ジャンヌ・ダルク演じる夏川椎菜×カリスマ的ロッカー・PANTAが歴史的名作を彩る
2022年10月に上演される夏川椎菜さん主演の舞台『オルレアンの少女-ジャンヌ・ダルク-』大阪公演に、伝説の過激なロッカーの頭脳警察:PANTA氏が出演することが決定した。
1969 年の結成以降、挑発的な歌詞やパフォーマンス、アルバムの発売禁止など、反体制の象徴として、当時の若者に絶大な支持を得たPANTA氏と、声優・アーティストとして活躍する主演の夏川椎菜さんの世代を超えた夢のコラボが実現。頭脳警察の『世界革命戦争宣言』、『赤軍兵士の詩』、『銃をとれ』は、革命三部作と呼ばれ、今なおカリスマ的な人気を博している。
今回は、ヘルマン・ヘッセが敗戦間近のドイツを憂いて書いた詩をPANTA氏が翻訳して歌にした「さようなら世界夫人よ」を劇中にて歌う。演出を手掛けるのは、演劇やオペラ、映像作品などで活躍の深作健太氏。シラーの時代から普遍的に続く〈平和〉へのメッセージをこめた演出と PANTA氏、夏川さんらの化学反応にご期待あれ。
PANTA氏&監督・深作健太氏よりコメントが到着
◆PANTA(頭脳警察) コメント
深作組の意欲作「オルレアンの少女」で唄わせてもらうことになったPANTAです。いまどきこんな硬派なシリーズを創りつづける深作健太に脱帽するとともに、1969年につくったばかりの頭脳警察で、19 歳のときから歌い続けてきたヘルマン・ヘッセの「さようなら世界夫人よ」を選んでくれた深作健太に感謝です。大地にしがみついても生き続けろというメッセージにこめられた戦争への嫌悪と平和への願いが 舞台と重なり、シラーの作品を選んだ深作健太、そして出演者、また客席とともに大きく共鳴してもらえたら嬉しいです。
◆深作健太 コメント
中学生の頃、頭脳警察に出逢わなかったら、今の僕の人生はどうなっていたかわかりません。十代の少年の世界に対する〈怒り〉を、〈不安〉を、〈叫び〉を、時に激しく、時に優しい歌声で、今も肯定し続けてくれるPANTAさん。ようやく夢が叶い、しかも生演奏という形で、名曲「さようなら世界夫人よ」が、深作組に力を与えてくれます。PANTA さんと夏川椎菜さん、そしてシラーの夢の競演。この瞬間は、決して見逃してはなりません。「銃をとれ!」
舞台『オルレアンの少女-ジャンヌ・ダルク-』
【あらすじ】
時は十五世紀――長く続く、英仏百年戦争。
神の声に導かれ、故郷を飛び出した少女・ジャンヌ。
オルレアンの町を救うため、ひとり戦場へ身を投じた彼女の〈信仰心〉は
フランス王シャルル七世や王母イザボー、イングランドの騎士ライオネル、
そして両軍の将軍と兵士たちを巻き込んで、
やがて火刑台上の 驚くべきクライマックスへと突き進む……。
【公演概要】
<東京公演>
日程:10 月 6 日(木)~10 月 9 日(日)
会場:シアタートラム
<大阪公演>
日程:
10/15(土)13:00 ★17:30(アフタートーク)
10/16(日)13:00
会場:COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール
※開場時間は開演 30 分前
<料金> 9,000 円(全席指定・税込)
※未就学児童のご入場はご遠慮ください。
【出演】
夏川椎菜、溝口琢矢、松田賢二、峰 一作、宮地大介、愛原実花、李真由子、特別出演:PANTA(頭脳警察) ※大阪公演のみ
【スタッフ】
作:フリードリヒ・フォン・シラー
翻訳・ドラマトゥルク:大川珠季
演出:深作健太
音楽・演奏:西川裕一
主催・企画・制作:深作組/MA パブリッシング/Goh(東京公演)
主催:サンライズプロモーション東京(大阪公演)
<お問合せ>
大阪公演:キョードーインフォーメーション 0570-200-888(平日・土曜 11:00~16:00)
各種リンク
【公式WEBサイト】https://orleans.fukasakugumi-map.jp
【公式Twitter】@fukasakuorleans