【『おれパラ』開催記念振り返りレポート!】雨雲を吹っ飛ばす、パワフルなアーティストたちが続々登場! 『おれパラPRESENTS ORE!!SUMMER 2020』1日目

人気男性声優アーティストたちによる音楽の祭典『Original Entertainment Paradise』(通称「おれパラ」)まであと少し! 『おれパラ』開催を記念して、9月19日・20日に、富士急ハイランド・コニファーフォレストで開催された夏フェス『おれパラPRESENTS ORE!!SUMMER 2020』(通称「おれサマー」)の振り返りをお届け! 今回は19日のDAY1の様子を振り返ります。

 

3年ぶりとなる今回の『おれサマー』は、初のオンラインでの配信ライブ! 小野大輔さん、鈴村健一さん、森久保祥太郎さん、寺島拓篤さんのホストメンバーのほか、1日目の公演には岩田光央さん、下野紘さん、土岐隼一さん、仲村宗悟さん、羽多野渉さんが登壇し、アツいパフォーマンスを見せつけた。

ライブの幕開けはホストメンバー全員での「United Flag」。ステージに設置されたスクリーンには、ファンのリモート映像が流され、リアルタイムで楽しむ様子を見ることができた。オンラインイベントならではの演出で、会場とファンとの一体感を生み出した。

その後のMCでは、当日の天気の話題へ。もともと雨の予報で雲が多かったものの、雨粒が落ちてくることはなく、鈴村さんは「晴れ男が勝ちました!」と誇らしげ。雨男の小野さんが「熱気をたくさん届けますので、皆さんもアツくアツく盛り上がってください!」と宣言すると、ゲストパートに突入。

まずは岩田さんが「いちばん風呂いただきました」とおどけて登場。夏を感じさせるアロハシャツを羽織って「スーパーチャージ」を披露。「かわいいオシリ」では「お尻を振る準備はできていますか? 皆さん、遠慮なく振ってください!」とカメラの向こうのファンをあおる。歌唱後のトークコーナーで、森久保さんが「岩田さんにトップバッターをお願いしてよかった」と語ったとおり、最高のスタートを切った。

続く土岐さんは「約束のOverture」を切なく歌い上げると、自身がパーソナリティを務める『土岐隼一 ラジオ“Time with You”』から生まれた「Time with You」を歌唱。汗を拭いつつ「これからもライブをたくさんやっていきたいです!」と笑顔でステージを後にした。

羽多野さんは軽快なリズムで「フワリフワリ」を歌唱すると、会場には強い日差しが照りつける。太陽を味方につけて「KING & QUEEN」、そして先行配信されたばかりの「Never End!Summer!」と歌い上げた。久しぶりの『おれサマー』にはしゃぎつつ「やっていることが3年前とあまり変わらないかもしれません」と笑い、ライブを満喫している様子だった。

下野さんは赤い衣装を身にまとい「Soul Flag」でエールを贈ると、「リアル-REAL2020-」を高い空に手を伸ばしながら披露した。まだまだ歌い足りない様子だったが、「ホストメンバーのパフォーマンスもあるので」と、名残惜しそうにステージを譲っていた。

ゲストパートラストは、仲村さん。ギターを手に「カラフル」を歌うと、画面を通じてファンとハイタッチ。「みんなの声、届けてください!」と笑顔で叫び、次に披露した「imitation」では「茜空沈む太陽に~」という歌詞がぴったりのシチュエーションが広がった。さらに、2021年2月10日に3rdシングルの発売が決定したことも発表し、ファンを盛り上げた。

日も落ち始め、ここからはホストメンバーのターン!

