2025年2月28日に、シリーズ累計発行部数の4,000万部突破を発表した人気ライトノベル『薬屋のひとりごと』。現在の”後宮ブーム”の先駆けとなった作品で、毒⾒役の少⼥が様々な難事件を解決する細やかなストーリーが多くの⽀持を受け、コミカライズがスクウェア・エニックス、⼩学館の2社から発売、TVアニメ2期も好評放送中の人気作だ。
注目が集まる第2期第2クールを目前に、2025年3月23日に東京ビッグサイトで開催されたAnimeJapan 2025 ステージをはじめ、この春は同作のイベントが目白押し。
AnimeJapanステージレポートをはじめ、3月22日より東京・神田明神にて好評開催中のしのとうこ特別展「神田祭×薬屋のひとりごと」、3月26日に東京・松屋銀座にて開幕したばかりの『TVアニメ薬屋のひとりごと展』、そして明日3月28日に京都にてスタート予定のJR東海×薬屋のひとりごと「猫猫、壬氏の京都たび」と、この春開催のイベントを紹介する。見逃さないよう、ぜひチェックしてほしい。
Anime Japan2025『薬屋のひとりごと』ステージレポート
『薬屋のひとりごと』初の生アフレコ!
イベントの開幕は、猫猫役の悠木碧さん、壬氏役の大塚剛央さんによる第35話「狩り」特別編の生アフレコ。大きなモニターに場面写を映しながら二人の迫真の演技が繰り広げられた。
『薬屋のひとりごと』で生アフレコの披露は初という大変貴重な機会に、お客さんも固唾を呑んで見守った。
アフレコが終わると、高順役の小西克幸さんと李白役の赤羽根健治さん、馬閃役の橘龍丸さんが登壇! 悠木さんは「めちゃめちゃドキドキしましたね」、大塚さんは「直近で皆さんが見ているところを演じるんだと、緊張しましたね」と生アフレコを振り返る。高順役の小西さんも「めっちゃ大事なシーンじゃない? 緊張感半端ないんだろうなと思いながら見てた」と、コメント。
『薬屋のひとりごと』では初のイベント登壇となった赤羽根さんと橘さんは、「たくさんの方に来ていただいて、薬屋という作品がすごく盛り上がっているなと伝わってきて嬉しいです。(赤羽根)」、「たくさんの方に愛されているのは知っていましたが、今日実際にお会いできて幸福で満たされています(橘)」と喜びを語った。
注目の滝壺シーン!
トークは第35話の注目のシーンについて。赤羽根さんは「洞窟のシーンがやっぱり好きですね。あのシーンの作画が非常に良い! 水も滴る良い男と良い女!」と、まさに生アフレコで披露されたシーンをチョイス。悠木さんも「人工呼吸のシーンの作画が良すぎて。今までこんなにまつ毛にハイライトが入った猫猫いました? 壬氏には、猫猫がこう見えているんだな〜と嬉しくなりました」と話した。
小西さんは、高順と息子の馬閃とのやりとりをピックアップ。「ようやく親子としてのやりとりができました! 父としてちゃんと怒っていましたね。こうやってちょっとずつ関係性が見えてくるのが良いですよね」と振り返り、橘さんも「今まで上司と部下のような感じで描かれてきましたが、親子としての共演シーンがあって。一緒には収録できなかったのですが、小西さんのお芝居を沢山見てきたので、小西さんならこう演じてくれるのかなと想像しながら、楽しくアフレコさせていただきました」と振り返った。
大塚さんは様々な表情を見せる壬氏について「壬氏のお召替えが多いなと思いました。暑くて色気ダダ漏れの壬氏や、覆面の人としての服装もありましたね」と話しました。
悠木さんは総括として「第1期までの『薬屋のひとりごと』は、猫猫から見た後宮が描かれていたのが、第2期になってからは、猫猫じゃない人から見た世界も描かれていて、35話はそれが顕著に出ていた話数だったかなと思います」と、第2期の魅力をあげた。
3月28日には第2期1クール目の最終話が放送!
