声グラ創刊の頃からの読者だという立花慎之介さん。夢をカタチにした立花さんにとって声優とは? そして、なりたい人へのメッセージ★ 見逃すなっ!
プロフィール
たちばなしんのすけ●4月26日生まれ。BLACK SHIP所属。主な出演作はアニメ『セキレイ』(佐橋皆人)、『Myself ; Yourself』(日高佐菜)、『黒執事』(ソーマ・アスマン・カダール)ほか。
親に反対されても声優になりたかった。それでも今は応援してくれています。
「声優」というお仕事を意識したのはいつですか。
高校1年生のとき、『ああっ女神さまっ』というアニメを見て、感動したんですよ。それまでは、外国映画を観るのは好きでしたが、アニメは漠然と観ていたんです。でもこのアニメをきっかけに、アニメってすごい、声優ってすごい!とはまってしまって。『声優グランプリ』もその頃に創刊していたので、読んでいましたよ。それで自分でリサーチして、養成所に入って。家族には反対されました。とくに母親には泣かれてしまいましたけど、最終的には僕がなりたいなら、と応援してくれました。
親御さんに反対されても、想いを貫いたんですね。
当時を振り返れば、なりたいと思ったら、是が非でもなりたくて、やめろと言われてもやめられなかったんです。
声優という職業の魅力は何だと思いますか。
現実世界ではできないことが、何でもできるところですね。ロボットに乗ったり、魔法を使ったり、戦ったり。キャラクターを演じることによって、さまざまな経験ができる。非常に面白いことだと思います。声優の醍醐味ですね。
今後の目標は?
必要としてもらえるのなら、この仕事をずっと続けていきたいです。
いくつになっても、きらきらと、素敵に、お客さんに楽しんでもらえる女優でいられたらと思っています。
感謝の気持ちを大切に生きていきたいですね。
苦労する点を教えてください。
答えがないこと。アニメ、外画、ナレーション、カテゴリーが違えばやり方も違いますし、同じアニメでも現場が違えば良しとされていることが変わったりもします。1+1が必ずしも2ではない現場。それが難しいなと感じています。
改めて、声優を目指す人にひと言お願いします。
僕もそうでしたが、やらない後悔より、やった後で後悔したほうがいいと思っています。ただ、やりたいことをやっていれば楽しいけれど、居心地のいい環境にいつまでもい続けてしまってもしょうがない。たとえば年齢で区切りをつけるとか、客観性を保つことは必要ですね。冷静に考えてやってみたいという気持ちが強いなら、一歩、踏み出してみてください。
立花慎之介 公式サイト!
侍時代 |
ラジオ『日野聡VS立花慎之介 平成ニッポン・国取り合戦ラジオ!!』がラジオ関西で毎週土曜日26:30~27:00放送中。さらに、ネットラジオでは毎週火曜日に配信。日野聡さん、立花慎之介さんが毎週ひとつの都道府県をピックアップして、デートスポットや方言などを勉強しつつ、その地の名産を食べるためにふたりが対決。同じ事務所、同い年ということで、プライベートでも仲のいいふたりの軽快なトークが楽しめる30分番組。
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