広井王子さんが総監督を務めるスマートフォン向けゲーム『ソラとウミのアイダ』のアニメ化が発表!

ソラウミ_キービジュアル2018年3月22日(木)~25日(日)の4日間にわたって開催された『AnimeJapan 2018』。同イベントは、最新アニメ作品の発表やトークイベントなどが多数行われるとあって、国内外のアニメファンが多数詰めかけることで知られる世界的なアニメの祭典である。“クールジャパン”の旗振り役として、ますます注目が高まる日本のアニメ作品。その証拠に、第5回となる今年は、過去最多の総来場者数を記録した。『AnimeJapan 2018』の模様は、声優グランプリ本誌でもいずれお届けする予定だが、今回は先出し情報として、トムスブースで行われたスペシャルイベント「ソラとウミのアイダ 宇宙漁師候補生トークショー」のレポートを、フレッシュなキャスト陣のコメントともにいち早くお届けしたい。
ところで、イベントタイトルにも入っている『ソラとウミのアイダ』(以下、ソラウミ)とは、好評配信中のスマートフォン向け宇宙魚捕獲アクションゲーム (配信元:株式会社フォワードワークス)のことを指す。同作品の原作を手掛け、さらに総監督を務めるのは『サクラ大戦』シリーズなど、数々の名作ゲームの生みの親としてつとに有名な広井王子氏。
世界中の海から魚が消えてしまったことで、水産省が兼ねてより実験を繰り返していた、宇宙に巨大なイケスを作って魚を育てる計画「宇宙イケス」の試験運用がスタート。同時に、物語の舞台となる広島県・尾道では『尾道宇宙漁業団』が設立され、宇宙漁師の育成も開始……と、如何にも広井王子氏らしいスケール感の大きさ。もちろん肝心のゲーム面も壮快なアクションあり、心温まるストーリーありと抜かりなし。しかも嬉しいことに、本作は豪華フルボイス。すでにプレイしている人の中には「ぜひアニメ化を……」と考えている人も多かったのではないだろうか。
そんな声に応えるかのごとく、今回のスペシャルイベントでは 同名TV アニメ作品が 2018 年 10 月から放送開始となることが電撃発表された。また、メインスタッフやキャラクターデザイン、メカニックデザインが公開されたほか、メインキャスト陣および同作文芸担当のトムス・黒柳尚己氏が登壇。それぞれ、キャラクターの魅力やアニメの見どころをたっぷりと語ってくれた。
空町春を演じる高橋花林さんはアニメについて、「ゲーム中でも表情はあるけど、アニメではもっと表情豊かに描かれると思うので、とても楽しみです。イベントごとの衣装などもどうなるか、気になります」と語り、10月の放送開始を待ちきれない樣子。また、村上波乃を演じる立花理香さんは「この作品は地元をすごく大切にしている作品。本当に広島・尾道に行ったような気持ちでゲームもプレイできます。私の演じる波乃ちゃんは私と同じ広島出身なので広島弁をしゃべったり、全国各地から候補生が集まっていて色々な地域の方言も聞けるので、そういったところも見どころだと思います」と作品の魅力をアピールしていた。
DSC_5557 DSC_5466
立花さんが広島弁なら、すずきももこさんは秋田弁をしゃべる櫻舞湖を担当。といっても、すずきさんは茨城出身。秋田弁を猛勉強しているそうで、他のキャストからも「完璧」と太鼓判を押されるなど、アニメ版ではその演技に注目が集まりそうだ。
ちなみに、ここまで紹介してきたキャラは全員日本人だが、唯一ハーフを演じるのが、井上ほの花さん。しかも彼女が演じるルビー・安曇役はスパイという変わった役どころ。そのため井上さんは「スパイのお話が出てくると楽しい」とコメントし、さらには他のキャストが知らない重要な情報をひとりだけ知っている事実がイベント中に発覚するなど、井上さん自身も実はスパイかもしれないとの疑惑の目も……!?
DSC_0370 DSC_0427
こうしてイベントは大盛況のうちに終了。アニメ化も発表され、これからますます注目が高まっていくことが予想される『ソラウミ』。まずは予習も兼ねてゲームをプレイしてみてはいかがだろうか?
 
<公式サイト>
ゲームのダウンロード方法等、詳細情報は下記をチェック!
https://soratouminoaida.com/
<TVアニメ『ソラとウミのアイダ』>
監督:濁川 敦
シリーズ構成:山田隆司
原作キャラクターデザイン:植田和幸
アニメーションキャラクターデザイン:山本周平
メカデザイン:いしはらくろう
アニメーション制作:トムス・エンタテインメント
原作 広井王子/フォワードワークス
※放送予定:2018年10月~
©2017 ForwardWorks Corporation