第36話で描かれる猫猫と壬氏の関係について聞かれた小西さんは「もどかしい!」と一言。「次の話数で高順が自分の考えを吐露するシーンがあるのですが、高順の思いが垣間見ることができるのではないかと思います」と併せて注目ポイントを明かした。
大塚さんは「来週放送される第2期1クール目の最終話で2クール目に向けての情報が発表されます。来週放送の36話も楽しみですが、2クール目の情報もますます楽しみになる内容になっています。このあと一体どうなるの?となると思いますので、来週も最後の最後まで楽しみにしてもらえればと思います」とアピール。
悠木さんは「『薬屋』といえば、こつこつ積み上げてきた謎がちゃんと大謎につながるというのをみなさん1期で感じていらっしゃると思うのですが、その大謎が本当に面白いので、ぜひ楽しみにして欲しいと思います。1期よりも強化された2期を楽しみにしてください!」と1クール目の最終話となる第36話、そして間もなくその全貌を表す2クール目への期待を語り、イベントは幕を閉じた。
TVアニメ初の展示『TVアニメ薬屋のひとりごと展』開幕!
本作初となる展覧会「TVアニメ『薬屋のひとりごと』展」が東京・松屋銀座 8階イベントスクエアで3月26日にスタート!
医局の百味箪笥や壬氏の執務室、園遊会の毒見、羅漢と鳳仙の碁の対局など劇中の名シーンの立体造作再現、映像展示に加えて、初公開となる貴重な原画や画コンテ、美術設定などの中間制作物も活用し、こだわりの映像美に迫るメイキングエリアで、『薬屋』の世界を余すところなく展観する。
4月14日まで。福岡、大阪、名古屋などへの巡回も予定している。
JR東海×薬屋のひとりごと「猫猫、壬氏の京都たび」は明日スタート!
JR東海との第2弾コラボ企画「猫猫、壬氏の京都たび」は明日3月28日(金)から6月29日(日) 開催!
東海道新幹線の車内限定でお楽しみいただける限定ボイスや主人公の猫猫役・悠木碧さんと壬氏役・大塚剛央さんによる朗読コンテンツの配信、京都を舞台にしたオリジナルボイス付きデジタルスタンプラリーなど、本企画限定の特別な体験を多数ご用意。
さらに、オリジナルイラストを使用した限定グッズやガイドブックの販売など、見逃せない内容が盛りだくさん。また、期間限定で開催する京都府立植物園と『薬屋のひとりごと』の特別展示企画は要注目!
【JR東海×『薬屋のひとりごと』「猫猫、壬氏の京都たび」特設サイト】
しのとうこ特別展「神田祭×薬屋のひとりごと」好評開催中!
東京・神田明神では、令和七年神田祭コラボを記念してしのとうこ先生による原作小説のイラスト展が大好評開催中。
令和6年11月2日(土)~11月24日(日)に開催された「特別展 神田明神×薬屋のひとりごと」の第2弾。巫女姿の猫猫(マオマオ)と和装の壬氏(ジンシ)が“薬の神様”とコラボしたしのとうこ先生描き下ろしのスぺシャルコラボビジュアルや、原作小説カバー画・口絵の額装高精細デジタルカラー、そして神田明神所蔵の浮世絵や歴史資料を展示。前回とは展示内容を一部刷新し、原作小説『薬屋のひとりごと』のイラストで、これまで高精細デジタルカラーとしての展示がなかったものも数点新たに展示するほか、神田明神所蔵の神田祭に関する絵巻や浮世絵などの貴重資料も同時に展示される。
また、しのとうこ先生のイラストやTVアニメ版描き下ろしイラストを使用した新グッズを販売。特設サイトではコラボグッズの通販も。
【展示詳細】
主催:神田明神
協力:株式会社 ひかりてらす
期間:令和7年3月22日(土)~6月1日(日)
(※)毎週木曜日は休館となります。
展示場所:神田明神資料館
物販場所:文化交流館1階・EDOCCO SHOP IKIIKI
時間:9:00~16:00(最終受付15:45)
拝観料:大人500円・学生300円・中学生以下無料
(※)物販は無料で参加いただけます。
壬氏役・大塚剛央さんも登壇した先日の発表会見のようすはこちら。
また、4月10日(木)に発売される『声優グランプリ』5月号には、和装姿の大塚剛央さんの撮り下ろしグラビア&インタビューを掲載!