まずは小野さんが「ROCKET MAN」で火をつけると、続いては2011年の東日本大震災がきっかけで生まれた「DELIGHT」。「下を向いてしまっているこんなときこそ、馬鹿みたいに盛り上がろうぜ! 未来に向けて進もうぜ!」と大きな声でファンをあおり、MCではファンからのリクエストに応えて「バーン!」と指鉄砲を撃つ一幕も。「今日のライブ、よかったと思ったら、みんなに広めてね。明日もあるから」と、ホストとしてのPRも忘れていなかった。

続く寺島さんは「UNBREAKABLE」でキレのあるダンスを披露。そしてタオルを思いっきり振り回しながら「サマータイマー」を歌い、「それぞれの場所で思い出に刻んでいってください!」と、全国に散らばるファンに向けてアツいメッセージを届けた。

森久保さんは「SHOUT OUT LOUD」からスタート。歌い終わりお酒?を一口飲み、酒瓶を片手に「World Line」を歌い出すという大人な演出も。「開催場所に関して、さまざまな案が出ましたが、コニファーフォレストでやらせていただけてありがたいです」とスタッフに感謝の気持ちを表し、さらに11月14日に配信ワンマンライブの開催が決まったことも発表した。

初日のトリを飾ったのは鈴村さん。すっかり夜のとばりが下りるなか、ステージに腰をかけて「太陽のうた」を気持ち良さそうに歌うと、「この状況でライブができる喜びを、かみしめまくっています!」と感謝の気持ちを伝え、「こんな状況だからこそ『それぞれの場所があるんだ』というのを強く認識した」と最後は「Go my rail」でステージを締めた。

そして画面には3月某日にホストメンバーで行われた会議の模様が流れる。和気あいあいとしつつも真剣な話し合いの結果、新たな楽曲が誕生! レコーディングの模様も公開された。

ここで画面は再びコニファーフォレストのステージへ。完成した「Oh! Let’s Summer」は、日常にあふれるさまざまなものに対して「ありがとう」とメッセージが贈られる歌詞が特徴的な、元気の出るナンバー。4人の、最大級の「感謝」が会場に降り注いだ。

ラストは、「眠るものたちへ」をタオルを振り回しながら全員で歌った。岩田さんが「最後は10回飛ぶぞ!」と叫ぶと、夜空に花火が打ち上がり、出演陣のテンションも最高潮に! 小野さんが「僕たちはこれからも走り続けます! ついてきてくれるかな?」と問いかけると、モニター越しに大歓声が聴こえてくるようだった。

【セットリスト】
01.United Flag/小野大輔、鈴村健一、森久保祥太郎、寺島拓篤
02.スーパーチャージ/岩田光央
03.ジェミニ/岩田光央
04.かわいいオシリ/岩田光央
05.約束のOverture/土岐隼一
06.Time with You/土岐隼一
07.True Gazer/土岐隼一
08.フワリフワリ/羽多野渉
09.KING & QUEEN/羽多野渉
10.Never End!Summer!/羽多野渉
11.Soul Flag/下野紘
12.リアル-REAL2020-/下野紘
13.WE GO! -On Your Mark-/下野紘
14.カラフル/仲村宗悟
15.imitation/仲村宗悟
16.ゆらゆら/仲村宗悟
17.ROCKET MAN/小野大輔
19.DELIGHT/小野大輔
18.花火/小野大輔
20.UNBREAKABLE/寺島拓篤
21.サマータイマー/寺島拓篤
22.tiny adventure/寺島拓篤
23.SHOUT OUT LOUD/森久保祥太郎
24.World line/森久保祥太郎
25.I’m Nobody/森久保祥太郎
26.太陽のうた/鈴村健一
27.リズム/鈴村健一
28.Go my rail/鈴村健一
29.Oh! Let’s Summer/小野大輔、鈴村健一、森久保祥太郎、寺島拓篤
30.眠るものたちへ/全員

【インフォメーション】
12月19日(土)に『Original Entertainment Paradise -おれパラ- 2020 Be with』が、20日(日)に『Original Entertainment Paradise -おれパラ- 2020 Be with 〜ORE!!PLAYLIST〜』が開催! 19日(土)には仲村宗悟さん、畠中祐さんがゲストに登場! お楽しみに!

おれパラ公式サイト:http://orepara.com/
おれパラ公式Twitter:@orepara

【スタッフリスト】
取材・文/佐伯敦史