【イベントレポート】アニメの舞台・千葉県東金市で開催！『東金とーがね！おまつり部まつり』トーク＆ミニライブ

作品の舞台で5人が主題歌を披露！

2022年4月～6月まで放送されていたテレビアニメ『とーがね！おまつり部』。本作の舞台・千葉県東金市にある中央公園にて作品関連のイベント『東金とーがね！おまつり部まつり』が開催された。

『東金YASSAフェスティバル』（旧「やっさ祭り」）が新型コロナウイルスの影響で中止となり、代替開催という形で行なわれた本祭。メインキャストが勢ぞろいし、トーク＆ミニライブステージが行われた。

アニメのEDテーマ「東金タイムカプセル～ココロノヒミツ～」を歌唱するTЯicKYさんのステージに続いて、メインキャストの栃野みのり役・工藤晴香さん、景勝ゆりか役・岡本麻衣さん、神代すばる役・工藤ひなきさん、菜花りあん役・篠原夢さん、岡田いおな役・葉月ひまりさんが登壇。県内外から詰めかけた多くのファンが見守るなか、まずはトークパートからスタートした。

工藤晴香さんは「みのりは単純明快でシンプルな頭の持ち主なので、ハイテンションで演じることだけを考えてアフレコに臨みました」、岡本麻衣さんは「ゆりかは5人のなかでは常識人で、振り回されるイメージがあったのですが、大好きなお料理のことになると猪突猛進してしまうので（笑）、そのバランスを取るのが大変でした」、工藤ひなきさんは「すばるはクールであまり表情が変わらないので『委員長タイプ』の子かと思ったら、『もっと柔らかく演じてもらっていいよ』と言われたのを覚えています」、篠原夢さんは「りあんは最初から各キャラクターと仲良しで、5人が協力できたのも彼女が真ん中にいたからかな、とちょっと誇らしく思います」、そして葉月ひまりさんは「いおなは自分が思っていたよりも明るい子で、実際に完成された映像を観て『これくらいはっちゃけた方が彼女らしさが出ていて、いいな』と感じました」とそれぞれアフレコでのエピソードやキャラクターへの思いを語った。

ちなみに、東金に来たのは今回が初めてという工藤晴香さんは「お祭りを楽しむ子どもたちが多く、とても癒されました。伝統的なお祭りをぜひ継承してもらいたいです！」とコメント。また、4人は篠原さんがパーソナリティを務めるラジオ番組に出演経験があるということで、その際も『とーがね！』の話で盛り上がったそう。葉月さんから「ラジオに出て思ったけど、夢ちゃんってコミュ能力が高いよね！」と絶賛の声が上がった。

工藤晴香さんが歌うOPテーマ「おどりゃんせ」のレコーディングの話題になると、作詞・作曲・編曲を担当した出口遼さんがサプライズで登場。「東金にちなんだ地名をこっそり入れています」など、楽曲制作の裏話を語った。完成した曲を聴いた工藤晴香さんは「どのように楽器の音が乗っていくのか注目しながら聴きましたが、『さすが出口さん』と思えるような完成度でした」と感心した様子だった。

ここからは告知コーナー。サウンドトラックCDの発売が発表され、出口さんが手がけた劇伴はもちろん、声優として出演した半田健人さんが「東金タイムカプセル～ココロノヒミツ～」をカバーした楽曲が収録されるほか「おどりゃんせ」のソロバージョン（岡本さん、工藤ひなきさん、篠原さん、葉月さん）を収録、さらに予約特典として5人歌唱バージョンもデータでプレゼントされるとのこと。レコーディングはまだこれからということで、少々緊張気味の4人に対し、工藤晴香さんから「Aメロから段階的に盛り上がるような歌い方をしてみては？」というアドバイスが贈られていた。

最後は、集まってくれたファンに向け、ひと足先に全員で「おどりゃんせ」を歌唱。暮れかかった東金の街に５人の歌声が響きわたった。