専門学校 東京声優・国際アカデミー

専門学校 東京声優・国際アカデミー【8月号】

専門学校 東京声優・国際アカデミー

即戦力を育てることに定評のある「専門学校 東京声優・国際アカデミー」(TSA)は、在校中からTVアニメやドラマCD、ラジオ番組やTVCMのナレーションなどの仕事をするチャンスが多数あるため、声優としての技術面だけでなく、現場の雰囲気やマナーの大切さを学ぶことができる。

基本情報

学校法人 東京メディアアカデミー
専門学校 東京声優・国際アカデミー

【スクール形態】
専門学校(専修学校)

【受講日数】
週5日

【公式ホームページ】
https://tmaa.ac.jp/

水田先生、池永さん&紀中さん 師弟インタビュー

専門学校 東京声優・国際アカデミー

水田わさび先生(写真:中央)
みずたわさび●青二プロダクション所属。主な出演作はアニメ『ドラえもん』(ドラえもん)、『ポケットモンスター ベストウィッシュ』(ポカブ)、『たまごっち!』(うわさっち)、TV『ラヴィット!』(ナレーション)ほか。

池永龍聖さん(写真:左)
いけながりゅうせい●東京都出身。高校卒業後にTSAに入学、現在2年生在学中。内田彩さん&浅沼晋太郎さんW主演のボイスドラマ『THE LEAKS(ザ・リークス)』にメインキャストとして出演。ほかにも企業用映像のナレーションなどを担当。

紀中優里さん(写真:右)
きなかゆり●北海道出身。高校卒業後に上京しTSAに入学、現在2年生在学中。ボイスドラマ『本当にあった猟奇的殺人事件』にメインキャストとして出演。ほか、ボイスドラマ『髪結いの申し出』などにも出演している。

大変な1年間を乗り切ってきたので、みんなやる気がみなぎっています

――東京声優・国際アカデミー(TSA)に入学したきっかけを教えてください。
紀中
 いろんな学校の資料を取り寄せて見ていたとき、TSAの「アットホーム」という言葉が印象的で、一度学校説明会に来ました。本当にアットホームで、先生方も親身になってお話を聞いてくださったので、ここに入ろうと決めました。

池永 高校生の時、TSAの資料を目にする機会があり、自分は声優を目指していたので体験入学に参加しました。そこで”TSA色”に染まってしまって(笑)、気づいたらハイテンションになっている自分がいました。結局、体験入学は7回ほど参加しましたが、それくらい引き込まれました。

――お二人とも2年生になってから、水田先生の授業を受けているんですよね。
池永 はい。1年生の時、別の教室から「あんた、バカなんじゃないの!?」って、わささんの声が聞こえてきて、「すごい。どんな授業をしているんだろう? 学生との距離が近いのかな」と思っていました。

紀中 私も1年生の時、わささんの怒鳴ったような声を聞いて「怖い先生かも?」って思っていました。それは「怒鳴る→笑う」という感情の入れ替えの授業で、わささんはそのお手本をやられていたんだと後で知りました(笑)。

水田 二人はすごく真っすぐで、やる気が前面に見える時期だと思います。コロナの影響で、演技の勉強を始めたときから学校に来られなかったり、マスクで授業に参加したりと大変な1年間を乗り切ってきたので、マスクの下からでもやる気がみなぎっています。例年とは違ったオーラを全員に感じますね。

――お二人が1年生の時は、オンライン授業が多かったのですか?
紀中 はい。去年の4、5月は入学式も対面授業もなく、ずっと家でレッスン動画を観ていました。あのときは「ずっとこんな状態なのかな?」と不安でいっぱいでした。

水田 そういう時期があったからこそ、今のように学校に来て授業を受けることが楽しいんだよね。

池永 そうですね。僕も4月と5月は学校のことを考えつつアルバイトをしていました。6月に対面授業が始まったときに、全部解き放たれましたね。やはりレッスン動画では他の人の演技が見られないし、みんなの顔も知らない。今は、対面授業で他の人の演技を見られるし、「こういうやり方もあるんだな」と勉強になります。