アニメ『薬屋のひとりごと』作品概要
【イントロダクション】
毒と薬に異常な執着を持つ薬屋の娘・猫猫と謎多き美形の宦官・壬氏が宮中で巻き起こるさらなる難事件へと挑んでいく。
シリーズ累計3,800万部突破の大人気作品『薬屋のひとりごと』。2023年10月から放送された第1期は、放送直後から大きな話題を呼び猫猫の痛快なヒロイン性はもちろん、本格的なミステリーそして後宮内で紡ぎだされる人間ドラマに多くの共感を集め、まさに老若男女幅広い世代から愛される作品に。
熱狂冷めやらぬまま、2025年に第2期の放送が決定!玉葉妃の妊娠判明により、後宮内に渦巻き始める暗雲。そして壬氏の命が狙われた、前代未聞の未解決事件。謎がさらなる謎を呼び、猫猫と壬氏をさらなる難事件が待ち受ける。
後宮謎解きエンターテインメントが 今、再び開幕する!
【あらすじ】
帝の寵妃・玉葉妃の妊娠判明により、猫猫は翡翠宮の毒見役に復帰。
妃、そして帝の御子を狙った事件が再び起きないよう警戒をしながら、日々を送っていた。
先帝時代からの重臣を父にもつ新たな淑妃・楼蘭妃の入内、壬氏の命が狙われた、前代未聞の未解決事件、そして消えた容疑者・翠苓。
不穏な空気が晴れない中、外国からの隊商、さらには無理難題な要求をする特使も来訪。宮中にはさらなる暗雲が立ち込め始めていた。
猫猫と壬氏を待ち受ける新たな難事件。それらは、やがて国をも巻き込む一大事件へと発展していくー
【放送情報】
TVアニメ『薬屋のひとりごと』第2期 2025年1月10日(金)放送開始
毎週金曜よる11:00より 日本テレビ系にて「FRIDAY ANIME NIGHT(フラアニ)」にて全国同時放送!
放送終了後、各種配信プラットフォームでも順次配信予定!
*放送日時は予告なく変更になる場合がございます。
【スタッフ】
原作:日向夏(ヒーロー文庫/イマジカインフォス刊)キャラクター原案:しのとうこ
総監督・シリーズ構成:長沼範裕 監督:筆坂明規
副監督:中川 航 脚本:柿原優子・千葉美鈴・小川ひとみ
キャラクターデザイン:中谷友紀子 美術監督:髙尾克己(ARED) 色彩設計:相田美里 CGIディレクター:永井 有
撮影監督:鈴木麻予(T2 studio)編集:今井大介 音響監督 はた しょう二(サウンドチームドンファン)
音楽 神前 暁・Kevin Penkin・桶狭間ありさ
オープニングテーマ:幾田りら「百花繚乱」
エンディングテーマ:平井 大「幸せのレシピ」
アニメーション制作 TOHO animation STUDIO×OLM 製作 「薬屋のひとりごと」製作委員会
【キャスト】
猫猫/悠木碧 壬氏/大塚剛央 高順/小西克幸 玉葉妃/種﨑敦美 梨花妃/石川由依 里樹妃/木野日菜
小蘭/久野美咲 子翠/瀬戸麻沙美 ナレーション/島本須美
【WEB】
アニメ公式サイト:kusuriyanohitorigoto.jp
アニメ公式X(旧Twitter):@kusuriya_PR
アニメ公式TikTok :@kusuriya_pr