小野賢章さん・花江夏樹さんが登壇!映画『メカバース:少年とロボット』完成披露上映会オフィシャルレポートが到着

シンガポール発のロボットバトル超大作『メカバース:少年とロボット』が11月月17日(金)より全国公開。公開に先駆け、10月15日(水)に本作の完成披露上映会を新宿バルト9が実施された。主演の吹き替えを務める小野賢章さん、花江夏樹さん、監督のRICHHO氏ほか製作スタッフ陣が登壇した上映会のオフィシャルレポートが到着!

「普段は頼れる先輩だが、友達みたいにくだらない話をする関係」バディ役の吹き替えを務める二人がプライベートでの間柄を明かす

RICHHO監督が一人七役務め、11年間かけて製作されたシンガポール発のロボットバトル超大作である本作。そんな本作のワールドプレミアを迎え、監督への温かい拍手と共に舞台挨拶の幕が開けた。監督の熱い想いで作られた本作で、主人公のカイ役を演じた小野賢章さんは、「僕らは出来上がった作品に声を当てる作業なので、関わっている日数としては短いのですが、収録現場にもRICHHO監督がいらっしゃっていて。プレッシャーは感じつつも、監督の熱意と情熱を感じ取ってアフレコに臨むことができました。なので、本作を皆様に観ていただけることが本当に嬉しいです」と本作の出演への想いを語った。続けて、カイの相棒であるロボット・リトルドラゴンを演じた花江夏樹さんが、前日に小野さんと改めて本作を観返していたと明かす。「二人で映像の迫力がすごいねとは話していたんですが、その中でもやっぱり11年間の重みを感じるとより見どころがあるなと。二人のやりとりがかわいいねとか話しながら観ていました」と語り、続けて「監督(が演じた大尉役の吹替に津田健次郎さんを使っているのはずるいなと思いました。めちゃくちゃかっこいい声でしたね」と会場の笑いを誘った。

初めて二人の声を聞いた時の印象を聞かれた監督は、「初めて聞いた時は、ガンダムと炭治郎の声優がまさか担当してくれるなんてと信じられませんでした。この映画を完成させること自体が夢だったのですが、こんな豪華声優陣と超ときめき♡宣伝部の皆さんが映画に関わってくださって、本当に夢以上のことを実現することができました」と、日本の吹替キャストをはじめとしたスタッフたちへの感謝の気持ちを表し回答。そして、本作を日本で世界初公開するということについて「昔からテレビを制限されて育ってきたのですが、毎週土曜日は『ウルトラマン』を見て育ちました。また、13歳の時に『ドラゴンボール』の漫画に出会い、『マクロス』シリーズも本当に大好きでした。私にとって日本とは、夢とたくさんの情熱、イマジネーションが集う場所です。いつか私が映画を作ったら、私にたくさんの夢を与えてくれた日本の人たちに観てもらいたいと思い続けていました。本日夢が叶いました。ありがとうございます」と語った。

次に、主人公カイが夢を諦めそうになった時に、相棒であるリトルドラゴンの応援によって支えられ、夢に向かって努力し続けるという本作のストーリーにちなんで、困難なことに対面したときどうやって乗り越えますか?という質問。小野さんは「焦らないようにします。ゆっくり時間をかけて向き合っていくようにします。でも一人では抱えきれないなと感じた時は、花ちゃん(花江)に言いますね」と回答。花江さんがすかさず「昨日の深夜も、本作を観返そうと思ったらパスワードがわからないって連絡が来たんですよね。そこからオンライン通話で一緒に鑑賞しました」と明かし、プライベートでも交流が深い二人の仲良しなエピソードを披露した。一方で、花江さんにとって相談する相手は「家族」とのことで、花江さんにとって小野さんは「普段は頼れる先輩だが、友達みたいにくだらない話をする関係」だとコメント。まさに、本作のカイとリトルドラゴンのバディのような関係が垣間見えた。また、本作のグローバル主題歌「Sora」の歌唱を担当している超ときめき♡宣伝部の辻野さんは、「私自身も夢に向かっている途中なので悩むこともあるんですが、そういう時はメンバーの笑顔だったりとか、応援してくれるファンの皆さんの支えでいつも乗り越えることができています」とメンバーとファンへの愛がこもった回答。

続いて、超ときめき♡宣伝部の杏さんは、本作のグローバル主題歌に決定した時の気持ちを聞かれると、「すごく嬉しかったんですけど、実感が湧かなくて。日本だけじゃなくて世界中の人に聞いてもらえると言うのは本当に光栄なことだと思いました」と素直な気持ちを語った。実は、これまでの楽曲にここまでバラード調の曲がなかったとのことで、「私たちにとって挑戦となる部分もあったんですが、レコーディングの際に宅見さんが直接ディレクションしてくださって。それぞれの個性を大切にしていただけたので、全力で臨みました。(エンドロールで流れる曲なので、)私たちの曲を聴いて、また映画の余韻に浸っていただけると嬉しいなと言う思いで心を込めて歌わせていただきました」とコメントした。