紀中 最初のスタートが上手く切れなくて不安でしたけど、6月に対面授業が始まったときはうれしかったですね。

池永 「4、5月に授業を受けられない」という同じ境遇にいたので、その分、みんなの団結力が強くなったと思います。

水田 それは感じますね。私が「これをやってきて」と課題を出すと、去年と今年の学生は100%やってきますから。みんな指示待ち症候群じゃなく「とにかくやりたい」という姿勢が見られます。

――先生は、コロナ中だから授業がやりにくいと思われたことは?
水田 (学生の)お顔が見えないのはいちばんのネックでしたね。全員で声を出すことは控えて、なるべく一人ずつ発表できるようにと題材を変えたこともありました。感情解放も以前よりは大人しめになっています。でも、できないものはできないこととして、できる範囲で楽しくやろうと心掛けています。

インターンシップのおかげでプロの現場をたくさん経験できる

――先生の授業で、特に印象に残ったことは?
紀中 30秒間バーッと怒鳴って、その次にめっちゃ褒めるということをやりました。「声優は体を動かしちゃダメだよ」と言われましたけど、頭では理解していてもつい体が動いちゃうんですよね。声優って、これだけエネルギーを使うお仕事なんだと実感しました。

水田 「体を動かさないでしゃべる」ことは訓練としてやっています。みんな怒る芝居をするとき、ついこうやったり(足を踏み鳴らす仕草)しますけど、マイク前でそれをやるとNGですからね。

池永 僕は一つの詩を自分の解釈で朗読する授業が印象に残っています。僕なりの解釈で思いっきりやったら、わささんはそれを否定せずに「それが龍聖の持ち味だから、大事にしなよ」と言ってくださいました。それと、わささんの最初の授業のとき、開始3分でいじっていただけたこともうれしかったです(笑)。

水田 私、クラスに勢いがないと嫌で、最初に男子をいじるんです。勝手にあだ名をつけたりして。そうするとクラスが元気になるんです。女子は放っといても元気ですけどね(笑)。うつむき加減の男子がいるとあえていじって。それを毎週続けていくと、顔も上向いて意見も言うようになって、どんどん積極的になっていくんです。最初の授業のとき、自己PRで名前しか言わなかった男子がいましたが、その子、今いちばん目立ってますからね。私はもともと芝居が下手で落ちこぼれタイプだったので、学生たちの伸びしろを見るのが楽しくて。自分たちで作った舞台を発表する「T-1グランプリ」などの学内イベントを見て、「最初は蚊の鳴くような声しか出なかった子が、こんなにできるようになって……」と思うと泣けてきちゃいます。

――池永さん、紀中さんはインターンシップでお仕事も経験されていますよね。
池永 オーディションで決まることも、指名でお話をいただくこともあります。僕は最初、1年生の9月にボイスドラマのオーディションを受けました。そのときは1、2年生合同でしたが、メインの役をいただきました。2回目はドラマのエキストラで、紀中さんと一緒の作品でした。最近ではナレーションも経験しましたし、ありがたいことにいろんなジャンルのお仕事をさせていただいています。

紀中 私は1年生の7月にボイスドラマのオーディションを受けて、選んでいただきました。その後、9月にまたオーディションを受けてボイスドラマに出演したのですが、このときは役名が付いてうれしかったです。

池永 僕も紀中さんもたくさんお仕事をいただいているのですが、今2年生になって、1年生に役をとられるのが怖くなっています(笑)。

水田 すごい学校ですよね。二人とも、私より仕事してるかも(笑)。でも龍聖が言ったように、追われるほうがしんどいと思うので、ここからが本当の勝負だと思います。二人とも基礎は身に付いているから、あとはメンタル面を強くして頑張ってほしいです。

