7月30日(金)より全国公開された、中国のアニメ制作会社・追光動画とワーナー・ブラザースによるフルCGアニメ映画『白蛇:縁起』(日本語吹替版)。本作の初日舞台挨拶が東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズで行なわれ、白(ハク)役・三森すずこさん、宣(セン)役・佐久間大介さん(Snow Man)、はらまき役・杉田智和さん、青(セイ)役・佐倉綾音さんが登壇。初日を迎えた感想やアフレコの裏話などを語った。
完成披露試写会に続き司会を務めた森嶋秀太さんの呼びかけによってキャスト陣4名が登場すると、映画の余韻に浸る観客の一人ひとりを見渡しながら丁寧に手を振っていく。また、舞台挨拶が全国ライブビューイングで生中継されているということで、全国のお客さんに向けてもしっかりとアピールしていた。
森嶋さんより待望の公開初日を迎えての感想を聞かれると、「今日のためにギラギラの一張羅を着てきました! 素敵な作品なので、多くの人に観ていただけてうれしいです。」(佐久間さん)、「佐久間さんが吹替を担当されたということで、もしかしたら普段アニメをあまりご覧にならない方がたくさん観てくださるかもしれません。この機会に、中国アニメのすごさが多くの人に伝わればうれしいです。」(三森さん)、「いつもは作品の収録が終わるとそこで達成感を感じ、いい意味で抜けていってしまうのですが、『白蛇:縁起』という作品はずっと頭に残り続けています。今日を迎えられて幸せです。」(杉田さん)、「実は私は、ほかの3人と一緒に収録できなかったんです。佐久間さんとお会いするのは今日初めてで、こうしてようやく素敵なメンバーにお会いできてうれしいです!」(佐倉さん)とそれぞれ感慨深げにコメント。
Twitterに寄せられた質問に個々が答えていくパートでは、まず佐久間さんが「アフレコで泣いてしまった」というエピソードの詳細について、「今回は、すずこ姉さん(三森さん)と演技をすることが多かったのですが、姉さんの迫真の演技を受けて、つい気持ちが昂ってしまいました……。」と振り返り。対する三森さんは「佐久間さんに引っ張ってもらった点」として、「佐久間さんはまさに“パーフェクトマン“です。ものすごく優しく、周りを思いやる気持ちも強くて。インタビュー取材でもインタビュアーの目をしっかり見て、すごく丁寧に話されているので、『私もこんな人間になりたい』と思わされました。」と、アフレコ中のみならず取材の場での佐久間さんについてもリスペクトをにじませた。
また、佐久間さんが演じる宣の相棒・はらまきを演じた杉田さんからは、「アニメ好きということを知っていたので『今期は何のアニメを見てるの?』と聞いたら、僕も好みの作品を観ていたのでうれしかったです。」とシンパシーを感じたエピソードを披露。また、「インタビュー取材のときに『やった、声優グランプリに載れる!』とうれしそうにされていたのを覚えています。」と、声優グランプリ8月号での対談取材時の裏側も明かし、佐久間さんも「声優やアニメの関連雑誌に出演できることが本当にうれしい」と喜びをあらわにしていた。
ほかのキャストと同じタイミングでの収録が適わなかった佐倉さんは、三森さんと佐久間さんの演技を受けての感想を、「宣の声を聴いて『これ、誰?』って思うほどうまくて。『え、これ佐久間さんなの?』と衝撃を受けました。楽屋での挨拶や雑談のときも、普段から声を生業にしている人のような声の圧をされているので……いつでも声優業界にいらしてください、と思いました。」と、アフレコ時と初対面となった本日で二度衝撃を受けたと告白。また、その相手役・白を演じた三森さんには、「説得力のある佐久間さんの声と、それを引っ張っていく安心感のある三森さんの声があり、お二人のバランスが絶妙でした」と称賛していた。
また、当日は会場に来られなかった宝青坊の主役・悠木碧さんからの、「『白蛇:縁起』の壮大なラブストーリーや美しい音楽を大きなスクリーンで体感していただけてうれしいです! 私も早く観に行きたいです。あ、いつでも宝青坊へのご来店もお待ちしております♪」という茶目っ気たっぷりなコメントも披露された。
