日)は夏川、黒瀬、久保が登場。客席には多くのファンが詰めかけ、イルカは前日より元気な様子。かねてからイルカショーの出演を楽しみにしていた久保は「触ったことのない生き物の感触がしました。驚きと感動が溢れています。ずっと夢だったので実現してよかったです」と興奮のコメント。
トークショーでは、久保は「(イルカの)あの感触がわからなくて、みんなと“固いこんにゃくかな?”とか話してました(笑)。でも子供の時から強がってこういった機会を逃してきたので、初めてやれてよかったなと思いました。今年イチはしゃぎました」と改めて興奮を露わに。コメントに対し夏川は「久保さんは握手でしたけど、実は私、子供の頃にイルカとキスしたことあるんですよ」と驚きのコメント。劇場版についてのトークでは、先日解禁した本予告について夏川は「あそこまで見せちゃっていいの?って思いました。ミケちゃんとシロちゃんの関係がどんどん変わっていく中で、考えさせられる内容になっているのかなと思います」と期待するコメント。黒瀬は「今回も仁義のない感じのやりとりがあるんじゃないですかね」とファンへじらしつつみどころを説明。今後予定されている劇場版の舞台挨拶について黒瀬は「たぶん油壺まで来てくれた皆さんは全国どこでも来てくれるんじゃないですか(笑)」と呼びかけて笑いを誘った。
締めの挨拶では「本当にハイフリという作品に関わらせていただいてから、いろんな経験をさせていただきましたが、まさかイルカとアシカとも共演できるなんて思わなかったです(笑) いよいよ公開まであと少し、皆さんと一緒にウキウキしながら年を越したいと思っております。それでは劇場の公開に向かってヨーソロー!」と期待をこめたメッセージを送りました。
イベントの終盤ではサイン入りのコラボ限定クリアファイルをかけて、集まったファンとジャンケン大会を実施し、大盛況の中、イベントは終了いたしました。
上映情報
劇場版 ハイスクール・フリート
2020年1月18日(土)全国ロードショー
■<制作スタッフ>
原案 :鈴木貴昭 キャラクター原案 :あっと
総監督 :信田ユウ 監督 :中川 淳 脚本 :鈴木貴昭・岡田邦彦
キャラクターデザイン・総作画監督 :中村直人(「ミス・モノクローム」キャラクター原案協力)
音楽 :小森茂生(F.M.F)(「けいおん」他) CGグラフィック制作 :グラフィニカ(SSSS.GRIDMAN、四月は君の嘘)
制作 :A-1 Pictures(ソードアート・オンライン、Fate/Apocrypha、グランブルーファンタジー、アイドルマスター シンデレラガールズ等) 配給 :アニプレックス
■<キャスト>
夏川椎菜 、Lynn、古木のぞみ、種﨑敦美、納沙幸子、黒瀬ゆうこ、久保ユリカ、麻倉もも、雨宮天 他