――お仕事を経験したことで変わった部分はありますか?
池永 ただ演じるだけでなく、その作品全体をより良いものにしていこうという意識が出てきたと思います。以前収録で「こうしたほうがいいんじゃないですか?」と自分なりの意見を言ったのですが、監督さんが「龍聖はみんなで(作品を)作り上げようという意識があるから助かった。それを継続したほうがいいよ」と言われてうれしかったです。

紀中 お仕事を経験して「それまで授業でやってきたことは間違いじゃなかった」と気づけたし、学んできたことを現場で出し切ることができた実感がありました。また以前は映画や舞台もただ観客として観ていましたけど、今は「自分なら、このセリフはこう言うかな」「この人の動き、勉強になるな」と、発信する側の視点で観られるようになりました。

――TSAのおすすめポイントは?
池永 講師の方の熱意がすごくて、一人ひとりに基礎から丁寧に教えてくださいます。お仕事の現場で「これが先生に言われたことなんだな」と実感できますし、それが成長の材料にもなると思います。

紀中 私は演技経験がなくゼロの状態で来ましたけど、実際、初心者の方が多いので心配いりません。講師の方も基礎からじっくり教えてくださるので、焦らずに学べるのが良いところだと思います。

水田 学校の職員の方々は常に優しく穏やかで、学生たちを親身に指導されています。また私自身も現役で仕事をしていますから、今現場で起こっていることは学生たちに伝えるようにしています。それと現場に出ると「この人はアドリブを入れるのが好き」とか、音響監督によっても違いがあるから、どんな監督に当たっても適応できる能力をつけられるようにと指導しています。

オープンキャンパス

専門学校 東京声優・国際アカデミー

【新型コロナウイルスの影響に関して】
細心の注意を払い参加人数を限定して実施しております。

〈プチ体験入学〉
7/22(木) 8/5(木)・24(火)
本格的なスタジオでアフレコに挑戦。

〈体験入学〉
8/3(火)・19(木)・27(金)
アフレコ&ボーカルの授業を講師が指導。

〈学校説明会〉
8/7(土)・19(木)・29(日)
声優業界・カリキュラム・入試などを詳しく説明。
※オンライン個別相談も開催

〈夏期講習〉※高校生限定
8/22(日)
3科目の授業に加え、特別講演会も開催!
◇ゲスト:福山潤さん

在校中から仕事デビュー!

内田彩さん&浅沼晋太郎さん出演のボイスドラマに在校生が出演!

専門学校 東京声優・国際アカデミー

TSAでは卒業後に“現場での即戦力”になれるよう、在校中から声の仕事を経験できるインターンシップ制度があり、2020年度は25作品に80人以上が在校デビュー!

活躍する多数の卒業生
代永翼さん、佐藤拓也さん、甲斐田裕子さんをはじめ、たくさんの卒業生が声優業界で活躍中。

スクールからのメッセージ動画を公開中!

入学案内

【住所】
〒150-0022
東京都渋谷区恵比寿南3-1-5

スクールの詳しい情報&資料請求はこちらから
https://tmaa.ac.jp

SNSでも最新情報をお届けします!
LINE:@tokyo-seiyu
Twitter:@tsa_school
Instagram:tokyo_seiyu_academy

【募集学科】
声優養成科

【受講日数】
週5日

【入学時期】
4月~

【出願時期】
AO入試:6/1~
推薦入試:10/1~
一般入試:11/1~

【選考料】
20,000円 ※AO入試は免除

【選考方法】
AO入試:面接、原稿読み(特待生制度をお申込みの方は面接と実技試験)
推薦入試:面接、原稿読み
一般入試:面接、原稿読み

【学費】
入学時1,170,000円 ※AO入試のみ特待生制度(5万~30万円免除)申込み可能
詳しくはHPもしくは資料をご覧ください

【公式ホームページ】
https://tmaa.ac.jp