そして、そのグローバル主題歌の作曲とプロデュースを担当した宅見さんは、「RICHHO監督に曲のイメージをお伺いしたら、壮大なバラードで、泣けるような力強い曲が良いとおっしゃっていました。そして超ときめき♡宣伝部さんの歌を聴いて、その二つをどのように融合されるかを意識して、この映画をより感動的なものにできるような作曲を意識しました」と作曲の原点を明かした。グローバル主題歌の作詞と本作のエグゼクティブプロデューサーを担当している中臺さんは、「昨年宅見さんがグラミー賞を受賞された時に、ちょうどどの瞬間を真後ろで拝見していまして、すごく感動しました。また、とき宣さんのライブも何度か拝見していて、その表現力とパフォーマンス力に圧倒されていたので、この二つを混ぜたら面白そうだな、と思ったのが始まりです」と超ときめき♡宣伝部と宅見の起用についての裏話を披露した。

超ときめき♡宣伝部の主題歌について、花江さんは「もう、ときめきましたね」、小野さんも「目が合わせられないですね。ときめきすぎちゃって」と冗談を交えながらコメント。さらに花江さんは、「作品を観終えた後に感じているものが歌になっているので、余韻にすごく浸れるなと思いました」小野さんは、「すごく壮大で、世界観の大きさにマッチしているなと。バラードですが、聴いた後に明るい未来が待っていそうな曲だなと感じました」と、それぞれ感想を語った。

次に、RICHHO監督は、この映画のスローガンとして「1movie2Stories」と掲げているとのこと。そのスローガンについて、「主人公カイと相棒リトルドラゴンの物語が映画の中の一つのストーリーとしてありますが、もう一つのストーリーが実は込められています。おそらく皆さんも直面したことがある、夢を失ってしまったり、周りの人に否定されたり、毎朝不安や恐れを感じる時に、それでも頑張ろうと突き進むというものです。このストーリーは、どんな職業にかかわらず皆さんに通じるものだと思います。私も11年間かけてここまで来ましたが、私にできるなら皆さんにもできると信じています」と監督自身が歩んできた11年間の旅路について並々ならぬ想いを語ると共に、全ての夢を追う人々へ熱いメッセージを届けた。

最後に、本作を楽しみにしている方へ、小野さんは「監督の情熱・熱意、そして困難な道でも夢を叶える力というのがこの映画にはたくさん詰まっております。皆さんもこの映画から一歩前進する勇気を感じ取っていただけると嬉しいです」、花江さんは、「こうして監督が11年かけて作り上げてきたものに声を吹き込めるのは光栄なことですし、本当に力のこもった作品を皆さんに観ていただきたいなと思っています。実は(小野)賢章さんとバディという役で共演することはなかったのでそれも嬉しかったです。これからもたくさんの方にこの映画の想いを繋いでいただけたらと思います」、RICHHO監督は、「不可能と思ったことも実現できるということを、皆さんがこの作品をみて、周りの人々に伝えていっていただきたいと思っています。また、皆さん自身も、諦めなければ夢は叶うという強い気持ちを受け取って、劇場を後にしてくれたら嬉しいです」とそれぞれメッセージを送り、舞台挨拶を締め括った。

『メカバース:少年とロボット』Information

■ストーリー
人類が宇宙の謎を解き明かし、宇宙空間の自在な移動を可能にするゲートを発明した時代。その「ヘブンズ」と呼ばれるゲートを通して宇宙空間へ進出した人類はコロニーを拡大していたが、地球が豊富に持つ資源である「水」を求める火星帝国の攻撃によって第二次宇宙戦争が繰り広げられていた。幼い頃に戦争で両親を失った青年・カイは地球防衛するメカのパイロットを育成するアカデミー、メカ・コープに入学する。頭脳は明晰だが体力はなく、アカデミーでも落ちこぼれのカイは、パートナーであるロボット・リトルドラゴンと助け合いながら厳しい訓練に奮闘するが、戦場に出たカイにはさらなる壁が待ち受けていたーー。

■キャスト
カイ/⼩野賢章
ロボット・リトルドラゴン/花江夏樹
曹⻑/森川智之
⼤尉 /津⽥健次郎
中尉/伊藤健太郎
システムドラゴン/ファイルーズあい

■スタッフ
プロデューサー・監督︓RICH HO
製作国︓シンガポール
スタッフ︓エグゼクティブプロデューサー︓中臺孝樹
⾳響監督︓⽇向泰裕
翻訳︓⼭⾨珠美
⽇本語吹替版制作︓東北新社
配給︓Elles Films

■各種リンク
公式HP:mechaverse.jp
公式X:mechaverse_jp
公式Instagram:mechaverse_jp
公式YouTube:@ellesfilms2586

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