最後に会場・そして全国の観客へのメッセージを求められると、『本作の最上級の楽しみ方は「大スクリーンで楽しんでいただくこと」だと思います。見所がたくさんある作品ですので、みなさんお誘い合わせのうえ、足を運んでください!」(佐倉さん)、「先入観や固定観念が強い人にこそ見てほしいです。いい意味で裏切られると思いますので。最後に、佐久間さんは『共演者』です。それは自信を持って言えます。今後もいろんなところでお会いしたいと思いました。」(杉田さん)、「まずは素敵な作品に出会えたことに感謝します。今回、初のダブル主演として演じさせていただきましたが、今回経験したことを糧に頑張っていきたいです。」(佐久間さん)、「タイトルにもあるとおり、「縁」が重要な意味を持つ作品です。会場のみなさん、ライブビューイングのみなさん、共演者のみなさんとのつながりを今後も大事にしていきたいと思いました。壮大なスケールと絵を大スクリーンで贅沢に御覧いただきたいです!」(三森さん)とそれぞれコメント。佐久間さんが「もう2~3時間はやっていたい!」と名残惜しそうな様子を見せるなか、舞台挨拶は幕を閉じた。
『白蛇:縁起』作品情報
人と妖怪の境遇を乗り越える真実の愛と、時空・前世を超えても途切れることのない壮大なラブストーリーは中国全土を魅了した。また最先端でハイクオリティな3DCGアニメーションから描かれる壮大な自然や景色、多数の魅力的なアクションシーン、キャラクターの繊細な想いと動きは圧巻。日本のアニメーション業界にも大きな影響を与えた日本最初のカラー長編漫画アニメ映画「白蛇伝」(中国の民間伝説)が題材でもあり、日本とも親和性の高い作品となっている。
【あらすじ】
『白蛇:縁起』は中国の四大民間説話の一つ『白蛇伝』の前世の話。晩唐の時代、国師が民間人に蛇を大量に捕獲させていた。白蛇の妖怪「白」(見た目は人間の美少女)が国師を刺殺しようとしたが失敗。少女は逃亡の末、記憶をなくしてしまったが捕蛇村の少年「宣」に救われる。「白」の記憶を取り戻すため二人は冒険の旅に出る。その旅の中で二人は恋に落ちるが、少女が白蛇の妖怪ということも明らかになってしまう。一方、国師と蛇族との間に激しい戦いが始まろうとしていた。二人の恋に大きな試練が待ち受ける。
【作品概要】
■タイトル:『白蛇:縁起』日本語吹替版
■ジャンル:ラブストーリー、ファンタジー、CGアニメ
■上映時期:2021年夏 上映開始予定
【出演】
白:三森すずこ
宣:佐久間大介(Snow Man)
青:佐倉綾音
はらまき:杉田智和
宝青坊の主:悠木碧
ほか
【監督】
黄家康・趙霽
【日本語吹替版】
プロデューサー:木谷高明・白金
配給・制作:ブシロードムーブ・チームジョイ・面白映画
『白蛇:縁起』日本語吹替版
公式サイト:https://white-snake.jp
公式Twitter:@WhiteSnakeMovie
公式Weibo:https://weibo.com/u/6547139603?is_all=1
公式YouTubeチャンネル: https://www.youtube.com/channel/UCJ8mfacpPeLTby40A4WyxIQ
©Light Chaser Animation Studios ©Bushiroad Move. ©TEAM JOY CO., LTD.
発売中の声グラ8月号に『白蛇:縁起』の特集を掲載!
発売中の声優グランプリ8月号にて、主人公・宣を演じる佐久間大介さん(Snow Man)と、宣の相棒・はらまきを演じる杉田智和さんのスペシャル対談を掲載! アフレコのエピソードや作品の印象などをたっぷりと語っていただきました。お互いへのリスペクトあふれるインタビューに、作品への期待が高まること間違いなしです。『白蛇:縁起』をイメージした白い空間での撮り下ろしグラビアも必見! 和気あいあいとした仲良し2ショットも。
ぜひ映画公開前にチェックしてみてくださいね。
※全国の書店、ネット書店にてご購入いただけます。