あなたの「夢」「挑戦」を応援する声優オーディション
声優に興味がある、声優になりたいあなたの「夢や挑戦」を応援する声優オーディション企画『Dream声優オーディション』。今年で4年目を迎えた「Dream声優オーディション2023」の参加エントリーが2023年4月29日(土)より開始!
最終オーディションはアリオ19店舗、グランツリー武蔵小杉、プライムツリー赤池、セブンパーク天美にて「公開オーディション」として開催。
なお、各店舗のグランプリ受賞者は、オリジナルアニメーション作品にて現役声優との共演も約束されている。
本オーディションの“仕掛け人”であるプロデューサー・野村仁志氏(株式会社セブン&アイ・クリエイトリンク)と実行委員長・岩澤良太氏(株式会社アイワット)に、オーディションを開催するまでの経緯や理念、印象的だった出来事などについて話をうかがった。
『Dream声優オーディション』とは
声優になりたい、挑戦してみたい…
きっかけがなかったり、なかなか一歩を歩み出せないでいるあなたの「夢や挑戦」を応援する声優オーディション企画です。最終オーディションに合格したグランプリの方はオリジナルアニメーションに有名声優と一緒に出演できる!
さぁ、夢をつかむ第一歩を踏み出そう!
▼オーディション詳細はこちら
https://dream-va2.com/
▼公式Twitter
https://twitter.com/dreamva2023
オーディションプロデューサー 野村仁志氏、オーディション実行委員長 岩澤良太氏 インタビュー
――『Dream 声優オーディション』を開催したきっかけを教えてください。
野村 我々は「アリオ」を始めとした全国22店舗のショッピングセンターを運営しているのですが、ただモノを売るだけでなく、地域のみなさまに「体験」や「経験」を通じて店舗のファンになっていただきたいという気持ちが強く、なにかできる事はないかと考えておりました。
岩澤 『Dream 声優オーディション』の企画が立ち上がったのは、ちょうど声優のメディア露出が増え始めてきた2019年ころでした。野村さんと一緒に「ショッピングセンターのイベントスペースを利用しての声優オーディション」という企画を立ち上げたんです。
――そのあとすぐに「コロナ禍」となりました
野村 そうなんです。あらゆる行動が制限されてしまい、「Z世代」と呼ばれる若者たちは学校にも行けなくなってしまったんですね。そういう子たちに対し「何かできないか?」という考えのもと、「前向きな気持ちを取り戻してほしい」 という想いで、当初の予定通りに開催することにしました。
――開催に至るまで、紆余曲折あったのでは?
野村 それはもう、大変でした。声優という職業が盛り上がっていることについて説明するところからスタートでしたね。ショッピングセンターでオーディションをする事自体が、前例のない取り組みでしたので(笑)。
岩澤 傍から見ても、かなりぶっ飛んだ発想でしたからね(笑)。
野村 夢を応援するという想いで、ショッピングセンターでオーディションをやっていることを地域住民に知っていただければ、商業施設自体のファンにもなってもらえると思ったんです。「今後もお店に通い続けてくれる人が増えるのでは?」ということを説いて回りました。
――オーディション開催が決まってから苦労したことはありますか?
野村 「グランプリ受賞者がどのような特典を得られるのか?」というのを考えるのが大変でした。最終的には「現在活躍中の声優さんとオリジナルアニメ作品で共演できる」という企画を実現させることができたのですが、ブッキングなどは相当苦労されたと思います。
岩澤 多くの声優さんや事務所さんにお話を聞いていただいたのですが、とくに積極的に賛同してくださったお三方(速水奨さん、伊藤美来さん、野津山幸宏さん)にお願いすることになりました。
ただ、ご提案したときはまだアニメの内容も決まっていないような状態でした(苦笑)。引き受けてくださった皆様には本当に感謝です。
野村 応募してくださったみなさんに浅い夢を与えるわけにはいかないですし、「何とかしたい」という一心で企画を進めてきましたね。
――実際にオーディションを開催してみていかがでした?
野村 またコロナ禍の話になってしまいますが、第一回(2020年)は、お客さんの前での公開オーディションがかなわず、店舗のバックヤードにある会議室で開催することになってしまって。
オーディション参加者(ファイナリスト)のみなさんには申し訳なかったのですが、参加者から「感動した」「思い切って演じられた」「このような機会をいただき、ありがとうございます」という前向きな声をいただけたのがうれしかったです。また、審査員としても参加いただいた速水さんが、どの参加者に対しても真剣にアドバイスをされていたのが印象的でした。
岩澤 しっかりした「前例」ができたこともあり、その後も活躍中の声優さんに来ていただくようになりまして、『Dream 声優オーディション』の価値が高まってきたのを実感しています。
――回を重ねるごとに応募者数も増加しているそうですね。
岩澤 はい、おかげさまで! 「前年を超えていきたい」という想いは常にありますし「オーディションの間口を広げていきたい」、という気持ちも高まっています。
野村 ちなみに、声優と共演できるオリジナルアニメですが、最初に制作したものは小学生が主人公でした。その後、2年目は高校生、3年目は社会人と、キャラクターの幅を広げていったんです。「どんな年齢層の方にも応募していただきたい」という狙いから、少しずつオーディションも進化しています。過去作品のアーカイブはホームページで観ることができます。
――オーディションではどのようなところを見てらっしゃいますか?
岩澤 最終オーディションは大勢の前で行なうこともあり「どのくらい堂々と演技ができるのか? 」「その空間をいかに楽しめているのか?」という部分はとくに見るようにしています。
野村 私が足を運んだどの会場でも、参加者のレベルの高さを実感しています。
岩澤 ファイナリストに審査用の台本を渡すのは、本番直前の1時間前なんです。それでも短時間でしっかりとモノにしてくるんですよね。
――印象的だったオーディションはありましたか?
岩澤 ファイナリスト全員のレベルがとくに高く、グランプリを決めるのにかなり難航したオーディションがありました。
野村 ものすごい実力をもった小学生もいました。あれは驚きましたね。
岩澤 オーディション受賞者のなかには声優事務所やVTuber事務所に所属したり、「2.5次元舞台」で活躍されている方もいらっしゃいます。
野村 そのような形で少しでもオーディション参加者の夢の後押しになっていればうれしいですね。もちろんオーディションの実績も大切なのですが、それとは別に「地域住民のみなさんにも、気軽に参加していただきたい」というのはあります。
――受賞者の方はオリジナルアニメの出演以外にも活躍の場があるとお聞きしました。
岩澤 はい。アリオ各店の店内アナウンスなど、声でできるお仕事を提供していきたい、ということもずっと考えています。
野村 受賞者の活躍を見て「私も応募してみようかな」と思っていただける人が少しでも多く出てきてくれたらうれしいです。
岩澤 「本オーディションをきっかけにプロになった子にお仕事をお願いする」みたいなことができれば最高ですね。
――最後にメッセージをお願いします。
野村 今年はファンタジー色を強くした新作アニメを制作予定でして、より多くの方に参加していただけるようなオーディションになると思います。また、今年は人気キャラクターの「ガチャピン」と「ムック」をアンバサダーに迎え、「WE LOVE CHALLENGE」というテーマのもと、さまざまな展開を考えております。なにかに挑戦するきっかけとしてオーディションに応募していただいてもいいですし、またガチャムク(ガチャピンとムック)もアニメに登場する予定ですので、こちらも楽しみにしていただきたいですね。
岩澤 日本全国にオーディション会場がありますので、ぜひ一歩踏み出して応募してみてください。本気で声優を目指したい方の参加もお待ちしております!