盛りだくさんの内容でデビューと誕生日をお祝い! 「熊田茜音デビュー記念&20歳バースデーイベント~Sunny Sunny Birthday Party~」レポート

1月29日にシングル「Sunny Sunny Girl◎」をリリースした熊田茜音さんのデビューと20歳の誕生日(2月3日)を祝うイベントが2月2日、東京・LOFT9 Shibuyaで開催された。また、彼女にとっては初めての単独イベントということもあり、熊田さんに声援を送ろうと多くのファンが詰め掛けた。

まずは、あいさつ代わりに彼女も尾田市子役で出演中のテレビアニメ『織田シナモン信長』OPテーマ「Sunny Sunny Girl◎」のTVサイズを元気いっぱいに披露。
最初のMCでは「単独イベントということでとても緊張しているのですが、全力で楽しんでいきましょう!」と宣言し「10代最後の日にみんなと会えてうれしい!」と笑顔を見せた。

イベントが開催されたLOFT9 Shibuyaでは、美味しい料理を食べながらイベントを観覧できるとあって、この日は熊田さん考案のコラボメニュー「ハンバーグプレート」もご用意。

トークコーナーでは、現在Lantis Channelで公開中の「Sunny Sunny Girl◎」のMusic Videoの話題に。「観てくれた人に茜音の元気パワーがお届けできるような内容になっていて『聴いてくれた人が幸せになってくれたら』、と思って踊っていますので、何回でも再生してください!」と語った。

「熊田茜音 20th History」は、スクリーンに映し出された熊田さんの写真を見ながら、20歳までの歴史を振り返っていくコーナー。
熊田さんの母親いわく「生まれてすぐに目が二重になっていて、病院のスタッフに驚かれた」とのこと。また、「小さいときにお気に入りだったものは?」(正解:メガネ)、「茜音の変わった反抗期とは?」(正解:申告してから反抗した)など、途中2択クイズも展開され、ファンと一緒に20年を楽しく振り返っていた。
そして、つい先日行なわれた成人式でピンク色の着物を着ている写真が映し出されると、客席からは「かわいい~!」の声が上がり、ちょっぴり照れた様子だった。

続いてはアンケートコーナー。熊田さんが考えた質問に対して来場者から事前に回答を募集し、紹介していく。
まずは「二十歳になる茜音にチャレンジして欲しいことを教えて!」。「単独ライブの開催」、「バンジージャンプに挑戦して欲しい」などのリクエストが上がるなか、「ひとりしゃべりのラジオを聴きたい」という要望に大いにうなずく熊田さん。「みんなとしっかりと向き合ってしゃべられる場を設けることができたらいいな」と意気込んでいた。そして「茜音に演じて欲しいキャラを教えて」という質問には「大人な女性」というリクエストが。これには熊田さんも「機会に恵まれたらいいな」と乗り気! 「私自身、元々ボーイッシュなところがあるから」ということで、「ボクっ娘」を演じることにも意欲をみせていた。

熊田さんが「知らなかった」と驚いた「無茶振りして」というサプライズ項目では、テレビアニメ『ライフル・イズ・ビューティフル』から生まれたユニット・ライフリング4のイベントで見せたアドリブネタの「熊ちゃんビーム」をふたたび披露し、大喝采を浴びていた。また、「立ってみたいステージは?」という質問には「ANIMAX MUSIX」を挙げ「私の出演が決まっている2月22日開催の『ANIMAX MUSIX NEXTAGE』で声援をお願いします!」と客席に向けてお願いしていた。

「バースデーチャレンジ 箱の中身はなんだろな?」コーナーでは、『織田シナモン信長』で上杉ジュリアン謙信役で出演している杉田直司こと杉田智和さんからビデオメッセージが送られ、さらにバースデーケーキも登場! オーディエンスからの祝福の拍手に包まれながら、杉田さんへ感謝の気持ちを伝えていた。

次のコーナーに進む前に、ここで熊田さんは一旦退場。映像では彼女がデビューするきっかけとなったオーディション「ANISONG STARS」のエピソードが語られた。
そしてふたたびステージに登場した熊田さんは、歌唱審査で選択したという「境界の彼方」を披露し、ここからはライブパートがスタート! 続くデビューシングルのカップリング曲「YOUR FREE STAR」では、自然とコール&レスポンスが起こり、JUDY AND MARYの「そばかす」、テレビアニメ『キラキラハッピー☆ ひらけ!ここたま』挿入歌「OPEN MY DREAM!」をノリノリで歌い上げた。
「ANISONG STARS」で審査員を務めた畑亜貴さんが作詞を担当した「First Step, Fun Step!」を初披露。歌い終えると感極まって涙ぐむ一幕も。

「みんなのおかげで、いまここに立てています。すごく幸せです!」と笑顔に戻り、最後に歌唱したのは「Sunny Sunny Girl◎」。「First Step, Fun Step!」の後に歌うことにより「前に進む」という強い意志を持てたことに、新たな発見と手ごたえをつかんだ熊田さん。
客席をバックに集合写真を撮影したあとは、ファン一人ひとりと会話を交わしながらお見送りし、イベントは幕を閉じた。

 

取材・文/佐伯敦史