立花慎之介さん、小野友樹さんの収録後インタビュー
『声優グランプリ』発の女性向けレーベル「コイノオト」より「男子高校生のキス」をテーマにお届けする新感覚シチュエーションBL音声ドラマ『僕たちのキス。マウント編』、『僕たちのキス。生徒会編』の2作品が登場!
『僕たちのキス。生徒会編』では、普段から学園の仕事を共にしている生徒会長と生徒会書記のピュアでナチュラルなキスが、ちょっぴり切ない物語を紡ぎます。
そんな『僕たちのキス。生徒会編』にて三宮陽を演じた立花慎之介さん、卯月湊を演じた小野友樹さんの収録後インタビューが到着!
■収録後インタビュー(敬称略)
――『僕たちのキス。生徒会編』の収録を終えた感想をお願いします。
立花 男の子たちが展開する淡い恋路を演じることができて、僕自身もフレッシュな気持ちになりました。
キスをテーマにした作品でしたが、内容的にはライトだったので、こういったジャンルにあまり馴染みのなかった方も楽しめるのではないかと思います。
小野 4章に分けての収録でしたが、立花さんとの時間にリラックスさせて頂いていたのか、あっという間の収録でした。
――“キス”をコンセプトにした作品ですが、実際に演じてみていかがでしたか?
立花 いわゆる「BL作品」で、キスだけで終わる作品ってあまりないですよね。盲点だったと言いますか、すごく新しさを感じました。演じる上で、より彼らの心情や内面といったほうに没頭できたので、物語の魅力を引き出せたのではないかと思っています。
陽としては「湊よりも常に上の立ち位置にいたい」、という意地になっている部分がありまして、若い子たちが子どもっぽいやりとりをしているのが面白かったですね。
小野 ハッキリしたコンセプトは分かりやすくて好きなのですが、テーマが「キス」と知ってちょっと「ドキッ」としておりました…!
――演じるうえで意識した点などはありますか?
立花 陽は天然で、普段からあまり考えていないようなところを基本として演じることにしました。後半に起こる出来事とのギャップみたいなところを出したいな、というのがありましたので。
「ここまで順風満帆できたところで、一度挫折を味わうさま」をうまく表現することができればいいな、と意識しながら演じました。
小野 キスがテーマなだけあって、様々な流れからキスに入っていくんですが、その様や、キャラクターたちの心情をそれぞれのシーンで感じ取ってもらえればと思います。
――印象的なシーンやセリフは?
立花 物語が進むにつれて、お互いがお互いを好きになるという流れにはなりますが、普段、湊をからかっている陽が、湊から告白を受けてうれしさのあまり涙ぐんでしまうところは印象に残っています。「彼はうれしさのあまり泣ける子なんだな」とビックリしました。
陽と湊がお互いの気持ちを知ったときのシーンには、ぜひ共感していただきたいですね。
小野 どこまでお話ししていいか次第ではあるんですが…最後の章の展開、個人的にドキドキしました。おおおお…きた…キタ…ッ!!!という感覚。どうぞお楽しみに…!
――ご自身は生徒会や委員会などの経験はありますか?
立花 学生時代の僕は、つねに何かしらの委員会には入っていました。
中学校がちょっと特殊で、生徒会と各クラスの学級委員との間に「議員」と呼ばれる役職があり、その人が両者の橋渡しをしていたんです。そのなかで、選挙で選ばずに推薦で選出される「議長」という役職があったのですが、全校集会で司会をするという大きな任務がありまして。
部活の先輩が議長をやっていたこともあり、次の議長に推薦していただいたのですが、卒業したあとに同級生から「あのときのお前は恐怖政治だったぞ」と言われてしまって……(笑)。
元々うちの学校では鉛筆しか使ってはいけない校則があったのですが、「シャープペンシルを持ち込み可にする」という議題が前々からあったんです。議長の僕が事前に入手しておいた生徒全員の名簿を使って生徒を指名し、「この議題について、あなたはどんな意見をお持ちですか? その理由は?」……ということをしていたんです。いま思うと確かに厳しかったですね。先生からの評価は高かったですが、生徒たちの気持ちは全然考えていなかったな、と……(苦笑)。
ただ、声優になってからは、イベントで司会もやらせていただいていて、そのときに培ったスキルも生かされているんじゃないかと思っています!
小野 体育が好きだったので、たいてい体育委員に所属していました。運動会では応援団長を担当しました。その時の発声法が、今にも生きていたりいなかったり。
作品を通して見ている分には、生徒会ってなんだか楽しそう!と思いますが、実際は部活をやる時間も限られてきたりして、生徒会の友人は大変そうでした。それを思うと、僕はサッカー小僧でよかったなと感じます。
――最後に、メッセージをお願いします。
立花 配信という形ですので気軽に聴けると思いますし、ライトな内容になっていますので、これまであまりこういう作品に触れてこなかった方もこの機会にぜひ楽しんでいただきたいです。男の子同士の淡い恋愛を満喫していただけると思いますし、「マウント編」もありますので、どちらの“キス”がよかったのか、ぜひ聴き比べてほしいですね。『僕たちのキス。』シリーズをよろしくお願いします!
小野 「キス」をテーマにお届けするこの作品。登場人物の「陽(ひかり)」と「湊」の織りなす感情の機微やストーリー展開を、どうぞお楽しみに!
「僕たちのキス。生徒会編」作品情報
『僕たちのキス。生徒会編』
ストーリー
どこか世間離れしている生徒会長・三ノ宮 陽。
陽の突拍子もない言動に振り回される生徒会書記・卯月 湊。
二人は同じ生徒会役員として仕事をしていたが、ある日寝ぼけた陽が湊にキスをしてしまう。
初めてのキスを奪われて動揺する湊に、陽が告げた言葉は――
「これから毎日キスするから、慣れてよ」。
その言葉に隠された意味とは?
キャラクター
三ノ宮 陽(さんのみや ひかり)
生徒会長 高校3年生
とある財閥の息子で、超が付くほどのお坊ちゃん。
ふわふわしていて掴みどころがない天然に見えるのだが、
幼少期に何度も誘拐未遂にあった経験から、実は疑り深く警戒心が強い。
湊の事は可愛い後輩だと思っており、友情を超えた感情を抱きつつある。
卯月 湊 (うづき みなと)
生徒会書記 高校2年生
真面目で実直な性格。
下に弟が3人おり、家計を楽にするため勉強に励み特待生枠で入学した努力家。
普段から陽に振り回されているが、
どうにかサポートして無事に任期を終わらせて欲しいと願っている。
キャスト
スタッフ
録音/編集:株式会社タバック 松田 悟
録音アシスタント: E∞CREATE Sound Studio 冨所 祐介
選曲:いいな 山田 稔
演出/効果音:いいな 白石唯果
発売日
好評発売中!
価格
2,000円(税別)
<『僕たちのキス。生徒会編』PV>
<『僕たちのキス。生徒会編』視聴動画>
『僕たちのキス。生徒会編』配信サイト
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