オーディション編

Q1. 応募に必要な写真についてアドバイスをお願いいたします。

A 書類審査は「出会い」の第一歩です。写真はとても大事です。写真で落ちるということは、「会いたい」と思わせる何かがないということ。自分の一番良いと思える写真を選んでください。『seigura.com』の「上手な応募写真の撮られ方」をチェックして参考にしてみてはいかがでしょうか。
⇒「上手な応募写真の撮られ方(バストアップ&ウエストアップ編)

 

Q2. 風邪をひいてしまいました。試験があるのですが、正直に言ったほうがよいのでしょうか。

A 風邪をひいていること自体、自覚が欠けていると思われる可能性があります。試験が入所試験の類なら、素材の良さを見るのが目的なので、「日ごろ気をつけているのですが、風邪を引いてしまいました。今日は精一杯頑張ります。」と付け加えると良いかもしれません。何も言わないと元々こんな声なのか、と思われてしまいますので。

 

Q3. 希望するプロダクション養成所の試験に今年、落ちてしまいました。どうしてもそこに行きたいと思うのですが、来年もまた受けてもよいのでしょうか? 不利になることはありますか?

A 試験は基本的に「ダメなら落ちる、良ければ通る」という大変シンプルな形です。つまり、来年再チャレンジしたときにあなたがどう変わっているか、ということが一番大切なことです。良い芝居に触れたり、自分に足りないものを一年かけて見つけて下さい。自分を豊かにすることが来年の自分のために良いことかもしれないですね。頑張ってください。

 

Q4. 面接を受けるときのコツやポイントはありますか?

A 明るくさわやかに元気よく!が基本です。入所試験の面接などで、面接官が見たいのは、その人の個性。素直な自分をいかにアピールすることができるかです。
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Q5. オーディション合格の秘訣、ポイントはありますか?

A まずは、書類審査の段階で、この人と会いたいな、と思わせることが大事です。そこで、応募写真はとても重要です。また、伝えたいことが多くあるのも分かりますが、豆粒のような字で用紙いっぱいに書いてくるというのもダメです。見やすい書類もアピールポイントです。
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⇒「上手な応募写真の撮られ方(バストアップ&ウエストアップ編)

 

Q6. 養成所などに通いながら、オーディションを受けることは可能ですか? また、オーディションの情報を得られますか?

A 学校にもよりますが、可能なところは結構あります。また、情報も入ってきます。オーディションは、受かるかどうかではなく、緊張感を味わうことも大切だと思います。

 

Q7. 養成所に内緒でオーディションを受けようと思います。よいでしょうか?

A 怒られるのではないか、とビクビクしているのでしょうか。チャンスは自分で掴むものなので、受けても良いと思います。しかし、なかにはあまり良くないオーディションもあります。相談をすれば、事前にアドバイスや取り組み方の助言をもらえるかもしれません。せっかく養成所に通って、経験豊かな方が周りにいるのならば、助言をもらった方が断然、お得ですよ!

 

Q8. 地方に住んでいて、地元の劇団に所属しています。東京に出て、オーディションなどを受けようと思いますが、劇団とかけもちは可能ですか?

A 住んでいる場所にもよるでしょう。交通費や移動時間の問題などもあります。さまざまな問題をクリアした上で、無理のない活動ができるのであれば不可能ではないのではないでしょうか。

 

Q9. 応募写真をプロのカメラマンに撮ってもらおうと思っています。どんなパターンで撮ればよいのでしょうか。

A とにかく、よく撮れた写真を使うことです。何か指定がある場合はそれをカメラマンに伝えてください。条件の中でもっとも素敵な写真を撮ってくれるでしょう。写真をパスして会ってもらうのも実力のうち。seigura.comでも上手な写真の取られ方を掲載していますので参考にしてくださいね。
⇒「上手な応募写真の撮られ方(バストアップ&ウエストアップ編)

 

Q10. 入所試験のときの髪型や服装の注意点はありますか?

A 身だしなみは、好感の持てる服装であることが求められます。つまり、相応に清潔感があり、常識的な格好です。ボロボロのGパンや、びっくりするような髪の色など、大人の目から見て奇異になるものは控えたほうがよいでしょう。

 

Q11. プロダクションの研究所を受けたら、不合格でした。後輩は合格したのに。私は才能がないのでしょうか。

A はじめのうちの「才能」とは、まず自分が自分を信じてあげるものではないでしょうか。落ち込んでいるときに、自分を信じてあげることはとても難しいとは思いますが、結局はあなたが、今後「やる」か「やらない」かの差でしかありません。1回の不合格でくじけず、気が済むまで挑戦して、今回のことをバネにできるくらいに大きくなってください。

 

Q12. 試験や審査では、どのような人が合格するのでしょうか?

A 難しい質問ですね。一言でいうと、その人の持つ雰囲気かもしれません。挨拶がしっかりできることは当然として、「この人にまた会いたいな」と思わせるものを持っている方でしょう。

 

Q13. 希望する養成所の応募資格が「高卒以上」となっています。僕は高校中退なのですが、やはり受験は難しいでしょうか。

A 受験したい養成所に、相談してみることをお勧めいたします。受験できるところもあれば、できないところもあるでしょう。声優の世界に学歴は関係ありません。にも関わらず、学歴を明記しているところが多いのは、声優として仕事ができるようになるまでに長い時間がかかることが大半なため、それまでの間、ほとんどの人がアルバイトで生活費や、学費を捻出しなければいけません。しかし、中卒だとできるアルバイトも限られてしまうので、結果として生活が成り立たず辞めてしまう人が多いからです。可能ならば、夜学や通信制などで資格を取るのも一つの方法かもしれませんね。

 

Q14. 現在準所属でプロダクションに在籍していますが、全くオーディションに受かりません。後輩にも抜かれる始末。他の道を選びたくないですし、どうしたらよいでしょう。

A オーディションに選ばれるのは何十分の一、何百分の一です。落ち慣れる、ということも大切です。一番怖いことは、落ちることでショックを受けて、萎縮して、本来持っていた輝きや魅力がなくなってしまうことです。オーディションは自分の情報を提供できる貴重な場。いろんな人があなたを見ていて、他の作品の話を持ちかけるということだって実際にあるのです。そういったチャンスまで、なくさないように小さくならずに頑張って下さい。

 

Q15. オーディションなどで、いろいろなセリフ課題から自分で選択する場合、気をつける点はありますか?

A 自分らしく、ナチュラルに魅力が伝わるものを選ぶとよいでしょう。

 

Q16. 将来性のある人ってどんな人を指すのですか?

A また、この人と仕事したいな、と思わせる人のことかもしれません。笑顔が可愛かったり、反応が素直だったり、魅力はあなた自身が持っているものならば、何でも構いません。それを上手く伝えられ、人との関わり合いの中で、周りの人たちの印象に残るということが大切です。誰かが見つけてくれるのをじっと待っていては何も始まりません。自分から、動き、前に出てみる気持ちは、きっと何かを生み出す力になるのではないでしょうか。

 

Q17. 応募写真のNGポイントを教えてください。

A 大人数で写っているものはやめましょう。また、顔が識別できないものもNGです。パッと見て、あなたの表情が分かるものが良いでしょう。何も指定がない場合、胸から上を正面から写したパターンがオススメです。