好評発売中の声優グランプリ5月号では、配信アプリ「17LIVE(ワンセブンライブ)」にて行われた声グラコラボオーディションで見事受賞を果たした雛月あやさん、ゆみころさん、ikura丼さんのインタビューを掲載! 今回は誌面で掲載しきれなかった雛月あやさんのインタビューの完全版をお届けします。
雛月あやさんインタビュー
【プロフィール】
雛月あや
ひなづきあや●8月6日生まれ。香川県出身。高校卒業後、専門学校を経て美容師に。2020年に上京。現在、17LIVEのトップライバーとして活躍中。タレント事務所にも所属し、小さい頃からの夢だった声優を目指している。
リスナーのみんなに背中を押してもらった
―――見事グランプリに輝いた感想を聞かせてください。
終盤1位できていたんですけど、他の人に追い抜かれるんじゃないかとヒヤヒヤしていて……。17LIVEって最後にド~ンと逆転することもあるから、最後まで気を抜けなかったです。今回参加を決めた時に、「行けるとこまで頑張ろう」といろんな方が応援してくださったので、みんなで取った1位だと思っています。
――今回参加されたきっかけは?
声優オーディションには以前から参加していましたが、元々声優さんやアニメが好きで、声優の仕事が増えるきっかけになればと思って参加しました。
――声優を目指したのはいつ頃?
生まれた時からアニメが好きで、小学生の時から「声優さんになりたい」と言ってました。でも地元·香川ではオーディションもなくて、けっこう遠ざかっていたんです。
――養成所などに通ったことは?
香川には養成所もなくて、地元から出られない状況だったので、手に職をつけようと専門学校に行って美容師をやってました。地元で美容師を6
年間務めて、2年前、コロナがはやる前に東京に出てきました。
――それは東京で美容師をやろうと?
いえ、とにかく東京で何かしたいなと思って(笑)。最初の2週間くらいネカフェで過ごしてました。アルバイトもあまり続かず、家の電気も止められて、17LIVEも真っ暗な部屋の中で観てたんですよ(笑)。仕事の面接もたくさん受けたけど、コロナのいちばんひどい時期だったので全部落ちちゃって。
――でも17LIVEは観てたんですね。
はい。でも最初はオーディションがあると知らなくて、暇つぶしで観てたんです。去年の3月頃に声優オーディションがあると知っ
て受けました。その時も1位だったので、1位は今回で2回目になります。
――すごい! 今回のイベントで印象に残ったことは?
みんなが喜ぶ企画を考えていました。たとえば「コインを投げてくれた人にはアイコンをプレゼントします」とか。コスプレもしました。全身タイツとか、被り物とか、メイド服とか。コスプレやるのは楽しかったな。
――コスプレの他には、どんな配信をしてましたか?
コスプレ以外では雑談だけなんですよ。包み隠さずフレンドリーに話す感じで、ものすごく自由に喋ってます。「声や話し方が落ち着く」とよく言われますね。そんなにギャーギャー喋るタイプじゃないので。
――応援メッセージはもらいました?
はい。イベントの最中にすごくたくさんコメントをいただきました。「あやさんが頑張れるように僕たちも応援します」みたいな感じで。
――今回1位になった決め手は?
私が挑戦したいと言うことに対して「あやちゃんがやることなら応援するよ」と言ってくださる方が多くて。たとえば「声優グランプリに出たい」と言ったら、「何だ、それ?」みたいな感じじゃなくて、声優グランプリについて調べてくれたり。イベント内容も調べてくれて、「何位になるとこうなるんだね」「雑誌に載るんだね」ってみんなが一丸となってくれているのも、1位になれたきっかけなのかなって思います。「ボーナスもらえるんだよ」とか、私が知らないことも教えてくれて、私の足りないところをリスナーさんが補ってくれるんですね。あと17はギャングっていうチャットみたいなツールがあって、そこで毎日こまめに会話していました。
――今後やりたいのは、やはり声優のお仕事ですか?
今タレント事務所に入っているのですが、結構やりたいことが多くて。声優の仕事もしたいし、雑誌のお仕事も興味があります。あと、何か自分の特技を見つけたくて、ダンスを習いたいなと思っています。声優の養成所に入りたい気持ちもあります。
――目標にしている人はいますか?
花澤香菜さんが昔から好きで、アニメとかも観ていました。声のお仕事でこんな素敵な人がいるんだと初めて思ったのは花澤さんで、憧れています。
――最後に、リスナーの方へメッセージをください。
リスナーのみんなが私と同じ歩幅でついてきてくださったので、すごく安心感がありました。実は「声優系のオーディションは出ないでおこう」とずっと思ってたんです。前に一度1位を取ったのに、次のオーディションで落ちたことが悔しかったし、何か言われるんじゃないかと思っていて。でも今回のオーディションに参加したいと言ったら、みんな「行けるとこまで頑張ってみよう」と応援してくれて。「私、出ていいんだ。声優というカテゴリーでも一回挑戦していいんだ」って自信になりました。みんなに背中を押してもらえて、とても感謝しています!
アプリ情報
『17LIVE』
「17LIVE」は、誰もが気軽にライブ配信を楽しめるライブ配信プラットフォーム。歌·パフォーマンスはもちろん、雑談やゲーム配信など、あなたの好きなこと、ちょっと聞いてみたいこと、話してみたいことを好きな時間に好きな場所からライブ配信を通じて楽しむことができる。
■公式サイト
https://jp.17.live/